浜松町「ウォーターズ竹芝」ウォータラインに映える素敵建築をレポート

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今回は東京竹芝エリアにオープンしたWATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)を見学してきたので、その模様をレポートしたいと思います。

目前に浜離宮恩賜庭園や水辺が広がる敷地に全256室のホテルや劇団四季の劇場、商業施設などが計画されたこのプロジェクトは、東京の新スポットとして大きな注目を浴びています。
では、早速レポートしていきたいと思います。

【自己紹介】
・建築好きのやま菜と申します。
・今までに約5000件の建築を巡った建築トリッパー
・今日も素敵建築を求めて東奔西走

【この記事で分かること】
・ウォーターズ竹芝を実際に訪れたレポートを写真と文字で解説
・ウォーターズ竹芝の基本情報やアクセス方法、訪れる際のポイント
・ウォーターズ竹芝の建築的な見どころや注目ポイント

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1.WATERS takeshibaってどんなところ?

WATERS takeshiba(ウォーターズ竹芝)はゆりかもめの「竹芝駅」、JRでいうと浜松町を最寄駅とした竹芝エリアに建てられた複合施設です。

元々このエリアにはJR東日本の浜松町社宅やシーサイドホテル芝弥生などが建っていた場所です。
また、劇団四季の劇場があったので訪れたことがあるという人もいるかもしれません。

今回の計画では、水辺に隣接する豊かな立地環境を生かして劇団四季の新しいシアター[春][秋]浜離宮恩賜庭園や東京湾を間近に望めるラグジュアリーホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」、オフィスや商業など合計延べ床面積で10万㎡を超える複合施設が計画されています。
メインとなるシアター棟とホテルやオフィスの入る高層棟の間には広場やテラスが設けられ、商業部のメインであるアトレ竹芝は週末のショッピングやレジャーにピッタリの新スポットとして生まれ変わりました。

2.早速潜入!外観にも工夫がいっぱい!

今回はゆりかもめに乗って竹芝駅からアクセスしたのですが、まずゆりかもめで竹芝駅に向かう途中にこのWATERS takeshibaが見えて早速テンションがあがります。

アクセスとしてはゆりかもめの竹芝駅からは歩くこと約5分、JRの浜松町駅からだと徒歩10分ほどで到着です。
今回私は建築も1つの目当てだったのですが、訪れるならゆりかもめがおススメです。

駅を降りたあとは線路沿いに5分程歩くとWATERS takeshibaに到着です。
奥に見えるのがシアター棟で、[春][秋]2つのシアターを黒い屋根が繋げています。劇団四季程の大きな劇場はその性質から巨大な箱建築になりがちですが、この鋭角の屋根によってシャープなデザインとアイキャッチの両方が実現していることに注目です。

横から見るとこんな外観でかなり迫力があります。
この屋根は2つのシアターのボリュームを1つにまとめつつ、水辺に向かって低くなっているので湾側から見たボリュームはかなり抑えられて見えています

こちらは水辺の向かいにある浜離宮恩賜庭園から見たWATERS takeshibaです。
実は同じ日に浜離宮恩賜庭園持訪れたので対岸から見てみましたが、屋根の軒先はがちょうど緑のラインくらいに見えますね。

どちらの建物も等高線のように下の部分が広がるデザインが特徴的で、低層部は少しずつずれたテラスが段々と広がっていき地上部の広場と水辺に繋がっていきます。

3.第1期が完成!先行オープンしたタワー棟と広場を楽しむ

WATERS takeshibaの工事は大きく第1期と第2期に分れていますが、2020年の6月にオープンした第一期は26階建てのタワー棟と、タワー棟の一部の商業施設となります。

敷地自体はそこまで大きくないのですが、このテラスが建物の周りに広がりながら繋がっていることで散策するのが楽しい空間になっています。
低層部はシアター棟で1階から3階まで、タワー塔で1階から4階までが商業施設となっているので水辺を間近で感じつつショッピングや食事ができるようになっています。

商業空間から段々とテラスを降りていくと水辺に近づいていく感じがおもしろくて、海風を感じながらまったりと東京湾の風を感じることができます。

ちなみに上部は5階から14階までがオフィス16階から26階がラグジュアリーホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」が入居しています。
メズム東京はJR東日本グループである日本ホテルとマリオット・インターナショナルが初めて提携したホテルで、265室ある客室からはウォータフロントならではの絶景が望めます。

4.低層部のアトレ竹芝にも注目!

シアター棟とタワー棟の両低層部には商業施設「アトレ竹芝」が入ります。
「NEW CURIOUS」をコンセプトにした商業部分には最終的にはタワー棟11店舗、シアター等11店舗の22店舗が入居予定ですが一期ではタワー棟の一部のお店がオープンしました。

タワー棟には主にカフェやレストランシアター棟にはアミューズメント系の店舗が予定されています。
特にシアター棟では五感や感性に着目した「ダイアログ・ミュージアム 対話の森」やお酒を飲みながらクレー射撃やダーツが楽しめるバー一体型の「LUXY」など新感覚のアミューズメントスポットとして注目です。

現在オープンしたタワー棟では「珈琲館」の旗艦店(写真手前)やフランス・パリ発のオーガニックスーパーマーケット「ビオセボン」などの店が並びます。

上部にラグジュアリーホテルが入っていることもあってインテリアは落ち着きながらも非日常的な装いです。
商業部分は準備オープン店舗が拡大されていくので今後も目が離せません。

5.干潟や船着き場もあり、まさにウォーターフロントアミューズ!

今後の展開として注目したいのが「船着き場」です。
ウォーターフロントの立地を生かして今後は舟運事業者と連携して水辺を結ぶ定期船の発着も計画されています。
東京湾を経由してお台場や豊洲と繋がると、更に利便性や遊びの幅も広がりますね。

連絡船は松本零士氏がデザインした「ホタルナ」をはじめ3台が停泊していました。
宇宙船をイメージした流線形ボディのホタルナは現在でも人気の観光船で私も一度乗船したことがありますが、海から見る東京の風景はいつも見る風景とは一味違って刺激的でした。

船着き場の隣には幅 約23mの干潟もありました。
WATERS takeshibaの前面の水辺には東京都の絶滅危惧種など多様な生物が存在する貴重な水辺であることが分かっています。教育・研究機関などと連携しながらこの干潟も調査・保全が進められていくそうです。
想像していたよりかなり小さな干潟だなというのが正直な感想ですが、今後どう整備されていくか注目したいと思います。

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いかがでしたでしょうか。
2020年夏に最も注目されているスポットの1つともいえるこの建築。
これからオープンする背説も多いので今後も楽しみに見ていきたいと思います。

ウォーターズ竹芝
設計:ジェイアール東日本建築設計事務所
所在地:東京都港区湾岸1-10-30他
アクセス:浜松町駅より徒歩約10分、竹芝駅より徒歩約5分
竣工:2020年


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