有名建築家が設計!都内のデザインが魅力的な神社10選【東京】

スポンサーリンク

7.八津御嶽神社(中野坂上)

八津御嶽神社

中野坂上駅から南に程なく歩いたところに建つ八津御嶽神社はコンクリートのシンボリックな外観が特徴的な神社です。
この神社をデザインした長島孝一氏と言えば教会建築を数多く手がけたことでも知られる建築家ですが、建築内にはステンドグラスがあったり、本殿上部に天窓からの光が降り注ぐしかけがあったりと、教会建築のデザイン手法が随所にみられるのも注目ポイントです。
こちらの神社は鳥居をイメージしてつくられたそうで、建築ファンの間では先ほど紹介した新橋の烏森神社と合わせて東京都内のコンクリート造りのシンボリック神社の2大巨頭といわれています。
一見奇抜な外観のデザインも、何度も見ているうちにその唯一無二の姿と独特の造形の虜になってしまう、不思議な魅力を持つ神社です。

八津御嶽神社

設計:長島孝一
所在地:東京都中野区本町2-7-6
アクセス:中野坂上駅徒歩約10分
竣工:1998年
公式HP:http://yatsumitake.com/

8.乃木神社(乃木坂)

乃木神社

乃木坂駅を出てすぐのところに建つ乃木神社は、1912年の明治天皇の大喪儀当日に、隣接する敷地の自邸で自刃した陸軍大将乃木希典と乃木静子夫妻を祀った神社です。
乃木坂といえばアイドルグループ乃木坂46によって全国的に知られる地名となりましたが、実はこの乃木坂という地名はこの乃木夫妻から取られたもの。
初代の社殿は明治神宮宝物殿や神田明神の設計を手掛けた大江新太郎氏が設計を行いましたが、残念ながら戦禍によって焼失していまいました。
現在の社殿は大江新太郎氏の息子であり、戦後日本を代表する建築家である大江宏氏が手掛けたもの。
反りの殆ど無い直線的な屋根は、シンプルながら気品と緊張感溢れるデザインになっていて、伝統的な建築空間とモダニズムの融合を試みた大江氏らしさを感じます。

乃木神社

2019年には授与所がリューアルされていて、歴史ある建築群や自然と対比するようなスタイリッシュなデザインも見所となっています。
また、隣接する旧乃木邸や、乃木神社からも建物の裏手が見える大江宏氏デザインの乃木會館など近隣も含めて建築巡りにもピッタリのオススメスポットとなっています。

旧乃木邸
旧乃木邸
乃木會館

設計:大江宏/大江宏建築事務所(社殿、儀式殿、参集殿、宝物殿)、小栗誠詞/イド(授与所)
所在地:東京都港区赤坂8-11-27
アクセス:乃木坂駅徒歩約2分
竣工:1962年(社殿)、1983年(儀式殿、参集殿、宝物殿)、2019年改修(授与所)

9.靖国神社(九段下)

靖国神社

靖國神社は1869年(明治2年)に戊辰戦争・明治維新の戦没者を慰霊、顕彰するために建てられた神社ですが、実は靖国神社は境内に見応え抜群の注目建築が何棟も建つの建築パワースポットでもあります。

靖国神社_石鳥居

まず注目なのが1932年に建てられた石鳥居ですが、実はこの鳥居は日本の建築史の創始者ともいわれる建築史家の伊東忠太氏が手掛けています。ちなみに石鳥居の足元に鎮座する狛犬のデザインも伊東氏によるもの。

靖国神社_遊就館

靖国神社では石鳥居の他にも神門や、戦没者の遺品や歴史資料を展示する遊就館も伊東氏が手掛けていて、知る人ぞ知る隠れ伊東忠太スポットになっています。
遊就館は2002年に大幅な改修がなされて、ガラス張りの展示スペースに零戦をはじめとする様々な展示物が納められています。

靖国神社_高燈篭 常燈明台

また、靖国神社は伊東氏の建築の他にも150年前の1871年に建てられた高灯籠や、1887年に建てられ、青銅製の鳥居としては日本一の大きさを誇る第二鳥居のなど、数々の名建築を一挙に見ることができます。どの建築も見応え抜群で、独特の気品を纏った堂々たる建築は建築巡りにピッタリです。

設計:伊藤平左衛門(本殿)、伊東忠太+内藤太郎+柳井平八(靖国会館、遊就館)、伊東忠太(石鳥居、神門)
所在地:東京都千代田区九段北3-1-1
アクセス:九段下駅徒歩約3分
竣工:1871年(高灯籠)、1872年(本殿)、1881年(能楽堂/1903年に靖国神社に移築)、1901年(拝殿)、1931年(遊就館)、1933年(石鳥居、到着殿) 、1934年(神門、靖國会館)、1940年(大手水舎)、2019年(外苑休憩所)
公式HP:https://www.yasukuni.or.jp/

10.明治神宮(原宿)

明治神宮_本殿

最後に紹介する明治神宮は1920年(大正9年)に創建された神社ですが、明治神宮の設計も先ほどから名前の出ている伊東忠太氏が手掛けたもの。
創建当時の建築は残念ながら第二次世界大戦の戦火によって主要な建物の多くは消失してしまいましたが、1958年に角南隆氏の手によって再建されました。

様々な歴史を辿って現在の建築となった経緯はありますが、まるで何百年も前からそこにあったかのような自然かつ堂々とした美しさは一見の価値ありです。伊東氏の作品は竣工から100年以上経っているものも多く、現在でも東京都内その姿を見ることが出来る最も古い構築物は東京大学正門(1912年)ですが、建築としてはこの明治神宮が東京都内で最も古い建築です。

伊東氏の建築の他にも公園の父とも呼ばれた本多静六氏による造園や、建築家の大江新太郎氏による宝物殿(1921年)など、数々の重要文化財などが堪能できる建築好き必見のスポットとなっています。

明治神宮_宝物殿
明治神宮_南神門

設計:伊東忠太(再建:角南隆)
所在地:東京都渋谷区代々木神園町1-1
アクセス:明治神宮前駅、原宿駅徒歩約10分
竣工:1920年(1958年再建)
公式HP:https://www.meijijingu.or.jp/


↑建築に興味がある人にイチオシの書籍は「世界でいちばん素敵な建築の教室」
本当に楽しくてわかりやすいので是非チェックしてみてください(Amazonで詳細を見れます)

建築学ランキング
にほんブログ村 美術ブログ 建築・建築物へにほんブログ村

↑建築系のブログランキング。よければ応援してもらえると嬉しいです。
建築やデザイン好きな人は他にも面白いブログがいっぱいあるので是非見てみてください^^

■他にもこんな記事がおススメです
・ゴンノベーカリーがスゴい!街に開いた名建築パン屋さんを徹底レポート【東京葛西】
・白川郷を満喫!建築好きが巡る世界遺産満喫ツアー【岐阜県白川村】
・本のプレゼントで「超」おススメしたいギフト本20冊【ジャンル別】

タイトルとURLをコピーしました