本好きにおススメの東京都内の面白い本屋&スポット8選

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今回は私が訪れた東京都内の本好きにおススメのスポットをジャンル別に8つに分けて紹介したいと思います。

本に関するお店が、単に本が並んでいる書店だけだったのはもう過去の話。最近は本見関わる店舗や建物が物凄く進化していて、本を通じて人との出会いや体験そのものを提供するというスタイルのスポットも増えつつあります。
この記事で皆さんの読書ライフや本との出会いがよりよいものになればうれしいです。

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1.イベント型書店

まず初めにおススメしたいのは「イベント型書店」です。
イベント型書店とは、店員さんやお客さん同士の交流イベントや、読書会、ゲストを呼んでのトークセッションなどを数多く企画している書店のことです。
今回はそんなイベント型書店のなかから特にオススメな2店舗を取り上げます。

□天狼院書店

天狼院書店「READING LIFE」をコンセプトに、本の先にある「体験」までを提供する次世代型書店です。
共々雑司が谷で始まったこの書店は、京都、福岡、池袋駅前と店舗を拡大して現在6拠点に広がっています。
毎週日曜日には、ファナック読書会というテーマに沿ったおススメ本を熱狂的にレコメンドし合う読書会が行われていたり、「ライティングゼミ」「写真部」「旅部」など様々なイベントや集まりを企画していたります。
本当にいろいろな企画をやっていて、どれも気軽に参加することができます。

東京天狼院
所在地:東京都豊島区南池袋3-24-16 2F
アクセス:池袋駅より徒歩約10分、東池袋駅より徒歩約5分、都電荒川線雑司ケ谷駅より徒歩約2分
営業時間:
平日 12:00〜22:00
土日祝 10:00〜22:00
定休日:木曜日
HP:http://tenro-in.com/

□本屋B & B

本屋B & Bは下北沢駅から少し歩いたところにあるBONUS TRACK2階にある書店です。
「B & B」とは「Book」&「Beer」の略で「本を読みながらビールが飲める」というコンセプトの書店となっています。
もともとは下北沢の駅前にありましたが、2020年の春に移転してBONUS TRACKという新感覚商店街に移転しました。

また、週末・平日を問わず、様々なゲストを呼んでのイベントを頻繁に行っているのも特徴で、刊行記念に本の著者や編集者を招いてのトークセッションや、小説家やライターを集めてテーマに沿った座談会を行ったりしています。
注目はそのイベントの数の多さ!イベントがない日のほうが少ないのではないかと思うほどたくさんのイベントを行っていて、本の著者や著名人にも頻繁に会うことができます。
イベントの参加費もかなり安いので、ビール片手にトークセッションを聴きつつ、気になった本を購入すれば、その本に対する愛着も特別なものになります。

設計:ツバメアーキテクツ
所在地:東京都世田谷区代田2-36-15BONUS TRACK 2F
アクセス:下北沢駅、世田谷代田駅より徒歩約5分
竣工:2020年
営業時間:12:00〜23:00
HP:http://bookandbeer.com/

2.BOOK CAFE

続いておススメしたいのはブックカフェです。
都内に物凄い数があるブックカフェですが、どれもそのカフェごとの色があって面白いです。
今回は企業主導型と、小さな店主主導型の2つのブックカフェをピックアップしました。まったりコーヒーや料理を楽しみながら本を読む体験はブックカフェならではですよ。

□本と珈琲 梟書茶房

はじめに紹介する梟書茶房は池袋駅直結のEsola池袋ビルに入るブックカフェです。
本好きの間では有名な「かもめブックス」代表の柳下恭平氏とドトールコーヒーの取締役菅野眞博氏の協働によって生まれ、コンセプトやアクセスの良さから連日行列ができるほどの注目スポットとなりました。(現在は少し落ち着いてきています。)

神楽坂のかもめブックスもおススメです

中でも注目なのは梟書茶房をつくった2人のマイスターがおススメする本とコーヒーのセットメニューである「本と珈琲のセット」です。
ブックマスター柳下恭平氏と珈琲マイスター菅野眞博氏が期間ごとに異なるテーマに沿って珈琲のブレンドと本のチョイスをしています。
訪れた際は注文してみてはいかがでしょうか。

所在地:東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola池袋 4F
アクセス:池袋駅直結
営業時間:10:30~22:00
HP:http://www.doutor.co.jp/fukuro/

□KAKULULU

続いておススメする「KAKULULU」は池袋のサンシャインシティのすぐ裏、中央図書館が入るビルの向かいにある三角形の敷地に建つ建物をリノベーションしたカフェです。
1階がカウンター席、2階がテーブル席、そして地下1階が小さなギャラリーとなっています。
既存の躯体を生かしつつ、カフェとして居心地良く上質な時間を過ごすための細かいこだわりが随所に見られます。

地下のギャラリーは基本的には無料で入れ、比較的若手のアーティストの展示が期間ごとに行われているほか、時たまジャズライブなども行われています。
2階の本棚には店主の蔵書がズラリと並び、店主の趣味が分る本棚ですが、建築や写真集も数多くあるのが特徴です。
人気メニューであるブラジル風シチューの「ムケッカ」は絶品ですので是非とも味わってもらいたい一品です。

設計:アトリエセツナ
所在地:東京都豊島区東池袋4-29-6
アクセス:池袋駅より徒歩約15分、東池袋駅より徒歩約2分
営業時間:
火~水/11:30~17:00
木~土/11:30~23:00
ランチ 11:30~15:00
コーヒータイム 15:00~17:00
ディナータイム 17:00~23:00
※コーヒータイムはドリンク、ケーキのみ
定休日:日・月・祝(日曜祝日はお休みなので注意!)
HP:http://www.kakululu.com/

尚、別サイトでも東京都内のおススメブックカフェについてはレポートしていますので、気になった方は是非併せてご覧ください。
関連記事
・東京都内のおススメのブックカフェ10選

3.森の図書室

森の図書室は渋谷駅からすぐの道玄坂沿いにある「図書室」をコンセプトにしたスポットです。
「公共の図書館は閉まるのが早いし、駅から遠くてなかなか行けない。働いている大人でも、気軽につかえる図書室をつくれないだろうか?」ということをきっかけに企画され、1000万円近い金額をクラウドファンディングによって集めたことでも注目されました。

入口はちょっと入りずらいですが、勇気を出して入ってみると壁面にズラリと並ぶ本棚が圧巻で、落ち着いた照明のもとゆったりと本を読むことができます。
図書室と違うのはアルコールも含めて飲食が可能なことと、おしゃべりもできること。まさに「大人の為の理想の図書室」といった趣です。
食事のメニューも本に関連したものになっていたり、コースターをはじめデザインにも凝っているのも注目ポイントです。

森の図書室
移転後の新店舗

尚、森の図書室はビルの建て替えによって2021年に移転していて、現在は渋谷駅直結のビルにて再オープンしています。
森の図書室についてはこちらのブログにレポートを書いているので、興味のある方は是非併せてご覧ください。
関連記事
・渋谷「森の図書室」隠れ家のような本に囲まれた空間をレポート

旧所在地:東京都渋谷区円山町5-3 萩原ビル3F
※現在は移転して以下の住所に移っています。
新所在地:東京都渋谷区宇田川町23-3 渋谷第一勧銀共同ビル8F
アクセス:渋谷駅より徒歩約1分
営業時間:9:00~22:45
HP:https://morinotosyoshitsu.com/

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土地ごと売却され、再開発さそれうになった近代建築をなんとか残そうと奮闘するルポ漫画

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4.セレクトコーナー

セレクトコーナーは、専門の書店ではなく、店舗の中にその店舗やブランドがセレクトした書籍が並ぶブックコーナーです。
□MUJI BOOKS銀座

例えば2019年に移転&オープンした無印良品 銀座の4階にある「MUJI BOOKS」では「ずっといい言葉」をキーコンセプトに独自のセレクト本や月毎の特集棚が組まれています。
普段読まないジャンルの本もコンパクトなスペースにレイアウトされているので、手にとりやすいのも特徴です。
「MUJI BOOKS別注」という 絶版になってしまった本をカバーデザインをMUJI BOOKS仕様に変えて再販するシリーズも注目です。

所在地:東京都中央区銀座3-3-5
アクセス:銀座駅・銀座一丁目駅より徒歩約3分、有楽町駅より徒歩約5分
営業時間:10:00~21:00
※4/8(水)より営業時間変更
平日:11:00~19:00
土日:12:00~18:00
定休日:なし
HP:https://www.muji.com/jp/mujibooks/

尚、無印良品銀座の目の前にオープンしたUNIQLO TOKYOにも各階にセレクトブックコーナーがありますので、MUJI BOOKS銀座を訪れた際には合わせて覗いてみることをおススメします。
関連記事
・ユニクロトーキョーに潜入!建築好き必見のデザインを徹底レポート【東京銀座】

5.宿泊型書店

最近は宿泊もできて夜通し本も読める「宿泊型の本屋・ブックスペース」が増えてきています。
鉄や小説を一気読みするものよし、ウトウトしながら図録を眺めて寝落ちするもよし、本と共に一夜を過ごすことができます。
□BOOK AND BED TOKYO

「泊まれる本屋」の代表格といえば、池袋をはじめとして都内では新宿・浅草にもあるBOOK AND BED TOKYOです。
本棚とベッドが一体となった空間に数千冊の本が並び、実際に宿泊して夜通し本読みに耽ることができます。
揃っている本もちょっと変わった面白い本が多いのが特長で、文学・エッセイ・写真集・漫画など様々なジャンルが揃っているので、普段出会えない本と出会う絶好の機会にもなります。

宿泊をしなくても日中のDAY利用も可能で、たくさんの本に囲まれたお洒落な空間での読書体験ができます。
はじめは日中利用でもよいので利用してみるのもおススメです。
関連記事
・泊まれる本屋建築!BOOK AND BED TOKYO潜入レポ【東京池袋】

残念ながら池袋本店は2021年に閉店してしましましたが、新宿店など一部の店舗は引き続き営業中です。

BOOK AND BED TOKYO新宿店についてのレポートも、こちらの記事に書いていますので、興味のある方は是非合わせてご覧ください。

詳細記事
・新宿「BOOK AND BED TOKYO新宿店」本に囲まれたホテル&カフェをレポート

BOOK AND BED TOKYO新宿店
設計:軍司沙織/Indigo
所在地:東京都新宿区歌舞伎町1-27-5 歌舞伎町APMビル8F
アクセス:新宿駅から徒歩約8分、西武新宿駅から徒歩約1分
竣工:2018年
営業時間:
 CAFE 12:00~20:00
 DAY TIME 13:00~21:00
公式HP:https://bookandbedtokyo.com/ja/shinjuku/

6.公立図書館

続いておススメなのは王道 公立図書館です。
公立図書館というと古い建物をイメージする人もいるかもしれませんが、最近の図書館は建物のサービスもかなり充実した図書館も多くなっています。
今回は特におススメのスポットを2施設をピックアップしました。
関連記事
・有名建築家が設計した都内の図書館8選。やっぱり本が好き【東京】

□武蔵野プレイス

武蔵野プレイスは武蔵境駅前に建てられた図書館を含めた複合文化施設です。
建物の内部もアールがかかった滑らかな曲線で構成されていて、包み込まれるような空間が縦横に繋がっています。
機能ごとに区切られた部屋が廊下で繋がる旧来の施設と異なり、「ルーム」と呼ばれる各スペースが繋がり交り合うことが意図されています。
こんなおしゃれな建物が図書館なんて驚きですね!

設計:川原田康子+比嘉武彦/kw+hgアーキテクツ
所在地:武蔵野市境南町2-3-18
アクセス:武蔵境駅より徒歩約1分
竣工:2011年
開館時間:9:30~22:00
休館日:水曜日

□北区立図書館
続いて紹介する北区立図書館は北区中央公園内の旧陸軍兵器製造所内の赤レンガ棟を改修・増築して建てられた図書館です。
戦後に返還された後は倉庫として利用されていましたが、現在では北区に管理が移管され中央図書館として活用されるようになりました。

建物は赤レンガの古い部分に対して、ガラスとコンクリートのシンプルな建築が接続される構成となっていて、図書館の読書スペースやカフェ部分など倉庫の高い天井高が効果的に活用されています。
敷地の高低差を見事に建築にとり込み、アプローチやイベントスペースなど環境を生かした様々な空間を生み出しているところも必見です。
関連記事
・赤レンガ倉庫を改修した北区立中央図書館がすごすぎた【東京十条】

設計:佐藤総合計画
所在地:東京都北区十条台1-2-5
アクセス:王子駅より徒歩約15分、東十条駅より徒歩約12分
竣工:1919年(2008年改修)
開館時間:
 平日・土曜日 9:00~20:00
 日曜日・祝日 9:00~17:00
休館日:第1・3・5月曜日
HP:https://www.library.city.kita.tokyo.jp/

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7.蔦屋書店T-SITE

蔦屋書店T-SITE「本、映画、音楽を通してライフスタイルを提案すること」をテーマにつくられたTSUTAYAの次世代店舗です。

中でも代官山T-SITEは「文化の森を創ろう」をキーコンセプトに代官山の敷地の中にいくつかの建物に分けて点在しています。
本だけでなく、音楽フロアや映画フロアなども充実していて、まさに文化のテーマパークといった施設になっています。
まさに一日いても飽きない本屋で、店内を巡っているうちに思ってもいなかった魅力的な本やアイテムに出会うことができます。
建築の外装デザインは銀座や表参道での実作でも注目されたクライン・ダイサム・アーキテクツが行っていて、よく見ると白い外壁が「T」の連続によって大きなTになっていたりしてかわいらしいです。

設計:クライン ダイサム アーキテクツ+アール・アイ・エー
所在地:東京都渋谷区猿楽町16-15
アクセス:代官山駅より徒歩約6分
営業時間:7:00~21:00
竣工:2011年
HP:https://store.tsite.jp/daikanyama/

8.立川まんがぱーく

最後に取り上げる立川まんがぱーく市役所を改修してつくられた建物で、なんと約4万冊の漫画読み放題という夢のような建物です。
公共施設ということもあって利用料金が物凄くリーズナブルなことが特長で、1日いて食事をしても1000円もかかりません。
また、アスレチックのような秘密基地のような読書スペースも大注目の注目スポットとなっています
関連記事
・立川「立川まんがぱーく」市役所を改修した漫画の聖地をレポート

設計:清水建設
所在地:東京都立川市錦町3-2-26 2F
アクセス:JR立川駅より南口徒歩約13分、JR西国立駅より徒歩約7分
竣工:1970年(2012年改修)
営業時間:10:00〜18:00
入館料:大人(15歳以上、高校生以上) 400円
HP:https://mangapark.jp/

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いかがでしたでしょうか。
おうちで読書もいいですが、都内には本にまつわる魅力的なスポットが沢山あります。
次の休日は本を片手に街に出てみると、新しい出会いや発見があるかもしれませんね。

※掲載情報は記事執筆時点のものです。
営業時間や料金塔は変更となっている場合もありますので、訪れる際は公式HP等をご確認ください。


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