SANKYO新東京本社ビルは宙に浮く建築!?山手線から見える不思議な建築を解説!【東京渋谷】

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本日トリップする建築はこちら。
【東京渋谷】SANKYO新東京本社ビル1
渋谷駅のホーム沿いのオフィスビルの並びで急に視線が抜けると同時にひと際異彩を放つ建築「SANKYO新東京本社ビル」です。
この建物の正体は「フィーバー」という言葉を生みだした大手パチンコメーカーの本社ビルで、設計は大江匡(おおえ ただす)氏率いるプランテック総合計画事務所です。
この建築の特徴はなんといっても斜め格子の「竹かご」が建物の外部を取り巻き、その竹かごによって巨大な塊が浮いているように支えられて見えるその外観です。
【東京渋谷】SANKYO新東京本社ビル2
山手線のホームからも見える建物の下層部に柱はなく、24m角、高さ63mの直方体がまるで宙に浮いているかのようです。
また、下層部だけでなく、この建物はビルの内部の室内にも一切柱ありません。地上と繋がる下層部分とコア部分はガラスで囲われていてヴォリューム感はほとんどありません。

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地上から近づいていくとその特異な外観とは裏腹に視線が抜けアトリウム空間の気持ちよさと向こう側に見える電車の動きが伝わって広々した景観を楽しめます
【東京渋谷】SANKYO新東京本社ビル3
この斜めの構造フレームは地下1階から立ち上がっています。近くで見ると思った以上にごつい印象ですが、建物や鉄道のスケールと合わせてみるととてもしっくり見えると思います。

一見すると奇抜に見えなくもないビルですが、よく見るとスケール感や色合いに落ち着きと風格を感じます。
フレームのグレーと建物の外壁のブラウンの色づかいや、斜めの竹かごの格子と、水平のタイルの対比など、コントラストが効き上品さを感じます。
「和」の空間のデザインと先端技術を駆使した取り組みが特徴的な大江匡という建築家の特徴がよく出た建築だと思います。

山手線からもよく見えるこの建築。
渋谷駅にした際はちょっと窓の外をのぞいてみて、この建築越しに見える渋谷の風景を体験してみてはいかがでしょうか。
山手線に乗っていて電車が渋谷に近づいた時には要チェック、この記事のことを頭の片隅に思い浮かべながら電車の外に目を向けてみて下さい。

■まとめ
・和のデザインと先端技術という建築家 大江匡の特徴がよく出た建築
・斜め格子の「竹かご」によって建物を浮かし、地上部分に豊かさと公共性に貢献させた建築

大江匡氏について詳しく知りたいならこちらの書籍がおススメです!気になる方はチェックしてみて下さい。

■建築情報
名称:SANKYO新東京本社ビル
設計:大江匡(プランテック総合計画事務所)
所在地:東京都渋谷区渋谷3-29-14
最寄り駅:渋谷駅徒歩5分
竣工:1998年

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