建築デザインが素敵な都内のおススメランチ15選【東京】

こんにちは、建築好きのやま菜です。
今日は東京都内にある建築デザインが素敵なランチスポットを、12の建築に絞って紹介したいと思います。

年間1000作品以上の建築を訪れ、これまで数々の建築作品をレポートしてきた私が、その中でも特におススメしたいランチスポットを厳選して紹介いたしますので、今後の建築巡りの参考やバーチャル建築ツアーとしてお楽しみいただければと思います

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1.目黒区総合庁舎(中目黒駅)

最初に紹介する目黒区総合庁舎は元々は千代田生命保険の本社ビルとして建てられ、千代田生命の経営破たん後の2003年に目黒市庁舎として改修された建物です。

目黒区庁舎

目黒区役所の見どころは建物と一体に計画された池や和室など様々ですが、中でもおススメなのは庁舎の中心にある食堂です。
こちらの定番のメニューのカツカレーは何と450円という驚きのお値段。区役所の食堂なので平日限定ですが、カツカレーの他にも500円~600円で食べられる定食などのお得なメニューが盛り沢山です。
加えてこちらの食堂からは廊下越しに外部の池やその向こうの和室を望むこともできる建築好きにはたまらないスポット。

目黒区庁舎
目黒区庁舎_ランチ

この建物の設計を行ったのは日本の戦後を代表する建築家である村野藤吾氏で、改修に当たっては大手設計事務所の安井建築設計事務所が改修デザインを行いました。
村野は日生劇場や有楽町の旧読売会館の設計でも知られていますが、目黒区庁舎はそんな村野氏の最高傑作の一つともいわれている建築です。
詳細記事
・目黒区総合庁舎がスゴイ!村野藤吾の傑作建築を徹底レポート【東京中目黒】

設計:村野藤吾(改修:安井建築設計事務所)
所在地:東京都目黒区上目黒2-19-15
最寄駅:中目黒駅徒歩5分
竣工:1966年(改修:2003年)
営業時間:11:00~14:00
定休日:土曜、日曜、祝日

2.FOOD&TIME ISETAN アトレ品川 クイーンズ伊勢丹(品川駅)

FOOD&TIME ISETAN アトレ品川
FOOD&TIME ISETAN アトレ品川 クイーンズ伊勢丹

続いて紹介するFOOD&TIME ISETAN アトレ品川は品川駅の港南口直結のアトレの3階につくられたマーケットとフードコートの複合施設です。
内装デザインは新進気鋭の設計集団であるSUPPOSE DESIGN OFFICE​が、全体のプロデューサーには渋谷ヒカリエのレストランフロアをはじめ数々の商業施設をプロデュースしてきた柴田陽子氏が起用されたことでも話題になった建築です。
フードコードエリアでは約110席の座席に個性的な店舗が軒を連ねていて、品川駅を利用する旅行者やビジネスマンも気軽に利用することができます。

フードコートで特に注目なのでは軽井沢に本店を置く老舗ベーカリー浅野屋の分店であるBOULANGERIE ASANOYA。
浅野屋と言えば1933年創業に創業し、軽井沢では行列が絶えない人気のベーカリーですが、まさか品川で楽しめるとは嬉しい限りです。
看板メニューの浅野屋カレーパンは外はカリッとしていますが、中はモチモチしている独特な味わいで、マイルドな味わいのカレーがクセになります。

詳細記事
・FOOD&TIME ISETANが面白い!話題の商業施設をレポート【東京品川】

設計:SUPPOSE DESIGN OFFICE
プロデュース:柴田陽子
所在地:東京都港区港南2丁目18-1 アトレ品川3階
アクセス:品川駅徒歩約1分
竣工:2016年
営業時間:
 クイーンズ伊勢丹 10:00~22:00 
 フードコート 8:00~22:00(平日)、10:00~22:00(土日祝)
フードコート座席数:110席
公式HP:https://www.atre.co.jp/store/shinagawa/shop/detail/401

3.銀座ライオン 銀座七丁目店

銀座ライオン

続いて紹介する銀座ライオン 銀座七丁目店は、現存する日本最古のビアホールとも呼ばれる老舗の居あホールです。

中に一歩入ると様々な装飾が散りばめられた天井や柱、大迫力のガラスモザイクの大壁画、豊穣と収穫をイメージした照明など、惚れ惚れとしてしまう素敵な空間が広がります。
お酒にピッタリのちょっと濃い目の味付けの料理、活気溢れるホール空間、キビキビとしたスタッフさんの動きと共に、昼間からビールを頂く至高の時間が楽しめる銀座のオススメランチスポットです。

銀座ライオン
銀座ライオン

設計:菅原栄蔵
所在地:東京都中央区銀座7-9-20
アクセス:有楽町駅徒歩約8分、銀座駅徒歩約5分
竣工:1934年
備考:登録有形文化財
公式HP:https://www.ginzalion.jp/shop/brand/lionginza7/

4.KITTE丸の内/JPタワー(東京駅)

KITTE

続いておススメするKITTE(キッテ)丸の内は、東京駅前の東京中央郵便局を保存・修復・建替えをして建てられたJPタワー内に入る商業施設です。
このKITTEは1931年に建てられた東京中央郵便局の一部を保存・修復してつくられた建築で、改装デザインを建築家の隈研吾氏が手掛けています。

KITTE

KITTEでは眼前に東京駅を望むことが出来る上階の他、地下には全国の名店を集めたラーメン激戦区 東京・丸の内が入っていることに注目です。
中でも千葉県松戸の超有名店である中華蕎麦 とみ田のつけ麺を、待ち時間も比較的少なく味わうことができる超穴場スポットとなっています。

KITTE
中華蕎麦 とみ田のつけ麺
KITTE
ラーメン激戦区 東京・丸の内

詳細記事
・JPタワーに潜入!近代建築の名残からKITTEまで魅力の建築をレポート【東京丸の内】

設計:三菱地所設計
KITTE内装:隈研吾建築都市設計事務所
原設計:吉田鉄朗
所在地:東京都千代田区丸の内2-7-2
最寄駅:東京駅徒歩1分
竣工:2012年(1931年)
KITTE公式HP:https://marunouchi.jp-kitte.jp/

5.Cafe1894(東京駅)

Cafe1894

Cafe1984は、もともとは1894年に建てられ老朽化等の理由から1968年に解体された三菱一号館美術館を、2009年に復元・再築してつくられたカフェ・レストランです。
店内に一歩足を踏み入れると、思わず息を呑んでしまうような迫力の2層吹き抜けの大空間が目の前に広がります。
明治期には銀行として使われていた建物は、荘厳にしてどこか懐かしい温もりも感じる建築となっていて、銀行建築時代そのままに復元された手前の待合スペースと、その向こう側には復元された窓口からは、見たことがないはずの当時の風景が浮かんでくる気さえします。

Cafe1894
Cafe1894

メニューは三菱一号館美術館とのタイアップで企画される限定メニューもあるので、訪れる際にはHPは要チェック。
また、人気ランチメニューのハンバーグステーキ マデラソース(2000円)はちょっとお値段はしますが、高級ホテルの味にも引けを取らない絶品の味。
ふっくらしてジューシーなハンバーグと濃厚で深みのあるソースが絡み合う一品は、今まで食べたハンバーグの中でも一番おいしかったです。
まさに映画の中の世界に迷い込んだような、至高の空間体験ができる丸の内でイチオシのランチスポットです。
詳細記事
・Cafe1894がスゴい!明治の銀行建築を復元したカフェをレポート【東京丸の内】

設計:ジョサイア・コンドル(原設計)、三菱地所設計(復元)
所在地:東京都千代田区丸の内2-6-2
アクセス:東京駅徒歩約5分
竣工:1894年竣工、1968年解体(2009年復元)
営業時間:11:00~22:00(変更となる場合あり)
定休日:元旦、不定休
席数:94席
公式HP:https://mimt.jp/cafe1894/

6.TOKYO TORCH Terrace(東京駅)

常盤橋タワー

東京駅八重洲口の北側の常盤橋エリアの再開発によって生まれたTOKYO TORCH Terraceは、クラフトビール、フレンチ串揚げ、焼き鳥、フレンチなど様々な店舗が軒を連ねる新ランチスポットです。
TOKYO TORCHは2027年度完成の高さ約390mのタワーを含む大規模再開発プロジェクトで、この一大プロジェクトの第1弾として先行オープンした飲食店街TOKYO TORCH Terraceは様々な種類の全国の名店が軒を連ね、食・働・癒の新たな結節点となることが目指されていています。

常盤橋タワー

例えばこちらの野乃鳥 丹波赤どり専門 とりのや 本店は兵庫県丹波篠山にある老舗養鶏農家が育てた丹波赤どりを使っ鶏料理の専門店。
おススメのランチコースの丹波赤どり そぼろ重(1980円)は素材の旨味や食感をしっかり感じる絶品のそぼろご飯で、今まで食べたそぼろご飯の中でナンバーワンの美味しさでした。

常盤橋タワー

私が訪れた時は年末の休日ということで少し閑散としていましたが、錦鯉のアート遊具をはじめとするパブリックアートが点在していたり、全国の名産品が体験できるTOKYO TORCH Marketが定期的に開催されていたりと様々な仕掛けやイベントも満載で、2020年代の東京を象徴するスポットに育っていくことが期待される注目建築でもあります。
詳細記事
・TOKYO TORCHに注目!建築好きがその魅力をレポート【東京大手町】

設計:三菱地所設計
所在地:東京都千代田区大手町2-6-4
アクセス:東京駅徒歩約3分
竣工:2021年
営業時間:
 レストラン 
  平日・土曜 11:00~23:00
  日曜・祝日 11:00~22:00
カフェ
  平日・土曜 7:00~20:00
  日曜・祝日 9:00~18:00
公式HP:https://tokyotorch.mec.co.jp/

7.ひぐらしベーカリー/ひぐらしガーデン(日暮里駅)

ひぐらしガーデン

ひぐらしガーデンは日暮里駅からほどなく歩いたところにあるベーカリーと本屋さんが一体となった複合施設です。
住宅街の中に現れる大きな「イエガタ」の屋根を持つ建物は、新しさと懐かしさの両方を感じるちょっと不思議な建築。
パン屋さん、本屋さん、工房という3つの機能がこの大きな屋根によって1つにまとめ上げられていていて、大きな屋根に守られつつ街との繋がりも意識した建物になっている素敵な建物です。

ひぐらしベーカリー_ランチ

「縁側」のようにデザインされた店内席や、外に向かって少しだけ高さが上がるようにデザインされた庇など街と連続するための様々な仕掛けも必見です。
休日に訪れて、建築と焼きたてのパンを堪能する贅沢な時間が過ごせるおススメ建築です。
詳細記事
・ひぐらしガーデンがスゴい!建築も素敵なベーカリーを徹底レポート【東京日暮里】
ちなみに建築デザインが素敵なベーカリーについては以下の記事でも紹介しているので、是非合わせてチェックしてみて下さいね。
関連記事
・建築のデザインが素敵な都内のベーカリー7選【東京】

設計:SUPPOSE DESIGN OFFICE
所在地:東京都荒川区西日暮里2-6-7
アクセス:日暮里駅徒歩約7分
竣工:2016年
営業時間:
 ベーカリー:8:00~18:00
 本屋:10:00~18:00
定休日:月曜日
公式HP:http://higurashi-garden.co.jp/

8.くら寿司 浅草ROX店(浅草駅)

くら寿司 浅草ROX店

くら寿司の浅草ROX店は2020年にオープンしたくら寿司のグローバル旗艦店。
内装をはじめロゴから食器、従業員のユニホームに至る様々なデザインを佐藤可士和氏が手掛けていて、観光(Sightseeing)と食事(Eating)を組み合わせた造語「サイトイーティング(SightEating)」をコンセプトに、日本の祝祭空間を表現した注目の回転寿司店となっています。

くら寿司 浅草ROX店

内装デザインは歌川広重の浮世絵「東都名所高輪廿六夜 待遊興之図」にあるような、様々な人々が賑やかに行き交い交流する文化や風景をイメージしたものになっていて、グローバル化の中で多様な人々が交わるイメージに加えて、様々なネタが巡り巡る回転寿司のイメージにもピッタリ合っています。
また、木組みの大屋根が空間に統一感とシンボル性をもたらしていて、回転寿司らしい一つ屋根の下の一体感が存分に味わえるのもポイントです。

くら寿司 浅草ROX店

詳細記事
・くら寿司浅草ROX店がスゴい!佐藤可士和氏監修の注目建築をレポート【東京浅草】

内装デザイン:佐藤可士和/SAMURAI
所在地:東京都台東区浅草1-25-15 浅草ROX店4F
アクセス:つくばエクスプレス浅草駅より徒歩約1分
竣工:2020年
営業時間:11:00~23:00
座席:272席
公式HP:https://www.kurasushi.co.jp/shopsearch/shopdetails/?id=530
備考:第54回日本サインデザイン賞 銅賞
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