日本を代表する建築家のオススメ作品集10選【建築本】

今日は日本を代表する10人の建築家について、おススメの作品集をまとめましたので、紹介したいと思います。
併せて私が見学したその建築家のおススメ建築も紹介していきまうので、お楽しみください。

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■青木淳

まず初めに紹介する青木淳氏は1956年横浜生まれの建築家。
ルイ・ヴィトンの各店舗から青森県立美術館など話題の建築を数多く手掛ける他、青木事務所からは乾久美子氏や永山祐子氏など数多くの著名建築家も輩出しています。

本書では、≪青森県立美術館≫以降の38作品の美しい写真とテキストから青木淳のこの10年の建築とデザインへの探求をたどります。また初期の重要作品である≪馬見原橋≫(1995)、≪御杖小学校≫(1998)の現在の姿も掲載。青木がめざす「身体化された約束事から人を自由にする空間、『デザイン』からも自由な空間」「体験を通して立ち現れる建築」が写真家・鈴木心の撮り下ろし写真により、いま、その姿を現します。

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代表作:ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店
やま菜
やま菜

個人的にはルイ・ヴィトンはここ数年見た建築の中で一番感動しました。

■安藤忠雄

安藤忠雄氏は1941年大阪生まれの建築家。
大学での建築教育は受けず、元プロボクサー、若い頃の海外放浪などまるで映画のような人生を歩む浪速の建築家。
最近では、私財を使って大阪市中之島の図書館「こども本の森 中之島」を建設するなど、社会的貢献活動も精力的に行っています。

闘う建築家の公式評伝と全346作品録。大判の作品集で読み解く全建築論と全足跡。アクソメなどの図面でみる全作品録。和英併記。

風景、社会制度の中に入り込んでいって、そこに“刺激” をもたらすような新たな関係性をつくろうとすれば、当然のこと、摩擦や衝突が起こる。建築の原点たる住まいの問題、空間の光と影といった美学上の問題、あるいは都市空間、場所の風土の問題。つくる度にさまざまなテーマに直面し、それらに建築で応えるべく、悪戦苦闘してきた。その全てが挑戦だった。(安藤忠雄)

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国際子ども図書館
代表作:国際子ども図書館
やま菜
やま菜

コンクリートを使った建築が有名ですが、国際子ども図書館のように既存の建築を活かして劇的に生まれ変わらせる作品も素敵です。

■伊東豊雄

続いて紹介する伊東豊雄氏は1941年生まれの建築家。
平成の日本の建築界を牽引してきた第一人者とも言える伊東氏は2013年度には建築界のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞も受賞していて、ゼロ年代の建築学生の憧れ的存在でした。
最近では建築の私塾も開いています。

変化し続ける40年を自ら語る-。建築家・伊東豊雄の変遷を、代表作品と時代ごとの
インタビュー、対談などでつづった1冊。大きな転機となった「せんだいメディアテーク」
のコンペ報告も収録、完成時のインタビューでは、「設計をやめたいと思ったことさえあった」
と 語った伊東氏の本音や葛藤を数多く掲載。そのほか、伊東氏と親交が深い50人が語る「伊東豊雄の核心」も。

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代表作:せんだいメディアテーク
やま菜
やま菜

代表作であるせんだいメディアテークは、まさに新しい時代の幕開けを宣言するような作品でした

■隈研吾

今や日本で一番有名な建築家と言ってもいい隈研吾氏は1954年生まれの建築家。
一般的には木材を使った和の建築家のイメージがありますが、実は膨大な建築知識と経験をもとに様々な素材を実験的に使うマルチな建築家でもあります。

“隈建築”はどのようにして進化を遂げたのか、それぞれの面白さをキーワードで分類し、イラスト豊富な図鑑形式で紹介します。

国立競技場や高輪ゲートウェイ駅、角川武蔵野ミュージアムなどを次々とデザインし、時の建築家となった隈研吾氏。若いころから多作で、これまで手掛けてきた建築のジャンルは多岐にわたります。

本書では、そのうち国内で見ておくべき建築50件を抜粋。“隈建築”はどのようにして進化を遂げたのか、それぞれの面白さをキーワードで分類し、イラスト豊富な図鑑形式で紹介します。建物それぞれについては、デザイン面や技術面での専門的な解説を加えました。巻頭、巻末には隈氏本人のロングインタビューも収録。旅先のガイドブックとしても、建築実用本としても楽しめる一冊です。

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代表作:ところざわサクラタウン
やま菜
やま菜

もはや話題の建築といえばすべて隈研吾氏といってもいいくらい、建築界を席巻していますね

■黒川紀章

黒川紀章氏はこれまで紹介した建築家より少し前の1934年生まれの建築家。
晩年は東京都知事選挙や参院選に立候補したことでも世間を騒がせましたが、若い頃より建築運動メタボリズムの旗手として世界的な注目を集めていた建築家でした。

中銀カプセルタワービル
代表作:中銀カプセルタワービル
やま菜
やま菜

メタボリズムの傑作中銀カプセルタワービルはもはや伝説となっています

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■SANAA(妹島和世・西沢立衛)

SANAA妹島和世氏と西沢立衛氏の2人による建築家ユニット。
特に2000年以降に現代的でありながら、日本的な儚さや繊細さを感じさせる建築を数多く生み出し、世界的な評価を確固たるものにした建築家です。

やま菜
やま菜

建築と都市の境目をなくすような建築に世界が驚きと称賛の声を上げている超注目のユニットです

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■谷口吉生

谷口吉生氏は1937年金沢生まれの建築家。
丹下健三氏の事務所で修行し、葛西臨海水族園、東京国立博物館の法隆寺宝物館、ニューヨーク近代美術館新館などモダニズムの極地とも呼ばれる建築を数多く生み出しています。

建築家、谷口吉生の仕事の集大成ともいうべき建築作品集。

1996年刊行の『谷口吉生建築作品集』から20年以上を経て、新たに「GINZA SIX」(2017年)、「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」「The Okura Tokyo」(2019年)などの近作を収録。過去の作品集にも収録の「土門拳記念館」「東京都葛西臨海水族園」「豊田市美術館」、そして「東京国立博物館法隆寺宝物館」「ニューヨーク近代美術館(MoMA)」「鈴木大拙館」「京都国立博物館平成知新館」などの主要作品を含めた計26件を収録。

多数の竣工写真のほか、吉生氏による端的な解説文、前文、詳細建築データとアクソメ図、そして氏の盟友にして同時代を共に歩んだ巨匠・槇文彦氏による書き下ろし寄稿も掲載します。

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代表作:東京国立博物館宝物館
やま菜
やま菜

上野の東京国立博物館では父吉郎氏の東洋館と、子吉生氏の宝物館の親子共演も見られます

■丹下健三

丹下健三氏は1913年生まれの建築家。日本人建築家として初めて世界的に認知・評価された建築家とも言われ、世界のタンゲの異名を持ちます。
広島平和記念資料館、国立代々木競技場、大阪万博お祭り広場といった国家的プロジェクトを数々手掛け、東京大学の丹下研究室からは、磯崎新、黒川紀章、槇文彦、谷口吉生など多数の世界的な建築家が旅立ちました。

20世紀の建築をリードした丹下健三の評伝と全作品を、近代建築史に精通した藤森照信がまとめる。丹下はどのようにして世界のタンゲになったのか、現在の日本の建築界はいかに成立したのか。資料、図面、写真を多数掲載する。

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代表作:東京カテドラル 聖マリア大聖堂
やま菜
やま菜

丹下健三氏の作品は都市スケールの大規模建築も好きですが、個人的に一番感動したのはこちらの東京カテドラル 聖マリア大聖堂です。

■内藤廣

内藤廣氏は1950年横浜生まれの建築家。従来の建築の枠にとどまらず、土木やランドスケープといった活動が特徴の建築家です。
自然や周辺環境、または自分自身の感覚と対話するような建築は、建築関係者からの評価も高く、新作が発表されると大きな話題になります。

2011年春、東大退官。内藤廣が「建築」に帰ってくる。初めて明かす東京大学での内藤式教育法。発注者が見た「海の博物館」の25年。館長との二人三脚が生んだ超省エネ建築。開館までの曲折と、「今」を追う。

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代表作:銀座線渋谷駅
やま菜
やま菜

他の建築家とはちょっと違った領域を果敢に攻め続ける建築家はカッコいいです

■中村拓志

中村拓志氏はここまで紹介してきた建築家の中で一番若い1974年生まれの建築家。
隈研吾氏の事務所で修行後に独立し、大胆で独特の造形やキャッチーなフレーズで一躍注目を集め、日本の建築界を牽引している注目の建築家です。

『JA114』では建築家・中村拓志を特集します。 2002年にNAP建築設計事務所を設立してから現在まで、31作品を収録した初の作品集です。

中村の仕事は、住宅、オフィス、商業施設、礼拝堂、公共施設など、さまざまなスケールと用途にわたっており、それらの構造、素材、ディテールは、それぞれに異なる多彩なアプローチで実現されていることに特徴があります。 地域の風土や産業、敷地の地形や自然をつぶさに読み解き、そこで活動する人びとの振る舞いや気持ちに寄り添い設計した建築は、その豊かな造形力により強いメッセージ性を持ちます。 本書では、17年間にわたる作品を時系列で見通しながら、中村がどのように建築に向き合ってきたのか、またその思考が今後どのように展開されるのかを示します。

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代表作:東急プラザ表参道原宿
やま菜
やま菜

東急プラザ表参道原宿をはじめ、流行に敏感な若者の心を鷲掴みにして時代の先端をいく気鋭の建築家です

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■藤森照信

続いて紹介する藤森照信氏は1946年生まれの建築史家・建築家です。
藤森氏は元々東京大学で建築史を研究する学者でしたが、1990代に地元の神長官守矢史料館や自邸タンポポハウスで建築家としての活動を開始して以来、膨大な建築史の知識と従来の建築家がやらない自然素材を使った独特の設計手法で高く評価されています。

建築史・路上観察・建築設計の3つの活動を続ける藤森照信の建築作品集決定版。衝撃の建築家デビュー作「神長官守矢史料館」から近作「ラ コリーナ近江八幡」を含むほぼ全作品を、解説文、スケッチ、増田彰久の写真で紹介。さらに2006年のヴェネチア・ビエンナーレ日本館出展以降、海外での設計依頼も急増した著者が編み出した「木造モノコック」による設計施工手法も明かされる。南伸坊、故・赤瀬川原平による寄稿文を掲載。

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五庵
代表作:五庵(現存せず)
やま菜
やま菜

期間限定のパビリオンのため現在は見れないですが、オリンピックに合わせて新国立競技場の目と鼻の先に出現した五庵は衝撃的でした

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■坂茂

最後に紹介する坂茂氏は1957年生まれの建築家。アメリカの南カリフォルニア建築大学とクーパー・ユニオンで建築を学び、紙管やコンテナなどを使った建築を提唱することでも知られています。
近年ではそれらの建築を震災や戦災などの避難所や仮設建築にも応用して世界的に注目される建築家でもあります。

木材や紙管を用いた建築で世界の注目を集める坂茂。プリツカー賞受賞後の主要作を加えた増補改訂版。

2017年4月に完成した、パリの音楽ホール「ラ・セーヌ・ミュジカル」をはじめ、プリツカー賞を受賞した2014年以降の主要作品も紹介。また、国内外の被災地での取り組みも追加しました。
ボーダーレスに広がる坂茂の活動を過去から現在まで、すべてを網羅した、木造という注目分野の実務教本であり、海外にチャンスを見出したい人のための「生き方」の指南書でもあります。

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代表作:ニコラス・G・ハイエックセンター
やま菜
やま菜

個性的な建築がひしめき合う銀座の中央通りの中でも、ひと際目立っている大好きな建築です

いかがでしたでしょうか。
その建築家の作品を図面からパース、スケッチまでたっぷりと知ることができる作品集。
どの作品集もとてもおススメで勉強になるので、気になったものがあれば是非手に取ってみて下さいね。


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