大井川鐵道で絶景巡り!湖上の秘境駅や廃線跡旅を徹底レポート【静岡県奥大井】

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今回は南アルプスに分け入る大井川鐵道に乗って絶景旅行に行ってきましたのでご紹介したいと思います。
大井川鐵道の井川線は1日5本というまさに秘境というにふさわしい路線ですが、短いスケジュールながらメインの目的であった奥大井湖上駅と井川廃線跡をはじめ様々な風景を巡ることができました。

今回の記事では実際に行ってみた体験談から大井川鐵道の見どころやポイントを徹底レポートしていきたいと思います。

また奥大井湖上駅について詳しくは「湖に浮かぶ駅!?大井川鐵道の奥大井湖上駅に行ってきた」、井川廃線跡 について詳しくは 「大井川鐵道の終着地!井川廃線跡で廃線ウォークをしてきた」にもまとめているので興味がわいたら是非ご覧ください。

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1.大井川鐵道とは

大井川鐵道は静岡の南アルプスを通る鉄道で、蒸気機関車の動態保存や日本唯一のアプト式列車が通ることでも有名な日本有数の山岳鉄道です。
アプト式列車が通る「南アルプスあぷとライン」は大井川水系のダム建設のために作られた歴史を持ち、 ラックホイールピニオンという坂道専用の歯車を使って90パーミルという日本一の急勾配を登りながら豊かな自然と絶景の数々を眺めることができます。

また、途中にある奥大井湖上駅は世にも珍しい湖の上に孤島のように浮かぶ駅で、この世のものとは思えない美しい風景と相まって「秘境駅」とも呼ばれ密かに注目を集めています。

2.一日5本程度!プランを練りに練る

今回の旅は1泊2日の旅でしたが、2日目は浜松を巡ることに決めていたので大井川鉄道は1日の行程でプランを練りました。
大井川鐵道は1時間に一本、あぷとラインの井川本線は一日5本程度しか運行していないのでかなり綿密にプランを練ります。

とはいっても日帰りで1日5本(終点井川駅の最終電車は15:54)なのでそこから逆算するとおのずと方向性は決まって行きました。
僕の場合はメインである奥大井湖上駅で約2時間滞在井川で約1時間半滞在して最終電車で宿泊先のある浜松駅に戻るプランに落ち着きました。
電車を降りて散策したのは訪れたのは主に奥大井湖上駅、井川の井川ダム・井川廃線小路です。
千頭駅からいける寸又峡温泉と夢のつり橋も気になりましたが、日帰りのプランでは難しそうなので今回は見送りました。

ちなみに奥大井湖上駅まで行くのであれば金谷駅で購入できる大井川周遊きっぷ(2日間有効4900円)が断然お得です。

1日だけの利用でも、通常であれば奥大井湖上駅まで往復するだけで5000円を超えてしまうので、基本的には大井川周遊きっぷの購入をおススメします。また、この切符を持っていれば週末混雑する中でイチイチ切符を買わなくて済むというメリットも大きいです
実際のプランは以下のようなプランとなりました。

□行き
08:18/静岡駅発
 ↓①JR東海道本線
08:51/金谷駅着(大井川周遊きっぷ購入)
09:01/金谷駅発
 ↓②大井川鐵道大井川本線
10:14/千頭駅着
10:19/千頭駅発
 ↓③大井川鐵道井川本線(あぷとライン)
11:23/奥大井湖上駅着 2時間11分滞在
 (昼食/周辺散策)
13:34/奥大井湖上駅発
 ↓④大井川鐵道井川本線(あぷとライン)
14:18/井川駅着 1時間36分滞在

□帰り
15:54の井川駅発(最終電車)で19:39に金谷駅着、20:41に浜松駅着

ちなみに東京から静岡までは新幹線で1時間15分、 大井川鐵道の始発駅である金谷駅までは東京から約2時間で行けます。

3.大井川鐵道の旅レポート1-大井川本線で千頭駅に

まずは東京から静岡まで新幹線で移動して、そこから金谷駅に移動します。

大井川鐵道へは一旦改札を出て乗り換える必要があるのと、 大井川周遊きっぷを購入する為になるべく改札近くのドアに移動しつつ列車を降ります。(これは結構重要です)

こちらが始発の金谷駅外観。乗り換え時間は10分しかないので心配していましたが、基本的には10分あれば余裕なので乗り遅れを心配する必要はありません。
しかし複数人で行く場合は座席の確保の観点からなるべく早く切符を入手することが重要となります。

周遊きっぷを購入し、木製のレトロな改札を通ってホームにでると5分程で列車が到着。
かなりの雰囲気にテンションが上がります。

最初のうちはのどかな茶畑の風景や民家の風景が続きます。進むにつれて車窓から見える風景も民家、茶畑、山川と段々と変化していきます。

建築好きとしての見どころは吊橋で、金谷~千頭駅の間では金谷駅から13駅目の塩郷駅を過ぎたあたりにある塩郷の吊橋が見どころです。

約1時間10分ほど景色を楽しんだところで千頭駅に到着。
ここから南アルプスあぷとラインに乗り換えますが、ここでのポイントは先頭車両付近に移動すること。あぷとラインは席によって車窓からの景色がだいぶ違うのでスムーズな乗り換えがポイントです。

4.大井川鐵道の旅レポート2-あぷとライン

こちらが南アルプスあぷとラインの列車。かなり小ぶりでかわいい列車です。

座席はこんな感じです。2人がけと4人がけの席がありますが、近くにいたおばさまのアドバイスで進行方向向かって右側の4人席に着席。あぷとラインでは右側のほうが圧倒的によい景色が広がるそうで、「こちらに座りなさい」とアドバイスしていただき大変助かりました。

あぷとライン最初の見どころは千頭駅から1駅目の川根両国駅を過ぎたところにある川根両国の吊橋です。こちらも 塩郷の吊橋と同様かなりシンプルで美しい吊橋です。

さらに進んだアプトいちしろ駅から長島ダム駅の区間ででアプト式機関車を連結します。ここの区間が一番の急こう配となっているので、坂道専用の歯車を線路の真ん中に敷設された「ラックレール」という歯形レールを噛み合わせて坂道を上ります。
この連結作業は一度列車を降りて見学することも出来ます。

こちらは長島ダム駅から見た長島ダム。時期限定の事前予約で見学も可能のようですが、遠くから見てもその大きさや迫力に圧倒されます。

長島ダム駅を過ぎたあたりから山々が険しくなってきて、山を分け入りトンネルをくぐりながら進んでいきます。

長島ダム駅から10分程で奥大井湖上駅が見えてきます。
島の前後にある巨大な鉄橋は「レインボーブリッジ」と呼ばれ、お台場のレインボーブリッジができるより前に命名されたものだそうです。

ここで2時間ほどの滞在時間があるので、レインボーブリッジ横の歩道を通ってホームの端までいったり15分程歩いたところにある絶景ポイントから全景を眺めたりしてその景色を楽しみます。
また昼食は事前に買ったお弁当をあずま屋でとりましたが、基本的に周りにお店はないので、食事は事前に購入しておくことをおススメします。
尚、奥大井湖上駅に関しては次回の記事で詳しくご紹介したいと思います。

景色と食事をたっぷり堪能して、最終目的地である井川駅に向かいます。

5.終点井川に到着!

南アルプスあぷとラインの終着地である井川駅には奥大井湖上駅をでて40分程で到着です。

終点の井川駅ではアプト式列車を間近で見ることができます。皆、途中途中で機会を見つけてはこの列車の写真をとっていたのですが、一番の写真ポイントは井川駅でした。

ここからまずは井川ダムを見学しつつ、廃線小路を目指します。

15分程歩いたところで廃線跡に入りますが、僕が訪れたのは11月の下旬だったので紅葉と廃線に落ちる落ち葉が大変に美しかったです。廃線小路は15分程の短い区間ですが、更に進むと夢の吊橋、井川大仏も見ることができます。
こちらの廃線小路と井川駅周辺についても次回の記事で詳しくご紹介する予定です。

最後に井川展示館で井川ダムについて学習しながら時間を調節。井川展示館もかなりカッコいい建築で、内外かなり見て周り楽しめました。設計者などの詳しい情報は分らず少しモヤモヤしています。

井川には1時間半ほど滞在して15:54の最終電車で、千頭、金谷に向かい、大井川鐵道の旅が完結しました。
今回は1日という短い期間ではありましたが、1日の中でも充分にその魅力を味わうことができました。今度行く機会があればSL列車や寸又峡温泉を体験したいと思いますのでその時はまたレポートしたいと思います。


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