代々木上原「社食堂」設計事務所が手掛けた話題の食堂をレポート

今日は代々木上原にあるSUPPOSE DESIGN OFFICE東京オフィス兼食堂 社食堂を訪れてきましたので、その模様をレポートしたいと思います。
話題の建築を数々手掛ける設計事務所の手掛ける一風変わった食堂。いったいどんな建築なのか、早速紹介していきたいと思います。

【自己紹介】
・建築好きのやま菜と申します。
・今までに約5000件の建築を巡った建築トリッパー
・本職は建築の設計事務所で働く建築人

【この記事で分かること】
・社食堂を実際に訪れたレポートを写真と文字で解説
・社食堂の基本情報やアクセス方法、訪れる際のポイント
・社食堂の建築的な見どころや注目ポイント

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1.話題の設計事務所のオフィスと一体となった食堂に注目

代々木上原駅を降りて井の頭通りを西に6分ほど歩いたところにあるのが今回訪れた社食堂です。
社食堂は、このブログでも度々紹介している新進気鋭の建築設計集団であるSUPPOSE DESIGN OFFICEが運営する食堂です。

社食堂外観

社食堂が入る建物は、1990年に建てられた鉄筋コンクリート造のマンションで、この建物の半地下部分がSUPPOSE DESIGN OFFICEの東京事務所兼社食として運営されているというちょっと変わったスポットです。

社食と言っても「社員の食堂」という従来の意味の社食ではなく「社員+社会の食堂=社食堂」をコンセプトにしていて、一般の人も利用することができます。

社食堂

井の頭通りを程なく歩くと見えている褐色の建物が、社食堂の入る建物です。
私が訪れたのは春先だったので、扉は開け放たれていて思った以上にウェルカムな雰囲気でした。

社食堂
社食堂

さらに近づくと、「社食堂」の看板とメニューの書かれたボードが置いてあって、確かに一般の人も利用できる飲食店であることが分かります。
設計事務所の中にある食堂ということで、ちょっと緊張していたので、意外と普通のカフェのような装いにちょっと安心。

入り口からは右手の壁一面に本棚が見えて、奥にはオフィスのようなところでパソコンに向かっている人がチラホラ見えます。

2.早速中へ!SUPPOSE DESIGN OFFICEらしさの光る内部を満喫

社食堂

内部に入るとそこは、半地下の空間になっていて、これだけでちょっと違う世界に入り込んだような特別感を感じます。
入口を入ったところは壁一面に本棚があり、その奥は食器や社食堂で出されるメニューをパッケージ化した商品などが並ぶ物販コーナーになっています。
オブジェのような小物をはじめ、シックでスタイリッシュな内装はさすが有名設計事務所の本拠地といった雰囲気を感じます。

本棚の選書もかなりよくて、本好きの私としてはブックスペースだけで小一時間滞在できそうです。
上の写真にはチラっとしか映っていませんが、本棚はよく見ると通常では考えられないほど薄い板厚でデザインされていて、最初に感じたスタイリッシュなイメージはこうした細かい工夫やデザインが積み重ねられてつくられていることが垣間見れます。

社食堂

明るい内装にシックな色のテーブルを合わせたり、格子状の天井によって空間を分節しつつフレキシブルな照明を設置するのはSUPPOSE DESIGN OFFICEの定番のデザイン。

FOOD&TIME ISETAN アトレ品川
FOOD&TIME ISETAN アトレ品川(2016年)
猿田彦珈琲 The Bridge 原宿駅店
猿田彦珈琲 The Bridge 原宿駅店(2020年)

以前このブログで紹介した建築では、品川のFOOD&TIME ISETAN原宿駅の猿田彦珈琲でも共通のデザインが見れました。
関連記事
・FOOD&TIME ISETANが面白い!話題の商業施設をレポート【東京品川】
・原宿駅の猿田彦珈琲がスゴい!話題の建築家がデザインしたカフェをレポート【東京原宿】

天井のフレームは、今回は改修物件ということもあり、天井裏の設備を緩やかにカバーする役目も担っていますが、天井高をコントロールする上でも重要なポイントになっています。
天井を高くして開放感を得るか、天井を低くして落ち着く空間とするかは建築家を悩ませる大きな問題なのですが、この黒いフレームによってその両方の効果を上手く達成しているのは見事です。

社食堂

店内の半分のスペースは実際にSUPPOSE DESIGN OFFICEの東京オフィスとして使われているのも驚きです。
一応2つのスペースは仕切れるように設計しているそうですが、「クリエイターには閉じきったオフィス以外のところでもたらされる刺激や環境も重要なアイディアの元になる」という信念からこのようなオフィスにしているそうです。
一見すると、集中して仕事ができるのかな?と心配に思いますが、竣工から4年たった今でも仕切りを加えていないことから、うまくいっているのでしょう。

社食堂

座席は窓際に面したテーブル席から壁際のソファー席まで様々な席数が用意されています。
私は窓際のテーブル席を使ったのですが、外から柔らかな光が差し込みつつ、半地下になっていることで街の喧騒からは一歩距離を置いた落ち着いた感じもあって、とても素敵な食事空間となっていました。

3.健康をデザイン!独自にデザインしたメニューで体も思考も健康にする

早速席についてランチを頂きます。

社食堂

ランチのメニューは主菜をお肉と魚から選べる日替わり定食、山椒がきいたサポーズカレー、ふわふわ卵の親子丼、薬味たっぷりの海鮮丼から選べます。

社食堂の看板メニュー

今回頂いたのは社食堂の看板メニューであるサポーズカレー(1100円)。
山椒がちょうどいいアクセントになっているキーマカレーは、何度通っても食べたくなるクセになる美味しさでした。
2つに割られた卵の盛り付けも美しくて、この半熟卵とキーマカレーとの相性は抜群でした。

社食堂

ちなみにサポーズカレーのお皿はSUPPOSE DESIGN OFFICEを主宰する吉田愛氏がデザイン監修を務めて完成させたこだわりの一品。

マットな質感の円形のお皿は、人工物らしい美しいフォルムの中に微妙なゆらぎを感じるデザインとなっていて、盛り付けられたカレーがまさに一つの風景のようにも見えます。

社食堂

サポーズカレーは「どこでも社食堂」というレトルト商品にもなっていて、おウチやオフィスでもその味が楽しめるように展開しているのも面白いところ。
ホームページではドリアなどのアレンジレシピも紹介されていて、まさに従来の設計事務所の枠に問わられない幅広いデザインが展開されていることには本当に驚きます。

こだわりの空間と食事でお腹もいっぱいとなり、大満足で社食堂を満喫できました。
皆さんも気になった方は是非訪れてみて、その味と空間を体験してみてくださいね。

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社食堂
設計:SUPPOSE DESIGN OFFICE
所在地:東京都渋谷区大山町18-23 B1F
アクセス:代々木上原駅徒歩約6分
竣工:2017年(改修)
営業時間:11:00~21:00
定休日:日曜、祝日不定休
公式HP:https://suppose.shop/


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