神保町で建築巡り!おススメの名建築15選を紹介【東京神保町】

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9.南洋堂書店(土岐新建築総合計画事務所)

南洋堂書店

南洋堂書店は東京に住んだことのある建築関係者にはお馴染みの建築書籍専門の古書店です。
神保町の古書店街は各店舗がそれぞれの専門を持つことで、総合してみると街全体でひとつの巨大古書店になっているのが面白いところです。
正方形のパターンが積み重なる外観は、神保町の古書店の中でも一際異彩を放っていて、知性と重厚さを感じます。
2007年の改修では新たな開口部と共にアール状の吹抜けが追加され、従来の建物のもつ硬さに対比するような柔らかな空間が挿入されています。

南洋堂書店

設計:土岐新建築総合計画事務所(改修:菊地宏)
所在地:東京都千代田区神田神保町1-21
アクセス:神保町駅徒歩約3分
竣工:1980年(2007年改修)
営業時間:10:30~18:30
定休日:日曜、祝日
公式HP:https://www.nanyodo.co.jp

10.神保町シアタービル(日建設計)

神保町シアタービル

神保町シアタービルは神保町駅からほどなくの場所に建つ、映画館や吉本興業のお笑い劇場が入る複合施設で、小劇場の雰囲気と現代的な建物が同時に楽しめるおススメのスポットです。
タケノコ状の形から卵の殻が割れてたようなデザインは、何かが生まれる瞬間のような、今にも生命の息吹が漏れだしそうなイメージが浮かびます。
まさに現代の芝居小屋というにふさわしいエネルギッシュな建築です。

また、BIM(Building Information Modeling)という新しい技術をいち早く取り入れ設計された建物としても知られていて、千葉のホキ美術館や新木場の木材会館など次々と注目建築を生み出していった山梨氏の出世作ともいえる建築です。

設計:山梨知彦+羽鳥達也/日建設計
所在地:東京都千代田区神田神保町1-23
最寄り駅:神保町駅徒歩約3分
竣工:2007年
公式HP:https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/

11.ジェイシティ東京(山下設計)

神保町三井ビルディング
神保町三井ビルディング(東面)
神保町三井ビルディング
神保町三井ビルディング(北面)

ジェイシティ東京は神保町駅の南東エリアの再開発事業で地上23階地下3階建の商業・オフィスビルである神保町三井ビルディング、29階建総戸数302戸の東京パークタワー、地上12階地下1階建てオフィスビル神保町101ビル3棟で構成されています。
高度利用地区や市街地住宅総合設計制度を活用しながら明確にゾーニングを分けつつ容積を最大活用していて、神保町エリアではなかなか見られない巨大なボリュームが実現しています。

東京パークタワー

雁行する平面計画や面を分割するデザインを取り入れることで周囲への圧迫感を低減するのはよくある手法ですが、東京パークタワーでは上層部のバルコニーの色のトーンを意図的に落とすことで圧迫感を低減していて、色彩計画と一体となった見事なデザインがとても新鮮でした。

神保町101ビル

設計:山下設計
所在地:東京都千代田区神田神保町1-105他
アクセス:神保町駅徒歩約3分
竣工:2002年(神保町101ビル)、2003年(神保町三井ビルディング、東京パークタワー)
備考:2005年土地活用モデル優秀賞
2003年 SDA賞

12.テラススクエア(日建設計)

テラススクエア

テラススクエアは元々は博報堂旧本館が建てられていた敷地につくられた地上17階地下2階の商業・オフィス等の複合施設です。
建て替えに当たっては明快で効率的なコア計画と最新の設備を導入した最新鋭のビルを目指しつつ、足元には約1000㎡に及ぶ広場を整備してワーカーや周辺の人々の憩いの場がつくられています。

テラススクエア
建て替え後の復元されたファサード

博報堂旧本館は取り壊された後に一部が復元されていて、内部にはコーヒーチェーンのプロントが入っています。元々の建物を残して保存・活用する選択肢もあったと思いますが、取り壊してきれいに建て替えてチェーンのコーヒー店を入れるというのが博報堂が考える建築・都市計画という表明になっているのもある意味で興味深いです。

旧博報堂
建て替え前の博報堂旧本館

設計:日建設計、岡田信一郎(旧本館)
所在地:東京都千代田区神田錦町3-22他
アクセス:神保町駅徒歩約5分
竣工:2015年(テラススクエア)、1930年(旧本館)
公式HP:http://www.terrace-square.jp/

13.旧東銀栗田ビル(鹿島建設)

東銀栗田ビル

旧東銀栗田ビル(一ツ橋SIビル)は​テラススクエアの隣に建つ地​上​1​1​階​地下3階のオフィスビルです。
一見するとシンプルで大人しめな印象の外観ですが、近づいて見てみると石張りに見えた外観は金属パネルとなっていて、石張りとはまた違った重厚さとスタイリッシュさを感じます。
造園家深谷光軌氏による外部空間も必見で、豊かなセミパブリック空間を提供しています。

東銀栗田ビル

設計:鹿島建設
所在地:東​京​都​千​代​田​区​神​田​錦​町​3​-​2​6
アクセス:神保町駅徒歩約4分
竣工:1​9​7​9​年​
備考:1980年BCS賞受賞

14.学士会館(高橋貞太郎+佐野利器)

学士会館

旧東銀栗田ビルの隣に建つ学士会館は関東大震災の復興建築として建てられた地上4階建ての建物です。
元々は旧帝国系大学出身者(学士)の交流の為に建てられた建物ですが、近年ではドラマ半沢直樹の最終回のロケ地として使用されたことでも大きな注目を浴びました。
褐色のスクラッチタイルの味わい深い外装材や、上に行くに従って小さく形を変えていく開口部、内外の細かい装飾などさすがの見応えの名建築となっています。

学士会館

設計:高橋貞太郎+佐野利器
所在地:東京都千代田区神田錦町3-28
アクセス:神保町駅徒歩約3分
竣工:1928年
備考:国指定登録有形文化財
公式HP:https://www.gakushikaikan.co.jp/

15.共立講堂(前田健二郎+内藤多仲)

共立講堂

学士会館の向かいに建つ共立講堂は1938年に建てられた地上4階地下1階建ての講堂です。
約2000席の座席を持つ講堂は当時の日本の最大級の規模で、構造設計は東京タワーの設計者としても知られる内藤多仲が行いました。1956年の火災で内部を全焼したことをきっかけに音響設備の更新や外壁の改修が行われ、現在でも現役で使い続けられています。

共立講堂

以前見学したときと大分雰囲気が変わったと思っていたら、2000年代初頭の改修で内外装を大きく改修していて、外装は竣工当時のデザインにより近づけたそうです。

共立講堂
改修前の共立講堂

設計:前田健二郎+内藤多仲
所在地:東京都千代田区一ツ橋2-2-1
アクセス:神保町駅徒歩約3分
竣工:1938年


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