大井競馬場でイルミネーション!東京メガイルミをレポート

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今回は大井競馬場で開催されている「TOKYO MEGA ILLUMINATION(東京メガイルミ)」に行ってきましたのでその模様をレポートしたいと思います。
東京メガイルミは大井競馬場で2018年より開催されているイルミネーションで、大井競馬場を舞台にと称して大井競馬場の広大な敷地を使った様々なイルミネーションが楽しめるのですが、水田や棚田といった原風景から江戸、明治、大正、昭和とタイムトラベルするような光の体験ができるエリアをはじめ、大噴水と音楽を使った演出やプロジェクションマッピングなど見どころ満載のイルミネーションになっています。

本日はそんなメガイルミについてその魅力や見どころをご紹介できればと思いますので、お楽しみください。
※こちらの記事は2019年~2020年のメガイルミレポートとなります。

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1.アクセスと開催情報

東京メガイルミが開催されている大井競馬場へは東京モノレール大井競馬場前から徒歩2分、京浜急行立会川から徒歩12分となっています。

東京モノレール大井競馬場前からすぐなので、こちらから来ている人が多かったですが、立会川からもアクセスできます。
注意点としてメガイルミの入口は「北門」からのみなので注意が必要です。

立会川からアクセスする場合は間違って正門に行ってしまうと引き返すことになるので要注意です。正門もこんな感じでイルミネーションが施されているので気付かず奥まで行ってしまいました。
ちなみに駐車場・駐輪場も使えますのでお車や自転車での来場も可能です。

□開催時間
 2020年:10月24日(土)~2021年1月11日(月)

□チケット情報
チケットは北門にあるチケット広場で購入できる他、前売り券の購入も可能です。
当日券:
 大人(18歳以上):1000円
 小人(小・中・高校生):500円
※前売り券を購入すると大人200円、小人100円割引されます。
チケットについてはこちらの公式HPから詳細が確認できます。

チケット売り場は特に週末は混雑するようですが、並んでも10~15分程度といった感じです。
チケットを購入たら自動ゲートにかざして入場!早速メガイルミを体験していきます。

2.早速入場!その迫力は都内最大級!

実は今回、一度は間違って正門に行ってしまいましたが、こちらの北門から早速入場していきます。

まず入場してすぐにあるのが、広場までの光のアプローチ。
床面にプロジェクションマッピングで映し出された星々が流れるように動いていきます。
昼間はただの地面だったものが、動く星々によって全く違った感覚で歩けます。足元を揺さぶるこの演出で一気に非日常の世界にトリップすることができます。

虹色の光に導かれながら中に入っていくと、見えてくるのが虹色にライトアップされたウィング「L-WING」。かなり大人の色気を帯びていますね。

場内では様々なテーマのもと、最新技術を使った演出が盛りだくさん。
最初に通るトゥインクル・メガツリーエリアでは写真のような幻想的なメガツリーが見どころです。左に見える青い光はオーロラで、何と本当に空中に浮いて見えます。

普段は目立たない建物も軒並みライトアップされていて美しいです。
入ってすぐのエリアにはレストランや銀だこなどの飲食系のショップがいくつもあるのでお腹がすいたらこちらで休憩するとよいでしょう。

3.タイムトラベルエリアで各時代を追体験

次にメガイルミの見どころの一つであるタイムトラベルエリアを巡ります。
ちなみに場内は順路がきちんと整備されているので迷ったりはくれたりする心配はありません。安心して巡っていきましょう。

まず面白い演出なのは各エリアをまたぐ時には必ずといっていいほどトンネルを通ること。
これは大井競馬場の性質からコースをまたげないということがありますが、演出としてトンネルをくぐることでそこで時代を切り替えることに繋がっています。

最初のトンネルをくぐると現れるのは水田・棚田をモチーフにしたエリアで日本の原風景がテーマになっています。平面に広がる競馬場の敷地とものすごい数のライトが大迫力でした。個人的にはここが今回のイルミネーションで一番好きなスポットでした。

くぐるトンネルは各トンネルごとに違った演出になっています。
またイルミネーションも猛スピードで駆け抜けたり、色が変わったりと動的な演出がされるものも多く迫力があります。

こちらは江戸のエリアです。夜の江戸の街を思わせる雅な光が特徴的でした。上の写真のような建物もあれば、暗い街に浮世絵が浮かんでいるようなエリアもあり様々な江戸を楽しめます。

こちらは対象エリア。大正ロマンがモチーフになっている。独特な展示です。
正直これは大正ロマンか?と疑問に感じることもありましたが、よしとします。
ちなみに最後に昭和のエリアがありますが、こちらはイルミネーションとはあまり関係なくトンネル内に横丁のようなものがあるものでしたが正直イマイチでした。

ちなみに平成エリアはなく、30年前で時代が止まっているか、平成は場内が平成である、ということなのかもしれません(もう令和ですが)
この辺は来年以降のアップデートに期待したいところです。

4.今年から始まったイルミネーションにも注目!

東京メガイルミは2018年から始まりましたが、今年から追加となったイルミネーションもありました。

例えば江戸ゾーンにある江戸桜のトンネルです。遥か彼方まで続く光のトンネルは空間体験としても面白いです。トンネル状のイルミネーションは天井高が高いものが多いですが、こちらはやや低めでちょうどいい高さです。

見上げると、しっかりサクラの形になっているのはすごいです。
やや低めの高さ設定が上手く効いていますので、この江戸桜を通る際は見上げて見ると面白いです。

場内にある大噴水を使った演出も2019年から始まったものです。音楽に合わせて噴水と光が連動し、その様子を観客席から楽しむことができます。
1時間に3回ほど行われていますので、事前に開始時間をチェックしておくことをおススメします。

5.ライトアップされた建築も楽しもう!

東京メガイルミを訪れたらやはり建築へのイルミネーションにも注目したいです。
ちなみにスタンドの設計を手掛けたのは大手設計事務所の松田平田設計で、今までの競馬場のイメージを覆す都会的でスタイリッシュなデザインになっています。

例えばこちらの4号スタンドの壁面にはプロジェクションマッピングで動く銀河が映し出されます。

メインの建物であるG-FRONT、L-WINGは虹色のライトアップが施されていて美しいです。

ちなみにスタンドはG-FRONTスタンドの内部も解放されていて、もちろん無料でスタンド席からのイルミネーションを楽しめます。

内部もかなり洗練されたデザインなので、この機会にじっくり鑑賞します。
ちなみにこちらではカレーやうどんなどの食事も提供されていて、内部のスタンド席で飲食しながらイルミネーションを楽しむことができます。

競馬場を訪れるのは初めてでしたが、普段は人でいっぱいの競馬場もメガイルミであれば建物内部に人は多くないのでじっくり見て周ることができました。

こちらはL-WING。残念ながらこちらは一部の内部しか入れませんでしたが、合わせて見ていき、大井競馬場を満喫しました。

いかがでしたでしょうか。
イルミネーション単体で見てもその迫力は都内最大級でしたが、時代を巡る演出や建物に注目してみることでさらに魅力を増す東京メガイルミ。

機会があれば是非訪れて、光の競馬場の世界にトリップしてみて下さい。

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