東京都内のデートで訪れたい建築スポット12選

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この記事では、私がこれまで訪れた建築の中かデートで訪れるのにおススメの東京都内の有名建築をまとめました。
どうせ訪れるのなら建築も楽しみながらデートも楽しみたいもの。 今回選んだ建築は普通におススメのデートスポット且つ、建築としても見どころがあり、ワクワクドキドキできる建築をセレクトしましたので、気になる建築があれば是非訪れてみてください。

【自己紹介】
・建築好きのやま菜と申します。
・今までに約5000件の建築を巡った建築トリッパー
・今日も素敵建築を求めて東奔西走

【この記事で分かること】
・デートで訪れるのにおススメの建築を写真と文字でレポート
・デートで訪れるのにおススメの著名な建築家がデザインした建築や歴史のある近代建築をまとめ

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1.MIYASHITA PARK(日建設計+竹中工務店)

まず初めにおススメするMIYASHITA PARKは渋谷駅前の明治通り沿いに建てられた商業施設・ホテル・公園が一体となった複合施設です。
元々は地上2階建ての宮下公園だった敷地に、3階建ての商業施設と屋上公園、地上4階~18階にはホテルが建設整備され、2020年7月に新たな宮下公園としてオープンした最新スポットです。
約300mに渡ってファッションや飲食など様々な店舗が軒を連ねていて、細心のショップを巡るだけでも刺激的です。

MIYASHITA PARKの名の通り建物の屋上は無料で入れる公園になっていて、のんびり芝生やベンチで休憩しながら開放的な都市空間を味わうことができます。
あえて鉄道や橋といった土木構築物のスケールをデザインの前面に出すことで、超高層建築にはない都市的なスケール感や親しみやすさをつくり出しているのもユニークです。

また、様々な飲食店が軒を連ねる1階の渋谷横丁は24時間営業なので、時間を気にせず地域の名産やお酒を楽しめるのも魅力です。

さらに屋上に聳え立つホテルsequence MIYASHITA PARKの入り口とホテルのエントランスの間にあるカフェVALLEY PARK STANDにも注目です。

VALLEY PARK STAND

PARK VALLEY PARK STANDはSUPPOSE DESIGN OFFICEがデザインを手掛けたカフェ・ラウンジスペースで、ミヤシタパークの屋上庭園という都市的要素とホテルという建築的要素を繋ぐ中間領域でもあります。
コンクリートによる無機質でスタイリッシュな内装はSUPPOSE DESIGN OFFICEの得意とするデザインでもありますが、ここVALLEY PARK STANDでは都市的・土木的なイメージとしてのコンクリートが地形のように建物内に場をつくり出しつつ、彫刻的な美しさも兼ね備えたカフェ・ラウンジとしてデザインされています。

VALLEY PARK STAND

ホテル併設のカフェということもあり、朝早くからオープンしているのも嬉しいポイントで、意外に少ない渋谷の貴重なモーニングデートスポットとしても活用できます。
詳細記事
・ミヤシタパークがオープン!生まれ変わった空中公園を建築に注目してレポート【東京渋谷】

プロジェクトアーキテクト:日建設計
設計:竹中工務店
VALLEY PARK STAND内装設計:SUPPOSE DESIGN OFFICE
所在地:東京都渋谷区神宮前6-20他
アクセス:渋谷駅より徒歩約3分
竣工:2020年
営業時間:
 ショップ 11:00~21:00※店舗による
 VALLEY PARK STAND 8:00~23:00
備考:第23回JIA環境建築賞
2020年グッドデザイン賞
公式HP:https://www.miyashita-park.tokyo/

2.mAAch ecute神田万世橋(JR東日本建築設計事務所+みかんぐみ)

続いて紹介するmAAch ecute(マーチエキュート)神田万世橋は、東京秋葉原エリアに1912年(明治45年)に開業した旧万世橋駅の鉄道遺構をリノベーションした商業空間です。
元々の万世橋駅やその後の交通博物館時代は暗くて閉鎖的な建物でしたが、今回の改修ではそれらの近代遺構をうまく使いつつ、神田川側に開いた本当に気持ちのいい空間が実現しています。

マーチエキュートでもう一点必見なポイントが、旧万世橋駅のプラットフォーム跡を活用したテラスとレストラン空間「2013プラットホーム」です。
階段を上がったところにあるレストラン「RESTAURANT PLATINUM FISH」は2つの線路に挟まれ、世界で一番電車に近いレストランともいわれます。

カフェと反対側はテラスになっていて、ベンチに座って間近で電車の通り過ぎるのを感じられる絶景スポットです。ホームはガラスに囲われていて風圧や音も大きくないので、カップルで過ごすのに絶好のスポットとなっています。

詳細記事
・マーチエキュート神田万世橋がスゴい!近代遺構を活用した商業空間を徹底レポート【東京秋葉原】

建物改修設計:JR東日本建築設計事務所+みかんぐみ
所在地:東京都千代田区神田須田町1-25-4
アクセス:秋葉原駅より徒歩約4分
竣工:2013年
営業時間:
 月~土 11:00~21:00(飲食店は23:00)
 日・祝 11:00~20:00(飲食店は21:00)
公式HP:https://www.ecute.jp/maach

3.STARBUCKS RESERVE ROASTERY TOKYO(隈研吾)

続いておススメしたいのが中目黒や代官山駅から程なくのところに建つSTARBUCKS RESERVE ROASTERY TOKYO
スターバックス リザーブ ロースタリーはこの東京中目黒店が世界で5店舗目となるスターバックスの次世代店舗です。
世界に5店舗しかないロースタリーですが、建築の設計を一から行ったのはこのロースタリー東京が世界初。さらに外観デザインを建築家・隈研吾氏率いる隈研吾建築都市設計事務所が手掛けたことでも大きな注目を浴びました。
カッパーキャスクと呼ばれる豆を貯蔵するタンクが吹き抜けを貫いて4階までそびえ立ち、こだわり抜いた設備と空間で贅沢なひと時を過ごせます。

面白いのはスターバックスの店舗ながら階ごとに1階は珈琲、2階はお茶、3階はお酒と明確にゾーンが分れていることで、まるでテーマパークのように階を巡りながらドリンクや食事を堪能することが出来ます。

STARBUCKS RESERVE ROASTERY TOKYO

詳細記事
・隈研吾が外装を手掛けた中目黒のスタバを徹底レポート【東京中目黒】

外観設計:隈研吾/隈研吾建築都市設計事務所
内装設計:スターバックスコーヒージャパン
所在地:東京都目黒区青葉台2-19-23
アクセス:中目黒駅より徒歩約15分、池尻大橋駅より徒歩約15分
竣工:2019年
営業時間:7:00~23:00
公式HP:https://www.starbucks.co.jp/reserve/roastery/

4.東京都庭園美術館(宮内省内匠寮工務課+アンリ・ラパン)

続いておススメする東京都庭園美術館は、目黒駅から程なく歩いたところにある美術館です。
この庭園美術館は元々は昭和天皇の皇后である香淳皇后の叔父 朝香宮鳩彦王の邸宅として1933年に建てられた宮邸でしたが、1983年より東京都庭園美術館として一般公開された美術館です。
展示品だけでなく床・壁・天井・照明・建具のどれもが一級品のデザインとなっていて、建物全体が1つの作品のようでもあります。

また、2014年にリニューアルした新館は芸術家の杉本博司氏がデザインしていて、アート・デザイン好き必見の建物になっています。
また、日が暮れてくれた後の建物も美しく、期間限定によってはライトアップも行っています。デートで訪れる際は夕暮れ時を狙っていくのもおススメですよ。

詳細記事
・夜の東京都庭園美術館がスゴい!ライトアップされた建築&庭園をレポート【東京都目黒】

設計:
 本館:宮内省内匠寮工務課+アンリ・ラパン(内装デザイン)
 新館:久米設計+杉本博司(アドバイザー)
 レストラン:久米設計
所在地:東京都港区白金台5-21-9
アクセス:目黒駅より徒歩約5分
竣工:1933年(本館)、2013年(新館)、2018年(レストラン)
開園時間:10:00~18:00
美術館入館料:展覧会によって異なる
庭園入場料:一般200円
休館日:毎月第2・第4水曜日、年末年始
公式HP:https://www.teien-art-museum.ne.jp/

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関連記事
・建築本「一級建築士矩子の設計思考」がスゴい!話題の本格建築漫画をレポート

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2024年4月18日には「一級建築士矩子の設計思考」第3巻が発売になりました。

5.21_21 design sight(安藤忠雄)

21_21-design-sight

21_21 design sightは赤坂のミッドタウン・ガーデン内に建てられたデザインとアートの発信拠点です。
時期によって様々な展示が行われていて、デザイン好きにはワクワクする場所です。 様々なテーマで来場者参加型のイベントやトークセッションも頻繁に開催されているので、気になる人の興味がありそうなテーマの時に誘ってみてはいかがでしょうか。
一枚の鉄板を折り曲げたような屋根が地下~地上を覆っていますが、地上から見える以上に内部空間は広々していて、安藤氏の得意なコンクリートに差し込む光がとても美しい建築です。

所在地:東京都港区赤坂9-7-6
アクセス:六本木駅より徒歩約5分
竣工:2007年
用途:ギャラリー、ショップ
開館時間:10:00~19:00(入場は18:30まで)
休館日:火曜日、年末年始、展示替え期間
公式HP:http://www.2121designsight.jp/

6.神保町シアタービル(日建設計/山梨知彦+羽鳥達也)

神保町シアタービルは神保町駅からすぐの所に建ち映画館や吉本興業のお笑い劇場「神保町花月」が入る複合施設
小劇場の雰囲気と現代的な建物が同時に楽しめるおススメスポットです。
若手芸人によるお芝居やライブに笑うもよし、ちょっとマニアックな映画を見るもよし、小劇場ならではの濃厚な時間が過ごせます。
斬新な建築デザインにも注目で、タケノコ状の形から卵の殻が割れて中からエネルギーが湧き出てくるようなデザインはエネルギッシュな現代の芝居小屋を体現しています。

詳細記事
・「神保町シアタービル」エネルギー溢れる現代の小劇場をレポート

所在地:東京都千代田区神田神保町1-23
アクセス:神保町駅より徒歩約3分
竣工:2007年
用途:映画館、劇場
公式HP:https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/

7.アドミュージアム東京(近藤康夫)

アドミュージアム東京はカレッタ汐留内にある広告とマーケティングを展示するミュージアムです。
江戸時代の錦絵から最新のテレビCMまで様々な広告資料がデジタルアーカイブされ展示されています。
広い大階段を垂直方向に移動しながら展示を見ていくと、建物の中であることを忘れさせてデジタルアーカイブの森の中に迷い込いこんでいるかのような空間体験ができます。

最新のデジタル技術を使った広告から懐かしのCMまで身近な「広告」を堪能できるので、普段はあまり美術館に行かないというカップルにもおススメのスポットです。

所在地:東京都港区東新橋 1-8-2 カレッタ汐留内
アクセス:汐留駅、新橋駅より徒歩約5分
竣工:2002年
用途:ミュージアム
休館日:日曜・月曜
公式HP:https://www.admt.jp/

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