神田「ぼたん」歴史ある近代建築で絶品鳥すき焼きを堪能

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今回は神田須田町にある鳥すきやき ぼたんを訪れてきましたので、その模様をレポートしたいと思います。

【自己紹介】
・建築好きのやま菜と申します。
・今までに約5000件の建築を巡った建築トリッパー
・今日も素敵建築を求めて東奔西走

【この記事で分かること】
・鳥すきやき ぼたんを実際に訪れたレポートを写真と文字で解説
・鳥すきやき ぼたんの基本情報やアクセス方法、訪れる際のポイント
・鳥すきやき ぼたんの建築的な見どころや注目ポイント

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1.東京の都心に残された老舗の鳥すきやき屋さんを訪問

今回訪れたのは東京の神田エリアの一角にある鳥すきやきの専門店ぼたんです。
現在の住所でいうと神田須田町1丁目にあたるこのエリアには、戦前から残る古き良き料亭や割烹料理屋が何件も残されていることは、建築ファンの間では有名なエリアでした。

元々は江戸城の武家屋敷があったエリアが明治時代に入り開発され、明治の終わりに万世橋駅が開通したことで、より一層の賑わう場所となりました。
ぼたんの創業は、万世橋駅ができる15年前の1897年(明治30年)とかなりの老舗。

現在の建物は関東大震災後の1930年頃に建てられたもので、太平洋戦争の戦渦を奇跡的に逃れて現在にその姿を伝えています。

須田町1丁目には、この頃に建てられた老舗の料理店が現在も残されていて、あんこう鍋のいせ源や甘味処の竹むらなど、現在も行列のできる人気店として親しまれています。
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マーチエキュート神田万世橋

また、旧万世橋駅は、2013年に大規模な改修が行われて現在は、マーチエキュート神田万世橋として営業しています。
こちらの建築についても、レポートしていますので興味のある方は併せてご覧下さい。
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ぼたんは創業以来、鳥すきやき一本にこだわってきた鳥専門店で、食通で知られる池波正太郎をはじめ多くの作家や文化人も足繁く通ったお店でもあります。

ぼたんのアクセスは地下鉄淡路町駅・小川町駅を出てすぐという立地です。
建物は淡いクリーム色の木造2階建ての建物となっていて、老舗の風格が漂う外観です。

建物の周りにぐるりとまわる塀も、建物の外壁と一体的なデザインとなっているのも素敵です。
このモルタル壁は、ぼたんの建物が建つ少し前の1923年に起きた関東大震災による教訓から採用されたもので、防火性の高い素材として用いられています。

南側にまわると大きな木製の建具が一面に配置されています。
3階部分は一部増築されたものですが、1・2階部分は建築当時の面影を色濃く残しています。

建物の入口は南北2棟に分かれる建屋の中間部分に設けられています。
木製の門柱、風合いを感じる看板や暖簾に期待感が高まります。

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・建築本「一級建築士矩子の設計思考」がスゴい!話題の本格建築漫画をレポート

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2.情緒溢れる空間で創業当初から受け継ぐ絶品の料理を堪能

店内に入るとまず目に飛び込んでくるのが、昔ながらの式台と奥に見える中庭です。

予約の名前を伝えると、仲居さんが部屋まで丁寧に案内してくれます。

案内されたのはこちらのお部屋。
今回はちょうど4人で訪れたので、1つの部屋を貸切状態で楽しめました。

内装は昔ながらの情緒を感じさせつつ、かなりきれいな状態。
丁寧に並べられたお膳が少し可愛らしかったです。
床に敷かれた藤むしろも雰囲気がありますが、これは鳥なべの汁が飛んで畳が汚れることを防止する工夫にもなっています。

料理のメインメニューは基本的には鳥すきやき(9000円)のみ。
注文を確認すると炭の入ったコンロと鉄鍋が運ばれてきます。
ぼたんでは創業以来、現在でもガスを使わずに備長炭と鉄鍋による昔ながらの味にこだわっています。

お通しの鶏そぼろを頂いていると、段々と鍋が温まってきます。
鍋が温まったタイミングで店員さんが具材の詰まったお皿を運んできてくれます。

まずは最初の鍋は店員さんが作ってくれます。
一同がその手先に注目しながら、緊張しないんですか?などとやりとりをします。

今回対応してくれた店員さんは、若い女性の方でしてが、手際の良くテキパキと鍋をつくってくれました。

店員さん曰く、最近は動画で鍋をつくる様子を撮影するお客さんもいて、その時はちょっとだけ緊張感がありますと笑顔で語ってくれました。

しばらくするとグツグツと音を立てつつ、食欲をそそる香りが漂ってきます。

ちょうどよく煮えたところで、卵にさっとくぐられて頂く鳥すきは正に絶品。
お世辞抜きに今まで食べた鳥料理の中で一番おいしかったです。

具材はムネ、モモ、砂肝、レバー、つくねなどたっぷり盛られていて、こんなに食べられるかな?と思うくらいのボリュームでした。(食べ進めていくと、そんな心配はよそにペロりと完食してしまいました。)

最後には残ったスープを使ったおじやも頂き、大満足でした。

食後にはみかんを頂きながら、至福の時間を最後まで堪能しました。
食後の果物は季節によっても変わるそうで、夏はすいかになったりもするそうです。

素敵な空間と料理をたっぷりと堪能して、この日の建築巡りも大満足なものとなりました。
ちょっとお値段ははりますが、掛け値なしの絶品料理と空間を堪能できるので、皆さんも機会があれば是非訪れてみてくださいね。

鳥すきやき ぼたん
所在地:東京都千代田区神田須田町1-15
アクセス:淡路町駅・小川町駅より徒歩約2分、神田駅より徒歩約9分
竣工:昭和初期(1930年頃)
営業時間:11:30~21:00
定休日:日曜、祝日
座席数:100席
備考:東京都選定歴史的建造物
公式HP:https://www.sukiyaki-botan.co.jp/

※記載している営業時間や金額は記事執筆時点のものです。変更となっている場合もありますので、訪れる際は公式HP等をご確認ください。


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