建築デザインが素敵な都内のおススメランチスポット30選

当サイトは、アフィリエイト・アドセンス広告を利用しています

スポンサーリンク

16.ひぐらしベーカリー/ひぐらしガーデン(日暮里駅)

ひぐらしガーデン

ひぐらしガーデンは日暮里駅からほどなく歩いたところにあるベーカリーと本屋さんが一体となった複合施設です。
住宅街の中に現れる大きな「イエガタ」の屋根を持つ建物は、新しさと懐かしさの両方を感じるちょっと不思議な建築。
パン屋さん、本屋さん、工房という3つの機能がこの大きな屋根によって1つにまとめ上げられていていて、大きな屋根に守られつつ街との繋がりも意識した建物になっている素敵な建物です。

ひぐらしベーカリー_ランチ

「縁側」のようにデザインされた店内席や、外に向かって少しだけ高さが上がるようにデザインされた庇など街と連続するための様々な仕掛けも必見です。
休日に訪れて、建築と焼きたてのパンを堪能する贅沢な時間が過ごせるおススメ建築です。
詳細記事
・ひぐらしガーデンがスゴい!建築も素敵なベーカリーを徹底レポート【東京日暮里】
ちなみに建築デザインが素敵なベーカリーについては以下の記事でも紹介しているので、是非合わせてチェックしてみて下さいね。
関連記事
・建築のデザインが素敵な都内のベーカリー8選【東京】

設計:SUPPOSE DESIGN OFFICE
所在地:東京都荒川区西日暮里2-6-7
アクセス:日暮里駅より徒歩約7分
竣工:2016年
営業時間:
 ベーカリー:8:00~18:00
 本屋:10:00~18:00
定休日:月曜日
公式HP:http://higurashi-garden.co.jp/

17.くら寿司 浅草ROX店(浅草駅)

くら寿司 浅草ROX店

くら寿司の浅草ROX店は2020年にオープンしたくら寿司のグローバル旗艦店。
内装をはじめロゴから食器、従業員のユニホームに至る様々なデザインを佐藤可士和氏が手掛けていて、観光(Sightseeing)と食事(Eating)を組み合わせた造語「サイトイーティング(SightEating)」をコンセプトに、日本の祝祭空間を表現した注目の回転寿司店となっています。

くら寿司 浅草ROX店

内装デザインは歌川広重の浮世絵「東都名所高輪廿六夜 待遊興之図」にあるような、様々な人々が賑やかに行き交い交流する文化や風景をイメージしたものになっていて、グローバル化の中で多様な人々が交わるイメージに加えて、様々なネタが巡り巡る回転寿司のイメージにもピッタリ合っています。
また、木組みの大屋根が空間に統一感とシンボル性をもたらしていて、回転寿司らしい一つ屋根の下の一体感が存分に味わえるのもポイントです。

くら寿司 浅草ROX店

詳細記事
・くら寿司浅草ROX店がスゴい!佐藤可士和氏監修の注目建築をレポート【東京浅草】

内装デザイン:佐藤可士和/SAMURAI
所在地:東京都台東区浅草1-25-15 浅草ROX店4F
アクセス:つくばエクスプレス浅草駅より徒歩約1分
竣工:2020年
営業時間:11:00~23:00
座席:272席
公式HP:https://www.kurasushi.co.jp/shopsearch/shopdetails/?id=530
備考:第54回日本サインデザイン賞 銅賞
ICONIC AWARDS2021インテリア部門Best of Best受賞

18.カメイドクロック(亀戸駅)

カメイドクロック

KAMEIDO CLOCK(カメイドクロック)は、亀戸駅の東口を出てすぐのところに2022年にオープンした商業施設です。
中でも注目なのが、1階に設けられた飲食店街であるカメクロ横丁で、カジュアルイタリアン、ホルモン、海鮮、天ぷらなどの様々なお店が軒を連ねるランチスポットとなっています。
カメクロ横丁の内装は、このブログでも何度か紹介しているいる窪田建築都市研究所がデザイン監修を務めていて、入口から徐々に通路の幅が狭くなって路地状になる配置や、下町の雑踏感を現在的な素材で演出した内装デザインなど見どころ満載のフードコートとなっています。

カメイドクロック
カメクロ横丁

デザイン監修(カメクロ横丁):窪田建築都市研究所
設計:東急設計コンサルタント
所在地:東京都江東区亀戸6-31-6
アクセス:亀戸駅より徒歩約3分
竣工:2022年
公式HP:https://www.kameidoclock.jp/

19.La kagu AKOMEYA食堂

La kagu

la kagū(ラカグ)は神楽坂駅を出てすぐのところに建つ商業施設です。
この建物は、元々は1969年に建てられた新潮社の倉庫でしたが、建築家の隈研吾氏の手によってリノベーションがなされ、街に開いた新たな商業施設として生まれ変わりました。
残念ながらla kagūは2019年に一度閉店してしまいましたが、隈研吾氏のデザインをそのままに食品・雑貨を扱う「AKOMEYA TOKYO」の旗艦店として再オープンがなされました。
広場に面するAKOMEYA食堂は、こだわりのお米とご飯によく合うおかずの組み合わせが素敵な食堂で、世界的な建築家の空間と美味しいご飯が存分に味わえるおススメのスポットです。

La kagu

設計:隈研吾/隈研吾建築都市設計事務所
所在地:東京都新宿区矢来町67
アクセス:神楽坂駅より徒歩約2分
竣工:2014年(改修)
備考:2015年度グッドデザイン賞
公式HP:https://www.akomeya.jp/store_info/store/sinlakagu/

20.村上春樹ライブラリー 橙子猫-Orange Cat-(早稲田駅)

村上春樹ライブラリー

続いて紹介する村上春樹ライブラリー(早稲田大学国際文学館)は、早稲田大学の敷地内に建つ文学館・レストランです。
小説家・翻訳家の村上春樹氏からの資料の寄贈を受けて、元々は4号館だった校舎を大胆に改修し、村上春樹氏の作品の中に度々登場するトンネルをモチーフにしたデザインが特徴です。
地下に入る橙子猫-Orange Cat-は、村上氏が学生時代に経営していたジャズ喫茶にちなんで命名されたカフェレストラン。
学生自身が運営を行い、看板メニューの一つである季節野菜のドライカレーの他、気軽に軽食やドリンクも楽しめる新たなおススメランチスポットです。

村上春樹ライブラリー
村上春樹ライブラリー

詳細記事
・早稲田「早稲田大学国際文学館」村上春樹の魅力が体感できる建築をレポート

設計:隈研吾/隈研吾建築都市設計事務所
所在地:東京都新宿区西早稲田1-6
アクセス:早稲田駅より徒歩約6分
竣工:2021年
公式HP:https://www.waseda.jp/culture/wihl/

21.座・高円寺/カフェ アンリ・ファーブル(高円寺駅)

座・高円寺

座・高円寺は、高円寺駅の北側エリアに建つホール、けいこ場、作業場、資料室、カフェ等の複合文化施設です。
日本を代表する建築家の伊東豊雄氏が設計を手掛けた建物は、片側鋼板コンクリートと呼ばれる特殊な外壁を使ったテント小屋のようなデザインが特徴。
軽やかに立ち上がる外壁と屋根には250個以上もある丸窓があけられていて、薄暗い内部空間を幻想的な光で照らします。

2階にあるカフェ アンリ・ファーブルは、特徴的な屋根と開口による空間が存分に体験できるおススメスポットとなっていて、サンドウィッチなどの軽食からパスタやカレーなどのランチメニューまで様々なメニューが味わえます。

座・高円寺
カフェ アンリ・ファーブル

設計:伊東豊雄建築設計事務所
所在地:東京都杉並区高円寺北2-1-2
アクセス:高円寺駅より徒歩約5分
竣工:2005年
営業時間:11:30~19:00
備考:第52回BCS賞

22.つるとんたん UDON NOODLE Brasserie 渋谷スクランブルスクエア店/渋谷スクランブルスクエア(渋谷駅)

渋谷スクランブルスクエアといえば、日建設計、隈研吾建築都市設計事務所、SANAA事務所がデザインアーキテクトとして建てられた地上47階地下7階、高さ約230mの超高層複合施設ですが、そんなスクランブルスクエアのイチオシのランチといえばつるとんたん UDON NOODLE Brasserie 渋谷スクランブルスクエア店です。

つるとんたん UDON NOODLE Brasserie 渋谷店

スクランブルスクエアは3方を高層ビルに囲われていますが、つるとんたんのある北側は高い建物がないので、渋谷の街が一望できる絶好のロケーションです。

内装は整形の天井のグリッドに対してH鋼型のデジタルバー斜めに交錯しながら乱立していて、渋谷の街や道路、人などの風景を切り取っ映像が映し出されています。
デジタルバーの他にも、渋谷のクリエイティブカルチャーを彷彿とさせるDJ機材やそれらをパッチワークした壁面ディスプレイなど、渋谷カルチャーを存分に味わうことが出来るおススメスポットです。

つるとんたん UDON NOODLE Brasserie 渋谷店
つるとんたん UDON NOODLE Brasserie 渋谷店

詳細記事
・つるとんたん渋谷店が面白い!内装デザインに注目のうどん店をレポート【東京渋谷】

内装設計:DESIGN STUDIO CROW
所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目24-12 渋谷スクランブルスクエア13階
アクセス:渋谷駅直結
竣工:2019年
客席数:101席
営業時間:11:00~20:00

23.渋谷ストリーム(渋谷駅)

渋谷ストリーム

続いて紹介する渋谷ストリームは旧東横線渋谷駅のホームと線路跡地等の再開発によって誕生した複合施設です。
線路跡地を中心にSTREAM LINEと呼ばれる光と風、人の通り道が一体的に整備されていて、鉄道や隣に流れる渋谷川、ペデストリアンデッキと一体となった新たな空間が生み出されています。
STREAM LINE沿いに立ち並ぶ飲食店も魅力的ですが、3階の奥にある渋南テーブルという飲食エリアが穴場のランチスポットとしておススメです。

渋谷ストリーム

写真の鉄板料理専門店のTEPPAN KITCHENはお好み焼きから串焼き料理、ハンバーグなど様々な絶品料理をリーズナブルな価格て味わえるイチオシ店舗です。
明るいオークの木材、しめ縄、キッチンの板金と様々な素材がスタイリッシュに組み合わさったおしゃれな店舗は、おひとりさま利用から、デート、大人数の利用まで様々なシチュエーションで利用できます。

渋谷ストリーム

設計:東急設計コンサルタント+小嶋一浩+赤松佳珠子/シーラカンスアンドアソシエイツ
オフィスロビーデザイン:SUPPOSE DESIGN OFFICE
環境演出:東急エージェンシー+TAKT PROJECT Inc.+WOW Inc.+evala
所在地:東京都渋谷区渋谷3-21-3
アクセス:渋谷駅より徒歩約3分
竣工:2018年
備考:2019年度グッドデザイン賞受賞
公式HP:https://shibuyastream.jp/

24.黄金の塩らぁ麺 ドゥエイタリアン 渋谷(渋谷駅)

黄金の塩らぁ麺 ドゥエイタリアン

建築×ラーメンと言えば、渋谷フクラスに入る黄金の塩らぁ麺 ドゥエイタリアン 渋谷も見逃せない名店です。
イタリアンシェフによる「丼一杯のフルコース」をコンセプトにしたラーメンは、特製の濃厚クリームチーズを麺に絡めて食べる新感覚のラーメン店です。

デザインを手掛けたのは自社食堂「社食堂」をはじめ数々の飲食店を手掛けるSUPPOSE DESIGN OFFICEで、SUPPOSE DESIGN OFFICEのプロジェクトの中でも特にミニマムな大きさの店内には、こだわりが満載です。
厨房と一体となったような洗練られた店内では、ラーメンという食材をライブ感覚で堪能することができます。

黄金の塩らぁ麺 ドゥエイタリアン

詳細記事
・渋谷「黄金の塩らぁ麺 ドゥエイタリアン 渋谷」でラーメン×建築を堪能

設計:SUPPOSE DESIGN OFFICE
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス6階
アクセス:渋谷駅より徒歩約3分
竣工:2019年
営業時間:11:00~23:00
座席数:17席
公式HP:https://www.dueitalian.jp/

25.社食堂(代々木上原駅)

社食堂

代々木上原駅からほどなくの場所にある社食堂は1990年に建てられた鉄筋コンクリート造のマンションを改修したSUPPOSE DESIGN OFFICEの東京事務所兼社食です。
社食と言っても「社員の食堂」という従来の意味の社食ではなく「社員+社会の食堂=社食堂」をコンセプトにしていて、一般の人も利用できるのが特色です。
店内の半分のスペースは実際にSUPPOSE DESIGN OFFICEの東京オフィスとして使われているのですが、「クリエイターには閉じきったオフィス以外のところでもたらされる刺激や環境も重要なアイディアの元になる」という信念からこのようなオフィスにしているそうです。

社食堂の看板メニュー

看板メニューであるサポーズカレーは、何度通っても食べたくなるクセになる美味しさ。
お皿もSUPPOSE DESIGN OFFICEを主宰する吉田愛氏がデザイン監修を務めて完成させたこだわりの一品で、SUPPOSE DESIGN OFFICEを堪能するにはもってこいのおすすめスポットです。
詳細記事
・社食堂がスゴい!設計事務所が手掛けた話題の食堂をレポート【東京代々木上原】

設計:SUPPOSE DESIGN OFFICE
所在地:東京都渋谷区大山町18-23 B1F
アクセス:代々木上原駅より徒歩約6分
竣工:2017年(改修)
営業時間:11:00~21:00
定休日:日曜、祝日

26.ヤキトリてっちゃん talking GORILLA/シモキタエキウエ(下北沢駅)

ヤキトリてっちゃん talking GORILLAは下北沢駅直結の商業施設シモキタエキウエの一角にできた飲食店です。
カラフルなアルファベットの文字が散りばめられた空間は、まるで昔からあったような雰囲気を醸し出していて様々なインスピレーションを喚起させてくれます。
隈研吾氏というと和の建築家のイメージも強いですが、実は廃材や古材を活かしたデザインも数多く手掛けている建築家でもあります。

ヤキトリてっちゃん-talking-GORILLA

名物料理のランチメニューポヨチキンランチ(600円)はローズマリーと鶏肉の香ばしい匂いに食欲が刺激される絶品メニュー。
ポムチキンはハーブで味付けした鶏を回転させながら焼いた料理。焼く際に余分な脂が落ちるので見た目以上にヘルシーな料理となっているのですが、味付けはかなりしっかりしているのでご飯がどんどん進みます。
ボリュームも結構あって、600円という価格も魅力的なので、下北沢駅を訪れたさには是非味わってもらいたい一品です。

ヤキトリてっちゃん talking GORILLAランチ
ポヨチキンランチ

詳細記事
・ヤキトリてっちゃんがスゴい!隈研吾氏デザインの下北駅上店舗をレポート【東京下北沢】

設計:隈研吾建築都市設計事務所
所在地:東京都世田谷区北沢2-24-2 シモキタエキウエ 2F
アクセス:下北沢駅より徒歩約1分
竣工:2019年

27.世田谷文学館/喫茶どんぐり(芦花公園駅)

世田谷文学館

京王線芦花公園駅から程なく歩いたところにある世田谷文学館は、1995年に東京23区では初めての地域総合文学館としてオープンした文学館です。
世田谷文学館のデザインを手掛けた建築家の杉村憲司氏は世界的建築家であるノーマン・フォスター氏に師事した後に独立して建築家となり、その後は弁理士に転身し、現在は国際的な弁理士としても活躍するという異色な経歴を持つ人物です。
ガラスや金属といった現代的な素材を組み合わせながら周辺の環境と融合するような建物は、ノーマン・フォスター氏の建築のエッセンスが世田谷の地で開花したような見事な建築となっています。

そんな世田谷文学館に入る喫茶どんぐりも、都心の建物とは思えない緑と光に挟まれたレストランです。
ランチメニューは、パスタとピラフの2種類があって、中庭の自然を感じながらゆったりとした午後のひと時を過ごせるおススメのランチスポットとなっています。

世田谷文学館の喫茶どんぐり

設計:杉村憲司
所在地:東京都世田谷区南烏山1-10-10
アクセス:芦花公園駅より徒歩約6分
竣工:1995年
開館時間:10:00~18:00
休館日:月曜、年末年始
入館料(コレクション展):
 一般:200円
 大学生・高校生:150円
 中学生・小学生:100円
 65歳以上・障がい者:100円
※喫茶どんぐりは入館料不要
公式HP:https://www.setabun.or.jp/

28.シュングルマン/旧レストラン・パスティーナ(祖師ヶ谷大蔵駅)

シュングルマン

世田谷通り沿いに建つビストロ シュングルマン(旧レストラン・パスティーナ)は、軽やかに浮かぶ屋根が印象的な建築です。
元々は日本を代表する建築家の伊東豊雄氏がデザインしたパスティーナというレストランでしたが、現在は店舗が入れ替わってシュングルマンというビストロとなっています。
船のマストのように宙に伸びる柱から吊られた屋根や、デッキのような空中のテラスと通路は、まさに東京の街を漂う船のようです。

シュングルマンは知る人ぞ知る名店として密かにファンを抱えるレストランですが、お昼には店名をもじったシュングル麺というラーメンがいただけます。
透き通った豚と鶏のダブルスープに、腰の効いた硬めの麺、肉厚チャーシューが絡み合う絶品のラーメンが味わえる新たなグルメ建築スポットとなっています。

シュングルマン

建築設計:伊東豊雄/伊東豊雄建築設計事務所
所在地:東京都世田谷区砧1-9-10
アクセス:祖師ヶ谷大蔵駅より徒歩約20分、千歳船橋駅より徒歩約25分
竣工:1989年
営業時間:
 ランチ 11:30~14:00
 ディナー 17:30~23:00
定休日:水曜
公式HP:https://shungourmand.com/

29.ベルポート大森(大森駅)

大森ベルポート

大森ベルポートは、かつて大森駅の東口にあったいすゞ自動車の本社・工場跡地の再開発プロジェクトです。
1991年と1996年の2期に分かれて建設された建物は、いすゞ本社の他は賃貸オフィスとして貸し出されていて、中央のアトリウムを公開空地とすることで高度利用がなされています。
何といっても注目なのは、日本最大級ともいわれる高さ約45m、4000㎡を超える超巨大アトリウム。
現在でもイベントやロケなどで度々使用されているので見たことがあるという人もいるかもしれませんが、この建物が計画されたバブルの時代の空気をパッキングしたような巨大な空間は圧巻です。

大森ベルポートのアトリウム

中でもおススメなのが、アトリウムの片翼に面した66キッチンで、窓際の席からは大迫力のアトリウム空間を心行くまで堪能できます。
人気メニューである熟成ハヤシソースのふわとろオムライス(920円)は、じっくり煮込まれたハヤシライスにふわふわのオムライスがのっていて安定の美味しさとなっています。

大森ベルポート

詳細記事
・大森ベルポートがスゴい!バブルの雰囲気漂う超豪華建築をレポート【東京大森】

設計:山下設計
所在地:東京都品川区南大井6-26
アクセス:大森駅より徒歩約5分
竣工:1991年、1996年
備考:1997年SDA賞
1991年日事連優秀賞建築作品表彰日事連会長賞

30.UPPER DECK TOKYO/羽田空港第2旅客ターミナル(羽田空港第2ターミナル駅)

羽田空港国内線 第2旅客ターミナルUPPER DECK TOKYO

最後に紹介するUPPER DECK TOKYOは羽田空港第2ターミナルの中につくられた飲食ゾーンで、2009年の羽田空港の大規模増築に際して建築家中村拓志氏によってデザインされたフードコートです。
第2のラウンジともいえるUPPER DECK TOKYOのフードコート空間には、中村拓志氏がセレクトした約250種類もの椅子が配置されていて、各店舗でテイクアウトした食べ物を各々が好きな席で食べられるように計画されています。

羽田空港国内線 第2旅客ターミナルUPPER DECK TOKYO

「無味乾燥に大量に並べられた椅子ではなく、それぞれ異なった個性ある椅子を配置することでそこに自分が座ったという記憶と愛着を残す」という中村氏のコンセプトから生まれた空間は建築好き・デザイン好きであれば是非一度訪れてほしい空間。
また、UPPER DECK TOKYOではすぐ前の吹抜けからは空港を行きかう人々がライブで見え、まさに人間交差点といった感じでワクワクできるのもおススメのポイントです。

羽田空港国内線 第2旅客ターミナルUPPER DECK TOKYO

詳細記事
・羽田空港は建築がスゴい!話題の建築家による魅惑の空間をレポート【東京羽田】

設計:松田平田設計・NTTファシリティーズ・シーザーペリ共同企業体
デザイン監修:中村拓志/NAP建築設計事務所(2009年増築時)、隈研吾/(2020年増築時)
所在地:東京都大田区羽田空港3-4-2
アクセス:羽田空港第2ターミナル駅より徒歩約3分
竣工:2004年、2009年(増築)、2020年(増築)

おまけ:旧山田守邸/蔦珈琲店(表参道駅)

最後に現在は閉店してしまった建築を紹介します。

蔦珈琲店

南青山の青山学院大学の西側の敷地に建つ蔦珈琲店建築家の山田守の自邸の一部を改修してつくられた珈琲店です。
この建物は日本武道館や京都タワーの設計者としても知られる建築家の山田守の旧自邸で、1980年代に元々ピロティだったスペースを改修し、北側の庭に大きく開いた珈琲店として生まれ変わりました。
緑あふれる中庭に向けたガラスの大開口からの眺めはまさに絶景。都心の一等地とは思えない、豊かでゆったりとした時間を味わえます。
ランチメニューは、チーズにコショウのアクセントが効いたクロックムッシュセットや、大きな具材と濃厚なルーが特徴のカレーセットなどが人気な他、プリンやケーキも楽しめるおススメの昼食スポットとなっています。

蔦珈琲店のランチ
蔦珈琲店の珈琲

設計:山田守(旧自邸)
所在地:東京都港区南青山5-11-20
アクセス:表参道駅より徒歩約5分
竣工:1959年
蔦珈琲店オープン年:1988年
備考:2023年に残念ながら閉店となっていしまいました
公式HP:http://tsutacoffee.html.xdomain.jp/index.html

※記載している営業時間や金額は記事執筆時点のものです。変更となっている場合もありますので、訪れる際は公式HP等をご確認ください。


建築学ランキング
にほんブログ村 美術ブログ 建築・建築物へにほんブログ村

↑建築系のブログランキング。よければクリックして応援してもらえると嬉しいです。
建築やデザイン好きな人は、他にも面白いブログや参考になるブログがいっぱいあるので是非見てみてください^^

■他にもこんな記事がおススメです
・東京ジャーミイを見学!建築が美し過ぎるモスクを徹底レポート
・デザインが素敵な日用品10選!日常を彩るおススメのアイテムを紹介
・建築巡りで参考にしたいおススメ本12選!関東編【建築マップ】

タイトルとURLをコピーしました