清澄白河で建築巡り!おススメの名建築12選を紹介

今日は東京の清澄白河で建築巡りをしてきましたので、そこで出会った名建築についてレポートしたいと思います。
清澄白河と言えば1900年代初頭にたたられた近代建築から、古倉庫を改修したカフェや店舗まで話題の建築が集中する建築パワースポット。
いったいどんな建築と出会ったのか、早速紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

1.大江戸線清澄白河駅(石原計画設計)

清澄白河駅

まず初めに訪れたのは地下鉄大江戸線の清澄白河駅です。大江戸線の各駅は、著名な建築家が多く関わっていて各駅を巡るだけでも個性的な建築作品が一挙に見られる建築ミュージアムのようでもあります。
清澄白河駅ではステンレスやガラスといった現代的な素材に加えて、再生ガラスや掘削で出た残土を混入したタイルなど様々な素材が調和しているのが特徴です。
その他にも改札の内外を視覚的につなぐ小窓や、アトランダムに並んだ天井照明、迫力の壁面アートなどさりげない見どころが満載の駅舎です。

清澄白河駅

設計:石原計画設計
所在地:東京都江東区白河1-6
竣工:2000年
備考:2001年グッドデザイン賞金賞受賞

2.清洲寮(大林組)

清洲寮

清澄白河駅を出てすぐの清洲通り沿いに建つ清洲寮は1933年に建てられた鉄筋コンクリート造4階建、総戸数66戸の集合住宅です。
以前紹介した奥野ビル(旧銀座アパートメント)は1932年の竣工でしたが、その翌年に建てられた清洲寮も存在はマイナーながら奥野ビルに勝るとも劣らない味わい深さを醸し出していて、現在でも全室満室で空きが出るとすぐに埋まってしまうといいます。

シンプルで武骨ながら陰翳が美しい外観、当時を思わせる入口のタイル、タイムスリップしたかのような内部空間など見どころが満載の建物です。

清洲寮

関連記事
・銀座の奥野ビルが面白い!昭和初期の高級マンション体験レポート【東京銀座】

設計:大林組
所在地:東京都江東区白河1-3-13
アクセス:清澄白河駅徒歩約1分
竣工:1933年

3.江東区深川江戸資料館(建築モード研究所)

江東区深川江戸資料館

清洲寮の裏に建つ江東区深川江戸資料館は江戸時代に関する資料等を展示するギャラリーと区民の為のホールや会議室からなる複合文化施設です。
地上4階地下1階建ての建物の中には江戸時代末期の深川佐賀町の街並みが実寸大で再現されていて、今は無き江戸の街並みを空間で体験できる隠れ建築スポットです。
バブル経済期の始まりと共に誕生した展示は、今思うとかなり過剰でこの時代ならではといった感じではありますが、今であったら実現できないであろう予算を存分にかけた展示は一見の価値ありです。

江東区深川江戸資料館

設計:建築モード研究所
所在地:東京都江東区白河1-3-28
アクセス:清澄白河駅徒歩約3分
竣工:1986年
開館時間:
 展示室 9:30~17:00
 小劇場・レクホール 9:00~22:00
休館日:第2・4月曜
入館料:大人400円、小・中学生50円
公式HP:https://www.kcf.or.jp/fukagawa/

4.TOKYOBIKE TOKYO(トラフ建築設計事務所)

TOKYOBIKE TOKYO

TOKYOBIKE TOKYOは1960年代に建てられた倉庫を改修して建てられた建物は、自転車ブランドTOKYOBIKE TOKYOの旗艦店とカフェ、プランツショップの複合施設です。
内装は元々の倉庫の鉄骨部材やモルタル床をそのまま活かしつつ、中央の大階段を中心に金属や木などの素材でつくられた新しい要素がうまく挿入されているのが特徴の建物です。
シンプルでスタイリッシュなデザインですが、綺麗過ぎない、秘密基地と工房を足したようなワクワク感を感じる清澄白河の新たな注目スポットです。

TOKYOBIKE TOKYO

詳細記事
・TOKYOBIKE TOKYOが面白い!倉庫を改修した話題の自転車店をレポート【東京清澄白河】

設計:トラフ建築設計事務所
所在地:東京都江東区三好3-7-2
アクセス:清澄白河駅徒歩約7分
竣工:2021年(改修)
営業時間:
 TOKYOBIKE 平日:11:00~18:00、土日祝:10:00~18:00
 The Plant Society Tokyo 平日:12:00~18:00、土日祝:10:00~18:00
 ARiSE COFFEE PATTANA 8:00~15:30
定休日:
 TOKYOBIKE・The Plant Society Tokyo:月曜・火曜
 ARiSE COFFEE PATTANA:月曜
公式HP:https://tokyobike.com/

5.ブルーボトルコーヒー清澄白河フラッグシップカフェ(長坂常)

ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップ

ブルーボトルコーヒー清澄白河フラッグシップカフェはこのブログでも何度かレポートしてきたアメリカサンフランシスコ発祥のコーヒーショップの日本1号店です。
ブルーボトルコーヒーは2014年に建てられたここ清澄白河店を中心に、数年間で全国20店舗以上に拡大している人気のコーヒーショップ。
工場を改修してつくられた店内は、中央の吹抜けや側面の壁などに大胆に開口部を設けることで明るく各機能や街と有機的に繋がる新たなコーヒーショップに生まれ変わっていて、正に新しい何かが生まれる瞬間を体験できるような建築になっています。

ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップ

関連記事
・ブルーボトル品川カフェが面白い!駅直結の話題店舗をレポート【東京品川】
・北谷公園がスゴい!渋谷にできた注目公園を徹底レポート【東京渋谷】

設計:長坂常/スキーマ建築計画
所在地:東京都江東区平野1-4-8
アクセス:清澄白河駅徒歩約5分
竣工:2019年
公式HP:https://store.bluebottlecoffee.jp/pages/kiyosumi

6.fukadaso

深田荘

ブルーボトルコーヒーからほどなくのところに建つfukadaso(深田荘)は1950年に建てられた風呂なしの共同住宅を改修してつくられた店舗や事務所の複合建築です。
これまで紹介したTOKYOBIKE TOKYOやブルーボトルコーヒーをはじめ、清澄白河では倉庫や工場を魅力的な建築にコンバージョンするプロジェクトが連鎖的に生まれています。
元々の建物が持っている素材や風合いを生かして生まれ変わった建物には、ビーカーやフラスコといった理化学ガラス製品をアレンジしたプロダクトを販売する「リカシツ」をはじめ、個性的で話題の店舗がいくつも入居しています。
こちらの建築も常に満室状態で、空きが出るとすぐに埋まってしまう人気の建物になっていて、清澄白河の建築文化の一端を担っている注目の建築です。

深田荘
深田荘

所在地:東京都江東区平野1-9-7
アクセス:清澄白河駅徒歩約5分
竣工:1950年(2012年改修)
公式HP:http://fukadaso.com/

7.旧東京市営店舗向住宅(東京市)

旧東京市営店舗向住宅

旧東京市営店舗向住宅は1923年に起こった関東大震災の復興建築として建てられた店舗付住宅群です。
清澄通りに沿った約250mほどの区間には、建設から100年近い年月が経った今でも数多くの建築が取り壊されることなく軒を連ねています。
元々は画一的な鉄筋コンクリート造だった店舗群は、長い歴史の中で様々にアレンジ・変化しながら使われ続けていて、都内でもこの時代の店舗付き住宅群がこれほど揃ってみられるスポットは他にないほどです。
今ではほとんど使われていない店舗の横には新装オープンしたカフェやラーメン屋が賑わっていたりと、それぞれ数奇な運命を辿った個性的な建築達を堪能できます。

旧東京市営店舗向住宅

設計:東京市
所在地:東京都江東区清澄3-3
アクセス:清澄白河駅徒歩約3分
竣工:1928年


↑寺院建築の具体的な造られ方を、図版や写真をふんだんに使いながらわかりやすく解説した今話題の新書。歴史が分かれば建築がぐっと面白くなるだけでなく、現代建築を見る上でのヒントにもなる超おススメ本です(Amazonで詳細が読めます)

タイトルとURLをコピーしました