御徒町~秋葉原の高架下AKI-OKAがスゴい!新施設も含めてその魅力を徹底レポート【東京御徒町】

東京建築巡り

こんにちは。建築好きのやま菜です。
今日は秋葉原~御徒町の注目スポットである高架下空間「AKI-OKA」を見学してきましたので、建築好きの視点からその魅力やポイントをレポートしたいと思います。
AKI-OKAといえば2010年にオープンした2k540 AKI-OKAが話題となりましたが、実はその後も着々と進化をしてきた隠れ注目スポットでもあるのです。

【こんな人におすすめ!】
・秋葉原や御徒町で訪れるのにぴったりの注目建築を知りたい
・AKI-OKAの最新の見どころや、注目ポイントについて知りたい
・建築に興味があって、具体的に建築のどこに注目して見ると面白いのか知りたい

では早速見ていきましょう!

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1.AKI-OKAとは?

「AKI-OKA」はその名の通り東京の秋葉原~御徒町駅間の高架下を活用した複合施設で、2010年にオープンした。
一番最初にオープンした「2k540 AKI-OKA ARTISAN(ニーケーゴーヨンマル アキオカ アルチザン)」を皮切りに、市場やらーめん横丁、ホテルといった様々な用途の施設が詰め込まれた複合商業施設となりました。

高架下の商業空間としては、近年「mAAch ecute神田万世橋」や「中目黒高架下」、「日比谷OKUROJI」などの新スポットが続々とオープンしていますが、今回紹介する「AKI-OKA」はその先駆けともいえる2010年にオープンした先駆事例でもあります。
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2010年にオープンし、今までネガティブなイメージだった高架下空間のイメージを劇的に変えて大きな話題となったAKI-OKAでしたが、実はその後も日本全国の逸品を集めた「CHABARA AKI-OKA MARCHE」(2013年)や、東京初のクラフトジンを蒸溜するダイニングバー 常陸野ブルーイング東京蒸溜所や高架下ホテルUNDER RAILWAY HOTEL AKIHABARAの入る「SEEKBASE AKI-OKA MANUFACTURE」(2019年)など周辺施設が続々とオープンしています

オープンから10年、進化を続ける「AKI-OKA」は秋葉原~御徒町駅間の高架下に新たな人の流れをつくりだし、今までになかった体験や空間が味わえるスポットとしてますます注目されています。

2.すべてはここから始まった!2k540 AKI-OKA ARTISANに潜入!

まずはAKI-OKAの第一弾として2010年にオープンした2k540 AKI-OKA ARTISANを紹介します。
2k540 AKI-OKA ARTISANは(ニーケーゴーヨンマル アキオカ アルチザン)と読むのですが、これはこの施設が東京駅を起点とした時に2km540m近辺にあることと、秋葉原~御徒町間の高架下を活用した空間であることに由来します。
また、「ARTISAN」はフランス語で職人を意味していて、かつて御徒町周辺が伝統工芸職人の街だった歴史をあたらな形で受け継くごとをコンセプトにしています。

高架下の空間には「ものづくり」をテーマにしたお店を中心に約50もの店舗が建ち並び、古き良き時代の雰囲気と現代の雰囲気が融合した不思議な魅力の空間を創り出しています。

アクセスとしては秋葉原駅からは徒歩約6分、御徒町駅からは徒歩約4分とどの場所にあり、まさに高架下スペースに設けられたスペースなので迷うことなくアクセスできます。
外側から見ると一見見逃してしまいそうな外観ですが、中に入ると雰囲気が一辺、白く巨大な柱と照明印象的な商業空間が現れます。

仮名に入る店舗はどれも箱形の小さな店舗なのですが、職人的でヒューマンスケールな店舗群と、巨大な土木建造物としての高架のコントラストがとても美しい空間です。
初めて来たのに、ちょっと隠れ家的で親しみやすさのある空間は、小さな店構えや間接照明の優しい光によるとことも大きく建築好きとしてはなるほどと膝を打ちました。

約50あるショップはどれも面白い店舗ばかりなのですが、建築・インテリア好きに特におすすめしたいのが木家具のお店「空間工房 卓屋」
各部分のサイズを1cm単位でオーダーメイドすることもできるこだわりの家具が特徴で、見ていると「こんな家具欲しいなぁ」とか「これを部屋に置いたらどんな感じだろう」と楽しい想像が膨らみます。

その他にも東京発の靴下専門店「GLEN CLYDE SOCK CLUB TOKYO」や日本各地の伝統を感じさせる優れたものを選りすぐったセレクトショップ「日本百貨店」、約400本の傘が並び自分だけのカスタマイズができる傘専門店「Tokyo noble」、大阪堺の注染ブランド「にじゆら」などなど個性的なお店が盛りだくさんです。

散策で歩き疲れたらおススメしたいのがハンモックに座りながらくつろげるカフェ「ASAN」です。
ASANはアジアンアニメーションカフェの略で、アニメやゲームとのコラボイベントなども行っているちょっと変わったカフェです。
(高架から吊られているわけではないですが)天井からぶらりと吊られたハンモックが、高架下の雰囲気とよく合って面白いインテリアに見えます。

店舗自体は小規模ですが、どのお店もこだわりがあって見ていて全く飽きません。
閉鎖性もなく、高架の脇を抜けるとすぐ普通の街に出るのも不思議で面白い感覚です。
高架下に集まる小さな店舗は、まるで高架を一つの屋根に見立てて、その大きな屋根の下にみんなが集っているようでとても興味深い空間となっていました。

■2k540 AKI-OKA ARTISAN
所在地:東京都台東区上野5-9
アクセス:秋葉原駅徒歩約6分、御徒町駅徒歩約4分
竣工:2010年
共有通路開放時間:10:00~20:30
定休日:水曜日


↑秋葉原を知るにはこちらの本がかなり面白くておススメです!
「秋葉原 裏の歩き方」(Amazonで見てみる)

3.新施設が続々登場!御徒町らーめん横丁AKI-OKA GOURMET

魅力あふれる2k540 AKI-OKA ARTISANでしたが、AKI-OKAでは2010年に先行オープンした2k540の他にも魅力的な高架下空間が続々とオープンしています。

2k540 AKI-OKA ARTISANを御徒町方面に少し歩いたところにあるのが2014年にオープンした御徒町らーめん横丁AKI-OKA GOURMETです。
行列必死の人気ラーメン店5店舗が集結する御徒町らーめん横丁は、どれも名店ばかり。

蒙古タンメン中本 御徒町店、つけめんTETSU、チラナイサクラ、なんつッ亭 御徒町店、青葉 御徒町店と種類も味もバリエーション豊富。
本来であれば、かなりの行列を並らばなければいけないラーメン店も比較的スムーズに入れる隠れラーメンスポットでもあるのです。
御徒町らーめん横丁店の限定メニューをやっているラーメン屋もあるので、訪れる際は是非チェックしてみることをおススメします。

■御徒町らーめん横丁AKI-OKA GOURMET
所在地:東京都台東区上野5-10-14
アクセス:秋葉原駅徒歩約3分、御徒町駅徒歩約7分
竣工:2014年

4.CHABARA AKI-OKA MARCHEで日本各地の名産品をゲット!

続いて訪れたのは御徒町とは反対側、秋葉原駅から徒歩1分ほどの場所にあるCHABARA AKI-OKA MARCHEです。
CHABARA(ちゃばら)はかつてこの場所にあった神田青果市場(通称:やっちゃ場)秋葉原を組み合わせた造語で、フランス語で「市場」を意味するMARCHEと組み合わせたネーミングの日本全国の優れたおいしいものを販売する商業施設です。

黒い外観が特徴的な建物ですが、中に入ると白一色に統一されたインテリアとむき出しの配管が特徴的な大きな市場空間が現れます。建築やインテリアがシンプルな分、色とりどりの全国の物産品がより際立ち、見ているだけでテンションが上がります。
2k540は職人的な「ものづくり」がコンセプトでしたが、ちゃばらでは食の奥深さや伝統に触れたり、生産者と消費者(作り手と受け取り手)が直に繋がることをコンセプトにしています。

私が訪れたときは和歌山の有本農園さんがTV電話を使った生中継販売なんかもしていました。
そこで出会ったプラミティ(Plumity)という日本酒を購入したのですが、テレビ越しに質問をしたりしながら生産者の方とやり取りすると、商品に対する思いも愛着も一段と強くなります。
こんな時代だからこそ、顔が見える、作り手と受け手が繋がっているという感覚が重要に感じるのかな、としみじみ感じました 笑


↑プラミティー(有本農園さんの梅酒)は飲みやすくて、梅の風味がしっかり効いていてものすごくおススメの日本酒でした。
ボトルのデザインもカッコいいのでおススメです(Amazonで見てみる)

市場に並んでいるのは日本全国から選りすぐられた逸品ばかりですので、自宅用の他手土産に持っていくものを選ぶのにもピッタリです!

■CHABARA AKI-OKA MARCHE
所在地:東京都千代田区神田練塀町
アクセス:秋葉原駅徒歩約1分
竣工:2013年

5.高架下ホテルをはじめ進化が止まらないSEEKBASE AKI-OKA MANUFACTUREも注目!

最後に紹介するのは2k540とちゃばらの中間地点に位置する新拠点「SEEKBASE AKI-OKA MANUFACTURE」です。
このSEEKBASEは2019年12月にオープンした最新施設で、SEEK(=探求する)基地をコンセプトに「未知のワクワクとスグレモノを探すことができる」専門ショップが集結しています。

また、全国的にも珍しい高架下のホテル「UNDER RAILWAY HOTEL AKIHABARA」も注目で、ダブルベッドから7人宿泊可能なファミリータイプの部屋までまるで秘密基地のような宿泊施設が実現しています。

UNDER RAILWAY HOTEL AKIHABARAエントランス

SEEKBASEはかつての電気街を意識したインテリアと店舗構成となって、こだわりある専門的で独特な世界観のお店が多くあるのも特徴です。
中古CD・レコードの専門店「レコファン秋葉原SEEKBASE店」、レトロなゲームをコンセプトにした「TOKYO VIDEO GAMERS」、こだわりのセレクトとメンテナンスが特徴の自転車店「buychari AKIBA」など2k540とはちょっと違った少年的なワクワク感を思い出させてくれる店舗が盛りだくさんでした。
また、世界最大級の和太鼓スクール「TAIKO-LAB」やクラフトジンを蒸溜するダイニングバー「常陸野ブルーイング 東京蒸溜所」なんかがあったりと単なる売り買いの場だけではないセレクトになっているもの面白いです。

また、2k540やちゃばらが「内側」に人を呼び込む空間構成なのに対して、SEEKBASEは外側の共用空間にも人が集まれるようになっているのも注目です。
外部の歩道から人を引き込むように設けられたパブリックスペースは人糸の集いの場としての秋葉原を思い起させます。

■SEEKBASE AKI-OKA MANUFACTURE
所在地:東京都千代田区神田練塀町
アクセス:秋葉原駅徒歩約7分、御徒町駅徒歩約3分
竣工:2019年

いかがでしたでしょうか。
SEEKBASEができることでさらに街や人とのつながりが強まったAKI-OKAは益々注目のスポットとなったAKI-OKA。
駅からも気軽にアクセスできて、きっと新しい出会いや発見があると思いますので、気になった方は是非一度訪れてみてくださいね。



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