池袋で建築巡り!建築好きがおススメする名建築30選

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21.Esola池袋

メトロポリタンプラザビルの目の前に建つEsola池袋は有楽町線池袋駅直結の地上10階地下3階建ての商業施設です。
雑多な看板が入り乱れる池袋西口において、あえて白と黒を基調としたシンプルなデザインとすることで周囲の建物と差別化された新たなシンボル性を獲得しているのが面白い建物です。

設計:プランテック総合計画事務所
所在地:東京都豊島区西池袋1-12-1
アクセス:池袋駅より徒歩約1分
竣工:2009年
備考:2010年度鉄道建築協会賞受賞
公式HP:https://www.esola-ikebukuro.com/

カフェから雑貨、ファッションからカルチャーまで様々なショップが入るEsola池袋ですが、中でも注目なのは4階にはいる梟書です。

本好きの間では有名な「かもめブックス」代表の柳下恭平氏と、ドトールコーヒーの取締役菅野眞博氏がコラボして生まれたカフェは、本好きの人の間では有名なスポット。

梟茶書房

中でも注目は梟書茶房をつくった2人のマイスターがおススメする本とコーヒーをセットにした「本と珈琲のセット」。
ブックマスター柳下恭平氏と珈琲マイスター菅野眞博氏が期間ごとに異なるテーマに沿って珈琲のブレンドと本のチョイスをしていて、このカフェの名物メニューとなっています。
詳細記事
・池袋「梟書茶房」本と珈琲のプロによる素敵空間をレポート

設計:D&Nレストランサービス
所在地:東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola池袋 4F
アクセス:池袋駅直結
HP:http://www.doutor.co.jp/fukuro/

22.メトロポリタンプラザビル

池袋駅の南西にメトロポリタンプラザビルは駅のエントランスも兼ねた複合施設。
ジグザグと雁行しながら立体的に積み重なる建物は人工の滝のようにも見え、建築単体だけでなく都市を巻き込むことを意識した建築であることが伝わってきます。
贅沢な素材や空間の使い方にはバブル期に計画された建物ならではの勢いを感じ、注意を向けながら見てみると面白い建物となっています。

設計:アール・ビー都市建築設計+安井建築設計事務所+建築設備設計研究所
所在地:東京都豊島区西池袋1-11-1
アクセス:池袋駅より徒歩約1分
竣工:1992年

23.東京芸術劇場

東京芸術劇場は池袋西口公園にバブル絶頂期に建てられた大小4つのホールを内包する劇場です。
特に注目なのは巨大なアトリウムとエスカレータで、圧巻の吹抜けをエスカレータで斜めに上る体験は、これから向う非日常の劇場体験への期待を否応なく高めてくれます。
また、このアトリウムが広場や地下空間と一体となって、建築と都市とがシームレスに繋がっているのも注目ポイントです。

芸術劇場は広場のマーケットイベントにいったり、コンサートを聴いたり、盆踊りを踊ったり、旅行のバスの発着地だったりと個人的にも思い出深い場所。
池袋を訪れた際にはついつい立ち寄ってしまうお気に入りの建築です。

設計:芦原義信/芦原義信建築設計研究所
改修設計:松田平田設計+香山壽夫建築研究所
所在地:東京都豊島区西池袋1-8-1
アクセス:池袋駅より徒歩約1分
竣工:1986年、2012年(改修)
備考:2012年 照明普及賞
   2013年 北米照明学会グッドデザイン賞
公式HP:https://www.geigeki.jp/

東京芸術劇場と一体に広がる池袋西口公園は2019年11月に大幅なリニューアル工事が行われ、新たな劇場型公園として生まれ変わりました。

西池袋公園改修

豊島区は「国際アート・カルチャー都市実現戦略」を掲げ、南池袋公園やハレザ池袋など話題の公園を数々具現化してきましたが、この西口公園もその一環を担った駅前広場として注目されています。
「ローバルリング」と名付けられた円形状のパーゴラが広場空間と街とを緩やかに区切る「結界」のような役割をしていて、新たな広場を印象付けています。

このリングは支柱に8chのサウンドシステムを搭載していて、リングに1万球以上のLEDライトを設けることでこれまで以上にイベントやコンサートにも対応できるようにデザインされていることにも感心させられました。

西池袋公園改修

詳細記事
・リニューアルした池袋西口公園を見学!その見どころを徹底レポート【東京池袋】

設計:三菱地所設計+ランドスケープ・プラス共同企業体
照明:トミタライティングデザインオフィス
所在地:東京都豊島区西池袋1-8-5
アクセス:池袋駅より徒歩約1分
竣工:2019年

24.東京都豊島合同庁舎

芸術劇場の目の前に建つ豊島区合同庁舎は褐色の外壁と大胆な造形が特徴の建物です。
実はこの建物、地上部分とほぼ同じくらいの6層、約30m近い部分がコンピュータルームとして地下に埋められていることはあまり知られていません。
一見するとやや地味な建物ですが、建物の設計に当たっては西口広場の前の庁舎としてのシンボル性と、都市景観にマッチするスケール感の両立が周到にデザインされています。
よく見ると建物のボリュームもさり気なく分節されていて、見る方向によっていろいろな造形が楽しめるのも面白いですね。

設計:大江匡/プランテック総合計画事務所
所在地:東京都豊島区西池袋1-17-1
アクセス:池袋駅より徒歩約3分
竣工:1996年

豊島区合同庁舎分室

ちなみにすぐ近くに建つ分室も大江匡氏の設計。こちらの建物にもアールのついた外装が共通のイメージとして使われているのには注目です。
こちらは前面も狭く、建物のボリュームも小さいので、本体の合同庁舎と比べて明るく透明感のある素材でまとめられています。

25.hotel Siro池袋

hotel Siro池袋は、池袋の西口のホテル街の一角に建つ都市型ホテルです。
地上10階建て全41室の客室を持つホテルは、外部テラスを持つ各層が垂直に連なり、都市の一部を巻き込みながら積層しているのが特徴。
狭小敷地の中で通路をあえて外部に設けることで、共用通路に屋内の通路以上の開放感と街とのつながりを持たせているのは、なるほどと思わせてくれます。
都心のホテルにに必要なのは広さや寛ぎ感だけでなく、時にはこうした雑多で東京らしい都市イメージを間近で感じられるスタイリッシュな空間も必要なのだ実感できる建築です。

設計:原田真宏+原田麻魚/MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO
所在地:東京都豊島区池袋2-12-12
アクセス:池袋駅より徒歩約5分
竣工:2015年
公式HP:https://hotel-siro.jp/

26.池袋二又派出所

池袋二又派出所は池袋駅西口を出て立教大学に向かう途中のY字路に建つ交番です。
枝分かれする道路に合わせた2つの大きなボリュームが特徴の交番は、バブルの頃に建てられただけあって小さいながらなかなか豪華なデザインです。
この交番を見ると、どうしても近代建築の大巨匠ル・コルビュジェのロンシャンの教会を思い出してしまいます。ロンシャン風のデザインがしっかり交差点の道路と呼応するように援用されているように見えるのも面白いです。

設計:林賢次郎/林賢次郎・建築設計事務所
所在地:東京都豊島区西池袋5-1-11
アクセス:池袋駅より徒歩約5分
竣工:1992年

27.ニシイケバレイ

ニシイケバレイ

ニシイケバレイは、西池袋の住宅街の中に建つ店舗、イベントスペース、集合住宅等の複合施設です。
こちらのニシイケバレイでは戦後間もなくに建てられた平屋の住宅を改修したChanomaをはじめ、隣接するアパートを飲食店やコワーキングスペースに改修したり、ピロティや路地状の共用部で街の要素を建物に引き込んだコンクリート造のTELASなどが段階的につくられているのが大きな特徴。
古き要素と新しい要素、自然と人工物、建築の内部と外部といった相反する要素がデザインされることでお互いを引き立てているのが印象的な建物です。

ニシイケバレイ
ニシイケバレイ

設計:須藤剛建築設計事務所
所在地:東京都豊島区西池袋5-12
アクセス:池袋駅より徒歩約8分
竣工:2020年〜2025年
備考:2025年度グッドデザイン賞金賞

28.立教大学

立教大学は、元々は東京築地の外国人居留地に聖書と英学を教える私塾として始まった学校ですが、ここ池袋キャンパスは建築好きにはたまらない近代~現代建築の宝庫です。
立教大学が現在の池袋の地に移転してきたのは大正時代の1918年。キャンパスの設計に当たってはアメリカニューヨークの建築家マーフィ&ダナ建築事務所が基本計画を手掛け、現在のキャンパスの原型が出来上がりました。

1号館(本館)

残念ながらJ・V・W・バーガミーによる立教学院公邸11号館・12号館(1927年)など一部で解体されてしまった建物もありますが、現在のキャンパスには通称モリス館と呼ばれる本館をはじめ当時の建物も数多く残されています。

ライフスナイダー館

各年代の貴重な建築が一同に集まる様はまさに圧巻。
植物に覆われた建築群も迫力満載で、建築の息遣いが聞こえてくるような生命力を感じます。

立教大学チャペル
チャペル

こちらの第一食堂は、ダイナミックな架構の屋根による大空間が壮観の食堂です。

立教大学第一食堂
第一食堂

第一食堂は2002年に耐震補強も含めた大規模な増改築が行われていて、改修設計は坂倉建築研究所が手掛けている注目建築です。

メザーライブラリー記念館
旧図書館

こちらの旧図書館は1918年のマーフィ&ダナ建築事務所のものと、1960年の丹下健三氏のものの2つがあってちょっと混乱するのですが、半世紀の時を超えて増築された丹下建築も立教仕様のデザインとなっているのが面白いところ。

立教小学校チャペル

また、大学施設だけでなく立教小学校チャペルをはじめ関連施設も見逃せません。
例えば大学キャンパスから一本道を隔てたところにある立教小学校のチャペルは、建築家アントニンレーモンドが手掛けたものだったりします。

立教大学太刀川記念館
太刀川記念館

平成に入ってからは1995年に建てられた太刀川記念館や1999年に建てられた8号館、道路を挟んた向かいに建つ立教池袋中学・高等学校大学など一連の建築が建ち並びます。

立教池袋中学・高等学校大学

また、近年では2005年に建てられた11号館や2012年に建てられた18号館(ロイドホール)など新たな建築が建てられ、グッドデザイン賞なども受賞しています。

立教大学11号館
11号館

旧来の建物の素材や色遣いを引き継ぎ、調和するようにデザインされた建物には、1つ1つにその時代ならではの技術と挑戦、つくり手の知性を感じます。

設計:
 本館・礼拝堂・第一食堂・2号館・3号館・旧図書館:マーフィ&ダナ建築事務所
 ライフスナイダー館、4号館:ジェイ・ヒル・モーガン
 メーザーライブラリー記念館(旧図書館):丹下健三/丹下健三・都市・建築設計研究所
 立教小学校チャペル:アントニン・レーモンド
 立教池袋中学・高等学校大学:山下設計+マナ建築設計室
 8号館:佐藤総合計画
 太刀川記念館、11号館、12号館、14号館、ロイドホール(18号館):日建設計
 チャペル会館:日本設計
所在地:東京都豊島区西池袋3-34
アクセス:池袋駅より徒歩約12分
竣工:
 1918年(1号館/本館・礼拝堂・第一食堂・2号館・3号館・旧図書館)
 1924年(大衆文化研究センター/旧江戸川乱歩邸)
 1927年(ライフスナイダー館)
 1937年(4号館)
 1960年(メーザーライブラリー記念館/旧図書館)
 1966年(立教小学校チャペル)
 1995年(太刀川記念館)
 1999年(8号館、立教池袋中学・高等学校大学)
 2001年(12号館)
 2005年(11号館)
 2009年(14号館)
 2012年(18号館/ロイドホール)
 2013年(チャペル会館)
備考:
 東京都選定歴史的建造物(1号館/本館・礼拝堂・第一食堂・2号館・3号館・旧図書館)
 区指定有形文化財(大衆文化研究センター/旧江戸川乱歩邸)
 2006年度グッドデザイン賞(11号館)
 2013年度グッドデザイン賞(18号館/ロイドホール)
 2002年の第一食堂の増改築の設計は坂倉建築研究所
公式HP:https://www.rikkyo.ac.jp/

29.自由学園 明日館

自由学園明日館は、今から100年前の1921年に近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトと弟子の遠藤新の手により建てられた校舎です。
旧帝国ホテルの建設の為に来日していたライトは自由学園の創立者である羽仁夫妻の教育理念に共鳴しこの建築をデザインするに至りました。

周囲の環境を丁寧に読み解き、幾何学形態を多用しながらデザインされた建築は、自然に寄り添いながらも人間の持つ知性への信頼と期待をハッキリと感じ取ることができます。

ちなみに1989年(平成元年)には大規模な補修工事がなされ、一般の見学者にも広く開放されています。
見学の際は特に喫茶付きの800円のプランがおススメです。
ライトとその意志を継ぐ沢山の人たちの手によって残る至高の建築を、是非人生のうち一度は体験してほしいです。

設計:フランク・ロイド・ライト+遠藤新(講堂は遠藤新)
所在地:東京都豊島区西池袋2-31-3
アクセス:池袋駅より徒歩約12分
竣工:1921年、1927年(講堂)
開館時間:
 通常10:00~16:00
 休日見学日10:00~17:00(指定日)
休館日:月曜日、年末年始
見学料:見学のみ500円、喫茶付き見学800円
備考:国指定重要文化財
   DOCOMOMO Japan選定
公式HP:https://jiyu.jp/

30.婦人之友社

最後に訪れたのは自由学園 明日館のすぐ目の前に建つ婦人之友社です。
この建物を手掛けた遠藤楽氏はライトと共に自由学園 明日館を設計した遠藤新氏の息子であり、アメリカのタリアセンで晩年のライトに師事した経験を持つ建築家です。
遠藤楽氏はライトのエッセンスを日本のこの地に建つ建築に落とし込むことを意識して設計したそうですが、外観からだけでもその影響ははっきりと見てとれます。

例えば各層ごとにせり出した白い外壁は庇のような役割を果たしつつ、よく見ると上の階ほど外側に張り出しています。そうした外観はライトの落水荘を彷彿とさせますし、実はこの建物ができる少し前に完成したグッゲンハイム美術館の影響も感じられるのが面白いところ。

落水荘やグッゲンハイム美術館はどちらも全く違うロケーションの建築ですが、遠藤新は池袋のオフィスビルに巧みにエッセンスを上手く援用しているのは見事です。
今尚残る見事な造形は、是非明日館と合わせて見て見学して、その建築の妙を楽しんでほしいです。

設計:遠藤楽
所在地:東京都豊島区西池袋2-20-16
アクセス:池袋駅より徒歩約12分
竣工:1963年

おまけ:BOOK AND BED TOKYO池袋本店(閉店)

池袋駅西口の雑居ビルをエレベータで登ったところにあるBOOK AND BED TOKYO「泊まれる本屋」をコンセプトにした変わった宿泊施設です。
本棚とベッドが一体となった空間には約1700冊の本が並んでいて、本に囲まれた空間で思う存分本の世界を堪能しながら寝落ちができます。
棚に並べられた本もちょっと変わった面白い本が多いのが特長で、文学・エッセイ・写真集・漫画など様々なジャンルが揃っています。

宿泊の他にも昼間のDAY利用も可能なので、短時間から気軽に訪れることが出来るのもポイントです。
詳細記事
・泊まれる本屋!BOOK AND BED TOKYO池袋を建築好きが徹底レポート【東京池袋】

設計:SUPPOSE DESIGN OFFICE
所在地:東京都豊島区西池袋1-17-7 ルミエールビル7・8階
アクセス:池袋駅より徒歩約2分
竣工:2015年
公式HP:https://bookandbedtokyo.com/ja/
備考:残念ながら2021年に閉館してしまいました

【おススメ推薦散策本紹介】

「東京都北区赤羽」の著者が、友人知人から聞いた「怪談」スポットに実際に訪れて、そこで「酒」を飲んじゃうという、前代未聞の街巡り漫画です。

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