天王洲アイル「T.Y.HARBOR」倉庫を改修した素敵なレストランでランチ

当サイトは、アフィリエイト・アドセンス広告を利用しています

今日は東京天王洲アイルにあるT.Y.HARBORを訪れてきましたので、その模様をレポートしたいと思います。

【自己紹介】
・建築好きのやま菜と申します。
・今までに約5000件の建築を巡った建築トリッパー
・今日も素敵建築を求めて東奔西走

【この記事で分かること】
・T.Y.HARBORを実際に訪れたレポートを写真と文字で解説
・T.Y.HARBORの基本情報やアクセス方法、訪れる際のポイント
・T.Y.HARBORの建築的な見どころや注目ポイント

スポンサーリンク

1.元倉庫街に生まれた人気のレストラン T.Y.HARBOR

先日このブログで天王洲アイルでの建築巡りについて書きましたが、その中でも特にイチオシのスポットが、今回レポートするT.Y.HARBORです。

天王洲アイルは、品川の東口に位置する人工の島です。
京浜運河と天王洲運河に囲まれる立地から江戸時代より水運の拠点として利用されていました。
その後大正時代から昭和初期にかけて埋め立てが行われ倉庫街として利用されてきましたが、物流事情の変化から徐々に街は閑散としていきました。
そんな天王洲アイルが変わるきっかけとなったのが、戦後間もなくから天王洲アイルを拠点に倉庫事業を行っていた寺田倉庫。

もともと寺田倉庫は、絵画やワインなど保管条件が厳しい品々の保管事業を行っていましたが、1990年代後に運河を活用した水上ラウンジや、倉庫を改修したアートスペースなどの商業・文化事業を大きく推進していき、現在のアートの街としての天王洲アイルができあがりました。
ちなみに天王洲アイルには、日本初となる建築模型専門ミュージアムがあったりと建築ファンには馴染みが深い街でもあります。

ちなみに天王洲アイルでの建築巡りについてはこちらの記事にまとめていますので、興味のある方は是非併せてご覧ください。
関連記事
・天王洲アイルで建築巡り!おススメの名建築8選を紹介

実はT.Y.HARBORは、1997年に当時築40年以上経過した倉庫を改修してT.Y.HARBOR BREWERYという名のブルワリーをオープンしています。
その後2005年に大規模な改修を行い、現在のT.Y.HARBORの原型ができ、さらに2015年に2度目の大改修を経て現在のレストランが完成しました。

2.古さと新しさが融合した素敵な空間でランチ

ボンドストリートと呼ばれる通りを北上し、「天王洲ふれあい橋」の足元がT.Y.HARBORの入口です。
今回は事前に予約をしていったのでスムーズに入場できました。

私が訪れたのは週末の開店間もない時間でしたが、テラス席には既にお客さんが沢山いて、予約を指定ない人は別の列で待っている状態でした。
特に混雑する週末は、予約必須です。

期待に胸を膨らませつつ、早速入店。
店舗は倉庫と倉庫の間のスペースにつくられたこちらのスペースが店舗のエントランスになっています。

ダーク系のシックな色使いの内装は、現代的な印象です。
奥の壁がミラーになっていて、後の運河からの光を反射して明るく開放感があります。

カウンターで受付を済ませたあとは、右手にある倉庫を改修したレストランエリアに案内されます。
レストランエリアは倉庫の高い天井高を活かしたホールのようなレストランとなっていて、想像以上に開放的な空間です。

先程のエントランスがクールで現代的な空間だったのに対して、レストランエリアは歴史の積み重ねを感じつつとっても優しい印象です。

席は私が座った1階席の他、コンサートホールのバルコニー席のような2階席もあります。

水辺側には大きな開口が開けられていて、自然光がたっぷり入り込むのも気持ちがいいです。
なんでこんなに気持ちがいいのだろうと店内を見渡してみると、水辺の大開口の他にも天井のトップライトや壁面の丸窓からも光が降り注いでいます。
また、壁面も天井も白に統一されているので、降り注いだ光が程よく反射して、内部を優しい光で包んでいます。

これらの自然光が降り注ぐ開口部は、夜には役目が逆転して、内部の光で外のテラス席や運河を照らすのだと想像するとワクワクします。

内装は倉庫らしさを感じる荒々しい仕上げと、シャープなフレームや架構材のコントラストも鮮やかで、もともとの建築を活かしたデザインがとっても素敵でした。

3.絶品料理とクラフトビールで至福のひと時を

席についたら早速注文。
こちらは5種類の麦芽を使った琥珀色のビール アンバーエール。

最初に頼んだのは、ソーセージの盛合せとポテトチップス。
想像よりもピリリと辛めのマスタードソースを絡めて食べるグリルソーセージはビールとの相性がバツグンです。

料理は、前菜からメインまで様々なメニューを取り揃えていて、何を注文しようか迷ってしまうほど。

こちらはモッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、リコッタ、グラナパダーノの4種のチーズピザ。
ハチミツをたっぷりかけて頂きます。

最後に頼んだのは、バーベキューリブのハーフサイズ。
ハーフサイズなのでそんなに大きくないと思ったら、想像以上に豪快な肉の塊で焦りましたが、味は絶品でした。

素敵な空間と料理をたっぷりと堪能して、この日の建築巡りは大満足で終了。
とっても魅力的な建築なので、皆さんも機会があれば是非訪れてみて下さいね。

【スマホでさらにいい写真が撮りたい人必見

スマホで街や建築を撮る時は、外付けのレンズがおススメです。
おススメはクリップ式タイプで、スマホのカメラレンズに合わせて挟むだけで、簡単に超広角撮影ができます。

色んな種類がありますが、イチオシはこちらのレンズ。
コンパクトで持ち運びしやすくて、クリップ式なので必要な時にサッと取り付けて、反射や映り込みを防止する加工も施されていて、コスパもいいイチオシ製品です。
Amazonから詳細をみる

+αでリモコンシャッターがあればさらに快適です。
こちらのドロップスタイルのシャッターはスタイリッシュで機能的。

カラビナもついてくるので、バッグやベルトに掛けられます。
約10mの距離からも動作するイチオシアイテムです。
Amazonから詳細をみる

T.Y.HARBOR
設計:KROW
所在地:東京都品川区東品川2-1-3
アクセス:天王洲アイル駅より徒歩約6分
竣工:2015年(改修)
公式HP:https://www.tysons.jp/tyharbor/

【読むだけで建築について詳しくなれるイチオシの漫画】

実際に一級建築士の資格を持つ人気R18漫画家が描く、唯一無二の建築漫画が話題になっています。
話ごとに建築のデザインはもちろん、法規や構造、施工や不動産に渡って幅広く扱っていて、建築好きなら毎回ワクワクしながら読めて、建築の知識も吸収できる超おススメ漫画です
Amazonで詳細が読めます

また、当ブログでも漫画のレポートと、漫画と舞台となった亀戸の建築巡りについて紹介していますので、是非併せてご覧ください。
関連記事
・建築本「一級建築士矩子の設計思考」がスゴい!話題の本格建築漫画をレポート

Amazonで詳細が読めます

2024年4月18日には「一級建築士矩子の設計思考」第3巻が発売になりました。


建築学ランキング
にほんブログ村 美術ブログ 建築・建築物へにほんブログ村

↑建築系のブログランキング。よければクリックして応援してもらえると嬉しいです。
建築やデザイン好きな人は、他にも面白いブログや参考になるブログがいっぱいあるので是非見てみてください^^

■他にもこんな記事がおススメです
・銀座「アートアクアリウム美術館 GINZA」で非日常の世界を堪能
・大阪&梅田駅周辺で建築巡り!おススメの名建築15選を紹介
・スペースを有効活用して部屋をオシャレに魅せるインテリアアイディア6選

タイトルとURLをコピーしました