千駄ヶ谷で建築巡り!建築好きがおススメする名建築をレポート【東京千駄ヶ谷】

建築巡りまとめ

こんにちは。建築好きのやま菜です。
今日は千駄ヶ谷周辺の建築巡りをしてきましたので、そこで出会った名建築について紹介したいと思います。
千駄ヶ谷駅といえば新国立競技場の建設やオリンピック関連施設の計画によっていま最も注目を集めているエリアでもありますが、築100年以上の歴史遺産から最新の有名建築家の作品まで幅広く巡ることのできる建築ホットスポットでもあるのです。

今回の記事では千駄ヶ谷駅周辺の10建築を紹介していきますので、建築巡りや建築鑑賞のガイドにしてもらえればと思います。

【こんな人におすすめ!】
・千駄ヶ谷にある名建築について知りたい
・千駄ヶ谷駅周辺で建築巡りをする際のガイドにしたい
・建築に興味があって、いろいろな建築について知りたい

では早速見ていきましょう!

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1.千駄ヶ谷のトイレ(谷尻誠+吉田愛/SUPPOSE DESIGN OFFICE)

千駄ヶ谷のトイレはその名の通り、千駄ヶ谷駅前に建つ公衆トイレで、高さ7.5mコンクリート外壁の外壁が地面から50cm浮いているデザインが特徴的な建築です。
外からは武骨なシェルターのように見えますが、中に入ると入れ子状に設けられたブースとコンクリートのコントラストがとても印象的で降り注ぐ光が外部からは想像できない豊かな環境を創り出していました。

設計:谷尻誠+吉田愛/SUPPOSE DESIGN OFFICE
所在地:東京都渋谷区千駄ケ谷1
アクセス:千駄ヶ谷駅徒歩1分
竣工:2020年

2.東京体育館(槙文彦+槙総合計画事務所)

東京体育館は千駄ヶ谷の駅前に建つ体育館で、直径約120mのメインアリーナ、サブアリーナ、トラック、プール等からなる複合施設です。
宇宙船のような外観が特徴的で、自然豊かな明治神宮外苑の一端にあることからアリーナ部分を地下に埋めることで高さを抑えています。
各建物をつなぐ広場は場所によって緩やかな高低差で仕切られているのですが、高さの違いで空間を仕切るというヒルサイドテラスでも度々用いられた槇文彦氏の手法が体感できる建築でもあります。

詳細記事
・東京体育館ってどんな建築?大地に顔を出した宇宙船建築を突撃レポート【東京千駄ヶ谷】

設計:槙文彦+槙総合計画事務所
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷1-17-1
アクセス:千駄ヶ谷駅徒歩1分
竣工:1990年

3.津田ホール(槙文彦+槙総合計画事務所)※現存せず

東京体育館の向かいに建つ津田ホールは同じく槙文彦氏が設計した約500席のホールや研修室などの大学施設です。
タイルやコンクリート、ガラス、アルミといった異なる素材を組み合わせてつくられた外装は槙氏独特の品の良さで周囲に対して存在感を示していました。
角地の流れを受け流すようなコーナーの曲線も翌朝的で千駄ヶ谷駅前のランドマーク的な建物でしたが、残念ながら2018年に解体されてしまいました。

設計:槙文彦+槙総合計画事務所
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷1-18-24
アクセス:千駄ヶ谷駅徒歩1分
竣工:1988年

4.新国立競技場(大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体)

新国立競技場はメディアでも大きく取り上げられ、令和元年に日本で最も注目された建築ではないでしょうか。
隈研吾氏が繰り返し突き詰めてきた木の庇が重なるようなデザインが特徴的な建物で、近づいてみてみると想像していたよりも大きなそのボリュームと迫力に圧倒されます。
内部も要所には木材を使ったデザインが注意深く施されていて、世界最大級の隈研吾作品を堪能できます。

設計:大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体
所在地:東京都新宿区霞ヶ丘町10-1
アクセス:千駄ヶ谷駅徒歩5分、国立競技場駅徒歩1分
竣工:2019年

5.三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア(日建設計)

三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミアは新国立競技場の目の前に建つ362室のホテルです。
全室バルコニー付きの客室は全体で緩やかな弓状にカーブしていて独特の存在感を放っています。
本物の木材を全面で使用したデザインはまさに立体的な「杜」を創り出しています。

設計:日建設計
所在地:東京都新宿区霞ヶ丘町11-3
アクセス:千駄ヶ谷駅徒歩7分、国立競技場駅徒歩3分
竣工:2019年

6.千駄ヶ谷インテス(新井精一/竹中工務店)

千駄ヶ谷インテスは半円系のシルエットにガラスとアルミフレームのシンプルな外装が特徴的な建物です。
スラっと伸びるガラスの垂直面は空や周りの風景を反射して、遠目から見ると光学迷彩の建物のようにも見えます。シンプルがゆえに30年近くたってもこの一帯のランドマーク的な建物として存在感を示し続けています。
無駄なものを一切排除している姿はガラスのクリスタルのようでもあり、周りに建つビルと比較してみるとこの建築の凄さが分かります。

設計:新井精一/竹中工務店
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷1-14-5
アクセス:千駄ヶ谷駅徒歩5分、国立競技場駅徒歩5分
竣工:1991年

7.国立能楽堂(大江宏建築事務所)

国立能楽堂は千駄ヶ谷駅から5分ほどのところにある能楽専門の公演場です。
一見伝統芸能である能の専門施設として、瓦屋根をはじめとする日本の伝統的な姿にも見えますが、コンクリートの躯体の中に木の意匠がはめ込まれることで従来の日本建築にはない挑戦的な取り組みを見ることができます。
日本の伝統建築と西洋のモダニズムの両方を熟知する大江宏ならではの味わい深い建築です。

設計:大江宏建築事務所
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1
アクセス:千駄ヶ谷駅徒歩5分
竣工:1983年

8.ハムレット(山本理顕設計工場)

ハムレットは東京能楽堂の向かいに建つ親子4世帯の暮らす住宅です。
家族と建築のあり方を追求してきた山本理顕氏の初期の作品で、独立した子供部屋が外部廊下とテント状の屋根によって1つの家としてまとめるような計画は、今見ても斬新で社会性を帯びた作品とっています。

設計:山本理顕設計工場
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷4
アクセス:千駄ヶ谷駅徒歩5分
竣工:1988年

9.四谷区民センター(現代建築研究所)

四谷区民センターは450席の区民ホールや東京都水道局の事務所などからなる複合施設です。
敷地南側に通る玉川上水の暗渠を避けるために片持ちの吊り構造としていて、新宿御苑側からは迫力のあるファサードを見ることができます。
また、建物の真ん中には新宿御苑と反対側の道路を繋ぐようなヴォイドが設けられていて、建物の表裏を繋いでいることも注目ポイントです。

設計:現代建築研究所
所在地:東京都新宿区内藤町87
アクセス:新宿御苑前駅より徒歩約5分
竣工:1997年

10.新宿御苑の建築群

新宿御苑は行楽や花見スポットとして都民にはお馴染みのスポットともいえる新宿御苑ですが、実は建築に注目して見ると歴史的価値の高い近代建築から最新の現代建築まで幅広く見れる建築パワースポットでもあるのです。

例えば御苑北側にある大温室は当時東洋一とも言われていた1958年竣工のドーム型大温室の建て替えとして、2012年にオープンした温室です。
従来の単純な矩形の温室とは異なって、景観デザインや環境工学の観点から巧みにデザインされた外観は美術館のようでもあります。
新宿御苑の動線や景観を巧みに取り入れ、開かれた温室として建築好きとしては見逃せない作品です。

その他にも日本に現存する数少ない本格的な台湾風建築である旧御凉亭(1927年竣工)や天皇や皇族が旧温室で植物を鑑賞する際の休憩所として建てられた旧洋館御休所(1896年竣工)など貴重な建築がたくさんあります。

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所在地:東京都新宿区内藤町
アクセス:新宿駅より徒歩約12分、新宿御苑前駅より徒歩約5分、新宿三丁目駅より徒歩約5分



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