金沢で建築巡り!おススメの名建築30選を紹介

今日は石川県の金沢市で私が訪れたオススメの建築について紹介したいと思います。
金沢と言えば江戸時代より続く貴重な建築群や庭園から、世界的に著名な建築家による現代建築まで、見どころ満載の建築が幅広く点在するいわば建築パワースポット。
今日はそんな金沢の建築の魅力をたっぷりと紹介したいと思いますので、建築巡りの参考やバーチャル建築ツアーとしてお楽しみ下さい。

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1.JR金沢駅 鼓門・もてなしドーム(トデック+白江龍三/白江建築研究所)

まず初めに紹介するJR金沢駅 鼓門・もてなしドームは、金沢駅の玄関口である金沢駅東口駅前広場に建てられたガラス張りのアトリウムです。
石川県は年間降雨日数が全国で最も多い県としても知られていますが、金沢駅を訪れた人を迎える大きな傘のようにデザインされたアトリウムとその先に象徴的に門を構える鼓門(つづみもん)は、今や金沢を代表するランドマークになっています。
米大手旅行雑誌であるTravel + Leisureが選ぶ「世界で最も美しい駅のひとつ」に日本の建築で唯一選出されていて、光が降り注ぐ昼間はもちろんのこと、ライトアップされた夜には昼間とは全く違った美しさを楽しむことができます。
金沢の持つ伝統と、街の未来を担う革新の双方の要素が見事に建築で表現された建築なので、金沢駅を降りた後にはその空間をたっぷり堪能してほしいです。

鼓門・もてなしドーム

設計:トデック+白江龍三/白江建築研究所
所在地:石川県金沢市木ノ新保町1-1
竣工:2005年

2.ホテル ウィングインターナショナルプレミアム金沢駅前(日企設計+白江龍三/白江建築研究所)

ホテルウィングインターナショナルプレミアム金沢駅前は金沢駅からすぐの場所に建つ全121室のホテルです。
ホテルウィングは最初に紹介したJR金沢駅 鼓門・もてなしドームを設計した建築家 白江龍三がデザイン監修を行い、彫刻家の土屋仁応氏がアート作品を手掛けていて、建築・アート好きにはたまらないホテルでもあります。
エレベータで受付のある最上階に上がると空間全体をギャラリーに見立てた空間が広がっていて、山のようでもあり雲のようでもある大きく湾曲した天井や、その天井がそのまま北陸の山々との繋がっているかのようなデザインなどが楽しめます。

客室面積をコンパクトに抑えて低価格で泊まれるホテルなのですが、焦点を絞って贅沢な空間を味わえるように工夫しているおススメのホテルです。
関連記事
・ホテルウィングがスゴイ!鼓門の建築家のホテルを徹底レポート【石川県金沢】

ホテルウィングインターナショナルプレミアム金沢駅前

設計:日企設計+白江龍三/白江建築研究所
所在地:石川県金沢市堀川新町8-13
竣工:2018年
公式HP:https://www.hotelwing.co.jp/kanazawa/


>ホテルウィングインターナショナルプレミアム金沢駅前の詳細をじゃらん.netで見る

□KUMU金沢
ちなみに最近できた金沢のホテルの中でもう1つ注目なのが、金沢市の中心部で2019年にオープンしたKUMU金沢です。

KUMU金沢

築40年以上のオフィスを改修し、無骨なコンクリートの躯体と優しい木組みの天井やインテリアが対比されるようにデザインされた内部空間は、まさに古いものと新しいものが混ざり合い、化学反応を起こす金沢の街を表現しているようです。
今回は外から見ただけで宿泊はしませんでしたが、次に金沢を訪れた時には是非泊まってみたい注目のホテルです。

KUMU金沢

設計:関祐介/SEKI DESIGN STUDIO
所在地:石川県金沢市上堤町2-14
竣工:2019年
公式HP:https://www.thesharehotels.com/kumu/


>KUMU金沢の詳細をじゃらん.netで見る

3.金沢城公園

続いて紹介する金沢城公園は天守閣はありませんが、近年復元が進む門や櫓といった建物から多種多様な石垣まで、実は見どころが満載の公園です。

金沢城公園

現在残る建物は1788年(天明8年)に再建された石川門や、1858年(安政5年)に建てれた三十間長屋などごく一部となっていますが、それでも築150年~200年以上も前の貴重な建築が複数見られる建築パワースポット。

金沢城_三十間長屋
金沢城‗橋爪門

金沢城公園で注目なのは「石垣のテーマパーク」とも呼ばれる多種多様の石垣です。
建物の土台となる石垣は幾度にも渡る改修を経ることで様々な時代・形式のものが混在していて、石垣のパターンや色がまるでアート作品のようにも見えます。

玉泉院丸庭園

こちらの金沢城公園の西側にある玉泉院丸庭園は、1634年(寛永11年)からつくられた庭園を復元した庭園です。
こちらの玉泉院丸庭園に聳え立つ石垣は色紙短冊積といって、長方形や正方形や縦長の石、六角形の石など様々な種類のの石を組み合わせた独特の石垣となっています。

金沢城ライトアップ

また、時期によっては夜間開園をして公園内をライトアップしていて、昼間とは全く違った表情を見れるのもポイントです。
金沢城公園かなりの敷地面積があるので、余計な光にほとんど影響されないライトアップはまさに絶景です。
詳細記事
・金沢城公園が面白い!石垣の博物館とも呼ばれる注目スポットをレポート【石川県金沢】

所在地:石川県金沢市丸の内1-1
竣工:江戸時代
営業時間:
 3月1日~10月15日7:00~18:00
 10月16日~2月末日8:00~17:00
 ※菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓9:00~16:30
備考:重要文化財(石川門、三十間長屋、鶴丸倉庫)
公式HP:http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/

4.尾崎神社

尾崎神社

金沢城公園の北西に建つ尾崎神社は、初代将軍徳川家康を祀るために建立した神社です。
金沢東照宮とも呼ばれる神社には徳川家の葵の御紋が散りばめられていて、風格を感じる装飾や彫刻はさすが江戸時代初期から続く神社といった迫力を感じます。
私が訪れた時には観光客らしい人は一人もいなく、ひっそりとした雰囲気でしたが、実は本殿や拝殿をはじめとする多くの建造物が重要文化財にも指定されている貴重なもの。
境内は決して広くはないですが、金沢の隠れ古建築スポットとなっています。

尾崎神社

所在地:石川県金沢市丸の内5-5
竣工:江戸時代初期
備考:重要文化財(本殿、拝殿、中門、透塀)

5.石川四高記念文化交流館(山口半六+久留正道)

石川四高記念文化交流館

石川四高記念文化交流館は、1891年(明治22年)に竣工した旧第四高等中学校本館で、現在は四高の歴史を伝える展示と、石川県ゆかりの文学者に関する資料を展示する石川近代文学館として活用されています。
旧第四高は戦後に金沢大学に編入されて以降、大学施設、裁判所、郷土資料館といった様々な施設として利用されてきましたが、外観はもちろんのこと内部も当時の姿をそのままに残しているのも特徴です。
国産煉瓦による威風堂々とした外観ですが、白煉瓦や装飾、煙突などが上手くアクセントの役割をしていることも注目ポイントで、長く見ていても飽きない親しみがもてる建築です。

石川四高記念文化交流館

設計:山口半六+久留正道
所在地:石川県金沢市広坂2-2-5
竣工:1891年
備考:重要文化財
開館時間:
 多目的利用室・レトロ体験室 9:00~21:00
 展示室 9:00~17:00
入館料:無料
公式HP:http://www.pref.ishikawa.jp/shiko-kinbun/

6.石川県政記念しいのき迎賓館/旧石川県庁舎(矢橋賢吉)

石川県政記念しいのき迎賓館

石川県政記念しいのき迎賓館は1924年に石川県庁舎の本館として建てられ、現在はギャラリー、観光案内所、会議室、カフェなどとして活用されています。
設計者の矢橋賢吉は大蔵省の技師として国会議事堂や旧総理大臣官邸、各県の県庁舎などを手掛けた明治~大正期の日本を代表する建築家で、石川県政記念しいのき迎賓館の堂々たる外観にもその手腕が遺憾なく発揮されています。
2010年の大規模な改修工事により、北側にガラスを中心とした新たなスペースが増築され、表を裏で過去と未来が対比される新たな建築として生まれ変わりました。
新と旧、光と影といった相反する要素が一体となって訪れる人を出迎える、金沢の新たな文化・観光拠点として注目のスポットです。

石川県政記念しいのき迎賓館

設計:矢橋賢吉(改修:山下設計)
所在地:石川県金沢市広坂2-1-1
竣工:1924年(2010年改修)
開館時間:9:00~22:00
入館料:無料
備考:第15回公共建築賞
2011年度日本建築学会作品選集
2011年度グッドデザイン賞受賞
第43回中部建築賞特別賞
第32回石川建築賞優秀賞
公式HP:http://www.shiinoki-geihinkan.jp/

7.金沢21世紀美術館(妹島和世+西沢立衛/SANAA)

金沢21世紀美術館は、金沢城公園の南側の金沢大学附属中学校・小学校・幼稚園跡地に建てられた現代美術を中心とした市立美術館です。
この建築を設計した妹島和世氏と西沢立衛氏は建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞をはじめ数々の賞を受賞した世界的な建築家で、ここ金沢21世紀美術館は建築を学ぶ学生が全国各地から集う建築の聖地にもなっています。
1つの巨大な円の中に大小様々な展示室が並ぶ構成は、金沢の街の縮図となっていて、空間は建築とアート、日常と非日常が溶け合って融合する街がそのまま延長したような美術館となっています。

建築と一体となった展示空間には、ジェームズ・タレルの「ブルー・プラネット・スカイ」やレアンドロ・エルリッヒ氏の「スイミング・プール」などメディアなどで一度は目にしたことのある作品も多く、世界中から訪れた来館者で賑わう金沢でも有数の人気スポットとなっています。
詳細記事
・21世紀美術館を堪能!その特徴と見どころを建築好きが徹底レポート【石川県金沢】

設計:妹島和世+西沢立衛/SANAA
所在地:石川県金沢市広坂1-2-1
竣工:2004年
開館時間:
 展覧会ゾーン:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
 交流ゾーン:9:00~22:00※当面の間 9:00~19:00(金・土曜日は21:00まで)
休館日:
 展覧会ゾーン:月曜日(休日の場合は直後の平日)、年末年始
 交流ゾーン:年末年始
備考:第47回BCS賞
2005年度グッドデザイン賞受賞
第9回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展金獅子賞
公式HP:https://www.kanazawa21.jp/

8.金沢市立玉川図書館・旧玉川図書館別館(谷口・五井設計共同体)

金沢市立玉川図書館金沢出身の建築家 谷口吉郎氏と息子である谷口吉生氏が設計した図書館です。
1913年築の煉瓦造りの煙草工場を保存・改修して資料館としつつ、隣接した敷地に図書館を新設していて、煉瓦造りの旧図書館とモダニズムの現代的な建築の2作が見事に共存しています。
新築された図書館の外壁は、コールテン鋼と呼ばれるあらかじめ表面を錆びさせることで本体の錆を防止する特殊な鋼材による独特の風合いとなっているのが特徴で、その他にも極限までディテールにこだわったガラスの開口部や、煉瓦による中庭など様々な素材が適所に使われ、空間を演出しています。
新旧の対比といっても、安易に煉瓦とガラスといった素材の対比にしていないことがこの建築の素敵なところ。何十年といったスパンで考えた時に、ガラスやアルミといった現代的表現の素材が煉瓦に比べて急速に古びて見えることを谷口吉生氏は見越していたのでしょう。

玉川図書館
玉川図書館
旧玉川図書館
旧玉川図書館別館

旧館の煉瓦建築と新館のコールテン鋼の建築は、竣工から半世紀近い時を建った今でも対等に年を重ねながらそれぞれの個性を際立たせていて、まさに谷口親子の関係を象徴しているようにも見えるのが面白いです。
金沢市内には多くの谷口建築がありますが、建築ファンには是非見てほしい、2人の建築家の思いと工夫が溢れた名建築です。

玉川図書館

設計: 谷口・五井設計共同体(金沢市立玉川図書館)、大蔵省臨時建築部(旧玉川図書館別館)
所在地:石川県金沢市玉川町2-20
竣工:1978年(金沢市立玉川図書館)、1913年(大蔵省臨時建築部)
公式HP:https://www.lib.kanazawa.ishikawa.jp/?page_id=113

9.金沢市文化ホール(芦原義信+谷口吉郎建築設計研究所)

金沢市文化ホール

金沢市文化ホールは逆四角錐のモニュメンタルな外観が特徴のホール、ギャラリー、会議室等の複合建築です。
金沢の城下町の整形のグリッドの道路に対して斜めに入り込む道路と広場を設けることで、今までなかった都市のアクティビティを呼び起こし、地域の人々のコミュニケーションの場をつくり出そうとしています。
確かに現地に建ってみると建物に吸い込まれるような不思議な磁場のようなものを感じ、都市スケールの巨大な建築が持つパワーを実感できました。
中央の広場の上に架けられた屋根は「雪吊り」をモチーフにしてデザインされらものだそうで、何とも80年代らしいバブリーで象徴的な形態ですが、竣工から40年たって金沢の街並みにもすっかり馴染んでいるようでした。

金沢市文化ホール

設計:芦原義信+谷口吉郎建築設計研究所
所在地:石川県金沢市高岡町15-1
竣工:1982年
公式HP:https://www.bunka-h.gr.jp/

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