建築巡りで参考にしたいおススメ本12選!関東編【建築マップ】

おススメ本紹介

はじめまして、建築好きのやま菜です。
今日は東京近郊で建築巡りをする際におススメの建築ガイド本を厳選して紹介したいと思います。

私は現在設計事務所で建築の設計を行っているプロの建築士なのですが、学生時代からとにかく建築を見てまわるのが趣味でした。
今までに約4000の建築を巡っていますが、そんな建築巡りの際に参考としている書籍の中から特におススメしたいガイド本を厳選して選びましたので、皆さんの建築巡りの参考にしてもらえればと思います。
今回は関東編ということで、東京を中心とした関東近郊の建築ガイド本を紹介します。どれも実践的で参考になる本ばかりですので最後までご覧いただけると嬉しいです。

1.建築MAP東京mini


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MAP数122点、オールカラー、すべて1:15000。アクセスを確実とする交通網の拠点を網羅。1980年以降に竣工した現代建築を中心に534作品を写真/データ/解説付で掲載。

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まず初めに紹介する「建築MAP東京」は2003年に出版されてから、建築学生や建築好きの間で大ヒットとなったもはや王道ともいえる建築マップです。
東京都内で建築巡りをするなら一冊は持っておいて損はない本書では、主に1980年代~90年代の東京の現代建築はかなりの割合で網羅されています。
まずはこれ一冊あれば東京都内で見に行く建築に困らないです。


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ちなみにこの本の大ヒットを受けて第2弾となる建築MAP東京 mini〈2〉も発売されていて、「1」に載りきらなかった作品や「1」では紹介されていなかったエリアも多く追加されています。
私も学生の時からボロボロになるまで使っていますが、冒頭にあるエリア別のページ案内や、巻末にあるいろんな種類の索引など実際に建築巡りをするときの使いやすさや工夫は本当に助かります。
通常版とmini版の2つがありますが、携行できるmini版が特におすすめです。

また、東京の他にも「横浜・鎌倉」「京都」といった地域別のシリーズも充実していますので、合わせてチェックすることをおススメします。

収録建築数:★★★★☆
解説文量:★★★★☆
おすすめ度:★★★★★

2.東京を歩こう! 建築グルメマップ (1) 東京編


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東京の町並みを散歩気分で楽しめるビジュアルマップ。最寄駅からの最適ルートを見つけられる裏道マップなど建物と町並みを120%満足できるポケットケンチクグルメマップ。

Amazon+「MARC」データベースより

東京の建築マップと言えば一番最初に紹介した「建築マップ東京」が有名ですが、建築の網羅度でいえばこちらの建築グルメマップはイチオシの一冊です。
持ち運びしやすいコンパクトな一冊の中に解説付きの建築が約900、解説なしのものを合わせると約1800もの建築が網羅されています。
出版年が古いので最新の現代建築が掲載されていないという点はありますが、2000年以前の建築に関してはかなりの比率で網羅されている至高の一冊です。
私もどこかの街に訪れる前は必ず本書でそのエリアで見れる建築がないかをチェックしています。あまり知られていないですが実は建築巡りマニアとっては必携の書です。
ちなみにグルメマップと言っても食事とは関係なくて、建築を味わうという意味でのグルメマップです。(私は購入するまで建築×食のガイド本だと思ってました 笑)


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また、東京だけでなく全国の各地域のマップもシリーズ化していて、あまり情報のない地方都市を歩く際もものすごく参考になります。

収録建築数:★★★★★
解説文量:★★★★☆
おすすめ度:★★★★★

3.構造デザインマップ 東京


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建築を知るには、実際に建物を見に行くことが一番。「東京でおもしろい建物は?その構造は?」をテーマに、構造の視点から建物をピックアップし、解説。東京駅、東京国際フォーラム、TOD’S表参道、渋谷ヒカリエ、東京都庁舎、国立新美術館、東京タワー、国立西洋美術館、東京スカイツリー、東京国際展示場、幕張メッセ、横浜ランドマークタワー、など140件。

Amazon+「BOOK」データベースより

優れたデザインの建築作品の裏には優れた構造デザインが隠れているもの。そんな建築の「構造デザイン」に注目したのがこちらの建築マップです。
建築好きにはメジャーな作品を中心に約140作品が大きなマップと共に収録されていてとても参考になります。
また、分量は少ないですが東京都内だけでなく埼玉や千葉など関東近郊の注目建築も収録されているのもうれしいポイントです。さらに建築だけでなく橋などの土木構造物についても紹介されているので、今まで見なかった視点で構造物を見たり、理解できるようになっています。
ちなみにシリーズ本として「環境デザインマップ日本」なども発売されているので興味のある方は↑のAmazonリンクから見てみてください。

収録建築数:★★★☆☆
解説文量:★★★★☆
おすすめ度:★★★★☆

4.新装版 東京建築ガイドマップ


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東京の近代建築ガイドの決定版!
明治元(1968)年から1970年代末までに建てられた 近現代建築を集めました。
東京の建築ガイドはすでに数多くありますが、 建築通に人気が高いこの時期の建築を 網羅的に扱ったのは本書が初めてです。

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東京の近代建築を巡るのに欠かせないのがこちらの東京建築ガイドマップです。
都内の近代建築を紹介する建築ガイド本は数多くありますが、具体的なマップと共に紹介したのは本書が初めてだと思います。
注目はその網羅度で、エリア別にかなりマニアックな建築まで記載されているので、まさに東京の近代建築のデータベースと言える一冊です。
エリアごとに書かれているコラムもかなり参考になるので、東京の近代建築についてガッツリ知りたい人に特におすすめの一冊です。

収録建築数:★★★★★
解説文量:★★★★☆
おすすめ度:★★★★★

5.近代埼玉の建築探訪


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朝日新聞好評連載「彩影 ふるさとの建築」待望の単行本化!!後世に残したい近代化遺産113件をガイド。

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近代埼玉の建築探訪はもともとは朝日新聞地域面に毎週連載された「彩影 ふるさとの建築」を書籍化したもので、埼玉の建築遺産が100以上にわたって紹介されています。
単なる建築だけでなく、橋や公園といった近代遺産も数多く紹介されているのが特徴で、かなりマニアックなものまで紹介されているので、貴重な埼玉の建築ガイドの決定版としておススメの一冊です。
巻末には埼玉登録有形文化財リストや近代化遺産リストも収録されているのもおススメポイントです。

収録建築数:★★★☆☆
解説文量:★★★★☆
おすすめ度:★★★★☆

6.建築採集記―オリジナルフォト&ガイドマップ (関東甲信越編) 


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建築採集記は関東甲信越の建築をまとめた建築マップです。
その特徴は東京と神奈川を除いた関東甲信越の各地域をマップと写真で紹介していることで、まとまった建築ガイドの書籍のない地域の建築を網羅的に知ることができます。
こちらも出版年がかなり古いので最新の現代建築は掲載されていませんが、各駅を中心にした2000年以前の建築は網羅されているので、こちらの書籍に掲載されている建築を中心に細心の建築をプロットしていけば最高の建築マップの完成です。
解説文がほとんどないのが少し残念ですが、その分大きな写真と共にいろんな地域の建築群がカバーされているので建築小旅行に行く前にものすごく使えるおススメの一冊です。

収録建築数:★★★★☆
解説文量:★★★☆☆
おすすめ度:★★★★☆

7.歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ


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明治~昭和初期にかけて建てられた近代建築をはじめ、
東京には、時代に流されない強さを持った素敵な建築がたくさんあります。
ちょっとした週末のおでかけや、日々の合間にぽっかり空いた時間。
そんな名建築を巡る、おさんぽに出かけてみませんか?

Amazonより

歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽは見応え抜群の近代建築を中心に、往年の名建築を巡っていく建築ガイドです。
素敵な建築を巡りながら、そこで食べられるグルメやちょっとした休憩におススメなスイーツなど、建築×食にフォーカスして紹介しているのが特徴です。
最近ドラマ化された「名建築で昼食を」(テレビ大阪,BSテレビ東京)の原案でもあり、建築に詳しくない人でも楽しめる親しみやすい魅力的な文章も特徴的なので、建築の専門家でない人でも楽しく建築を巡ることができるような構成になっています。

収録建築数:★★★☆☆
解説文量:★★★★★
おすすめ度:★★★★☆

8.建築案内@東京


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「上質な日常」を味わう!
カフェ&レストラン、広場、宿など都市生活・観光に欠かせない“よりどころ”厳選100
「東京の今」を知りたい方に向けて、厳選した100の場所をご案内するガイドブックです。

Amzonより

続いて紹介する建築案内@東京カフェやレストラン、公園を中心にした建築ガイドブックです。
どの建築もコンセプトやデザイン的な特徴がはっきりしているものばかりで、取り上げられている建築のチョイスが素晴らしい一冊です。
通常の建築マップでは建築を学ぶ人や専門家が見るべき建築が中心なことが多いですが、本書では普段使いで訪れたい建築ばかりを取上げてくれています。
カフェやレストランなども多く取り上げられているので、デートや家族と訪れる中で一緒に建築も観れる場所を探すのにピッタリの一冊です。

収録建築数:★★★☆☆
解説文量:★★★★☆
おすすめ度:★★★★★

9.東京建築さんぽマップ 最新版


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世界に誇れる東京の建築遺産を効率よく巡る!
全50ルート、約500の建物を収録。
1ルートあたり、4km・1時間で約10の名建築に出会えるさんぽコースを設定。

Amazonより

東京建築さんぽマップルート別に「建築を巡る」ことをテーマにした建築マップです。
全50のルートでどのように街を巡りながら建築を見ていくのがおススメのなのかが、大きな地図と共に紹介されています。
本書を片手に街を巡ると、まさに建築に詳しいガイドさんに一緒に案内してもらっているように建築を見て回ることができます。
収録されている地域や建築数もこういったルート別のガイド本の中では群を抜いているのもおすすめポイントの一つです。

収録建築数:★★★★☆
解説文量:★★★★★
おすすめ度:★★★★☆

11.東京さんぽ図鑑 町や建物の『新しい見方』を超図解!


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綿密なフィールドワークを得意とする建築士集団「スタジオワーク」が、
実際に歩いて取材した東京の散歩スポット25を紹介。
建築士ならではの詳細なイラストや図解とともに、
新たな視点で街や建物の見方を教えてくれる一冊。

Amazonより

東京さんぽ図鑑は都内の各エリアをマップと手描きのイラストで紹介する街歩きガイドです。
こういった街歩きのガイド本で建築の詳しい解説が載っている本は本当に少ないのですが、本書は建築士集団である専門家の面々が執筆しているので、かなり本格的で為になる解説が特徴の一冊です。
建築の専門家が書いているのですが、軽妙なイラストとともにわかりやすく解説してくれているので、建築初や趣味で建築を巡る人への最良のガイド本になっています。
単体の建築だけでなく、その地域や街も見ながら建築巡りを楽しみたい人に特におすすめの一冊です。

収録建築数:★★★☆☆
解説文量:★★★★☆
おすすめ度:★★★★★

12.ニッポンを解剖する! 東京図鑑 


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進化し続けるニッポンの中心「東京」の魅力をまるごと解剖! !
通常のガイドブックでは、あまり知ることのできない東京名所の詳細や、歴史・文化を、文章だけではなく多彩な写真やイラスト、表などをふんだんに使い、わかりやすく図解して紹介しています。
この一冊で「東京」の見方、楽しみ方が変わる!
読んで面白い、知って旅に出たくなる、新しい形のガイドブックです。

Amazonより

エリア系の建築ガイドでもう一冊イチオシなのが、こちらのニッポンを解剖する! 東京図鑑です。
観光名所としても有名な東京の各エリアを建築にフォーカスして紹介してくれる一冊で、写真や表もふんだんに使いながらまさにその町や建築を解剖しながら解説してくれます。
都電荒川線、個性派ミュージアムMAP、歌舞伎座&歌舞伎など、よくある建築ガイドよりさらに幅広い視点で解説してくれるので本当に参考となります。
建築は歴史やカルチャーとも深く関わりあっていますが、そんな建築の魅力を存分に感じながらガイドしてくれるので、読んでいてとてもおもしろくて勉強になります。

収録建築数:★★★☆☆
解説文量:★★★★☆
おすすめ度:★★★★★

いかがでしたでしょうか。
一口に建築ガイドといっても目的や視点は本当に様々です。
本記事を見て皆さんにぴったりの建築ガイドをみつけて、面白くて充実した建築トリップを楽しんどもらえると嬉しいです。


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