白川郷で絶景建築巡り!世界遺産の建築群見学レポート

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今日は世界遺産にも登録されている岐阜県の白川郷に訪れてきましたので、建築好きの視点からその魅力や見どころについてレポートしたいと思います。
知っているようで案外あまり知られていない白川郷ですが、気候や地理的要因からできた特殊な合掌屋根の建築や内部の見学、食事についてなど、実際に訪れてみたからこそわかるポイントを紹介していこうと思いますので、興味がある方は是非ご覧下さい。

【こんな人におすすめ!】
・これから白川郷を訪れる予定なので、おススメのスポットや見どころを知りたい
・日本国内の絶景スポットについて実際に訪れた人の感想を知りたい
・建築や集落に興味があって、写真や文章で詳しく実例を知りたい

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1.白川郷って?一度は訪れたい独特の絶景

■白川郷とは?
白川郷は、岐阜県の白川村ある合掌造りの集落群です。
飛騨の深い山々に閉ざされ、豪雪地帯でもあった白川郷は、江戸時代から続く独特の景観が現在も残されています。全部で100棟を超える茅葺屋根の建築と豊かな自然が生み出す風景が評価され、1995年には富山県の五箇山と合わせて日本では6件目のユネスコの世界文化遺産に登録されました。
現在では年間170万人が訪れる人気の観光スポットとなっています。

白川郷・五箇山の合掌造りの集落は広範囲に点在しているのですが、今回私はそんな白川郷・五箇山エリアの中でも最大規模の集落である荻町集落を訪れました。

■白川郷へのアクセス おススメは?
白川郷は近くに鉄道が通っているわけではないので、基本的には車でのアクセスとなります。
今回私は金沢駅から高速バスによるバスツアーで訪れました。

金沢駅など近隣の主要駅から高速バスも運行していますが、私が訪れた11月は新型コロナウイルス感染症の影響で欠便や運休が出ていて、思った時間にアクセスできなかったので、バスツアーでの申し込みを行いました。

結果的にはこれが大正解!おススメのビューポイントを紹介してもらったり、茅葺屋根の食事処でのスムーズな昼食が取れたりと大満足の旅となりました。(目の前で初心者マークを付けたレンタカーが山道でのすれ違いに苦慮した挙句、ガードレールに車を擦ってしまっているのを見てやはりバスで正解だったと思いました。)
どうやってアクセスするか迷っている人はバスツアーを利用してみるのがおススメですよ!

2.早速突入!まずは萩町城跡展望台で全貌を把握

金沢駅からバスで1時間20分ほどで白川郷に到着です。
今回訪れたのは白川郷の中でも最大規模の集落である荻町集落。まず初めに訪れたのは荻町集落エリアを一望できる萩町城跡展望台です。

萩町城跡展望台はかつて室町時代に山城があった場所で現在は展望台や駐車場のある人気スポットです。
高台に設けられた展望台では、よく白川郷の写真で見るような集落の全体を見渡すことができます。

ちなみにこちらのスポットは徒歩でも麓である集落の入口から徒歩5分くらいでアクセスできるので、白川郷を訪れた際にはぜひ訪れてほしいマストスポットです。

3.街内を散策!江戸時代から脈々と続く建築群がスゴい!

萩町城跡展望台降りた後は早速萩町集落を見学していきます。
バスを降りると白川郷デザインのマンホールがお出迎えしてくれます。集落内は車の侵入には自主規制があって近代的な道路は集落の入口までとなっています。

総合案内所「であいの館」

自家用車の人は萩町城跡展望台降りた後は、対岸にあるせせらぎ公園の駐車場に向かうのがメジャーなコースのようです。せせらぎ公園には総合案内所「であいの館」もあるので、ここでまずは基本情報をゲットするのもよいでしょう。

集落内に入ると迫力の合掌造りの家々が連なる絶景が眼前に広がります。
合掌造りとはその名前の通り、手のひらを合わせて合掌したような三角屋根の形状を表していて、その小屋裏は2層、3層、4層と多層的に利用できるようになっているのが特徴です。

小屋裏では煙硝(火薬)や養蚕をはじめとする家内工業が発展し、冬になると固く閉ざされる豪雪地帯の白川郷にとって貴重な収入源でもありました。
また集落内を歩いていると、どの家も同じ向きに向かって建てられていることに気づきますが、これは日照と風通しを考えてこのようにつくられているとのこと。

萩町エリアは庄川という川が南北に流れている谷状の地形なのですが、夏はこの南北軸に流れて吹く風を効率的に取り入れるため、冬は東から西までの太陽の光を最大限に受けつつつ合掌の両側に日の光を当てるためにこのようなデザインになっているのです。

私が訪れたのは11月の3連休の時期でしたが、のどかに続く田園風景と深い傾斜の屋根の作り出す風景は、初めて見るのにどこか懐かしくて安心するような風景でした。
また、この茅葺屋根は約50年に一度吹替が行われるそうで、集落内の家々では新しいものから古いものまでそれぞれ微妙に違った屋根の色合いとなっているのが趣深いです。

集落内を流れる水路も美しくて、遠くに見える飛騨の山々から脈々と流れてくる自然の壮大なイメージを感じ取ることができます。

荻町エリアの中でイチオシの絶景スポットは、集落の最奥にあるこちらのポイントです。
食事処「忠兵衛」の奥にあるエリアなのですが、田んぼと3つ並びになった建築と背景の山々が折り重なった風景は感動します。
エリアの奥と言っても10分ほど歩けば到着するほどの距離で、一般の観光客にはあまり知られていない白川郷の隠れ名スポットとなっています。

続いて庄川に架かる「であい橋」を渡って対岸のエリアへ向かいます。
100mを超える橋が支柱や上からの吊りワイヤーが一切ない構造となっていて、シンプルながら技術と美しさを備えた名橋です。
これは景観と冬期の除雪作業などを考慮してデザインされたもので、建築・土木構造物好きとして密かな注目スポットとなりました 笑

橋を渡ったところにある野外博物館 合掌造り民家園は使われなくなった合掌造りの建築を移築・保存する野外博物館です。
岐阜県の重要文化財指定建造物9棟を含む25棟の建造物が保存公開されていて、こちらも見どころ満載のスポットとなっています。

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4.食べ歩き&昼食でも白川郷を満喫!

集落内ではお土産屋さんの他、気軽にテイクアウトできる軽食屋さんも数多くあります。

集落内をひと歩きした後は、ちょっとした軽食で栄養補給します。
今回頂いたのは飛騨牛コロッケ。少し寒くなってきた季節だったのでホクホクのコロッケで温まりました。
お店はオペレーションの関係でものすごく待ち時間があるお店と、すぐに提供されるお店があるので、軽食であれば空いているお店でさっサッと購入するのがおススメです。

昼食はこちらの食事処白水園でとりました。
今回はバスツアーの中に昼食が入っていたので並ばずに時間通りに入れましたが、お昼時はかなり混雑するようです。

名物料理の飛騨牛の朴葉味噌焼きがとっても美味しかったです。
天井は水平の普通の天井かと思ったのですが、お座敷を出るときに上を覗いたら合掌造りの構造も間近で見ることができました。
あまり気が付く人がいないようですが、合掌屋根の食事処で食事をとった後は上を見上げるのを忘れないようにしましょう 笑

5.一部の建物は内部の見学も可能!おススメの建築は?

白川郷では外観だけでなく実際に内部の見学が可能な建築もいくつか存在しています。
萩町エリアでは、和田家、神田家、長瀬家、明善寺の4つの建物で内部を見学することができますが、特におススメなのが和田家と明善寺です。

こちらの和田家は江戸時代に建てられ、築300年以上経った現在でも実際に住宅として使われている白川郷を代表する合掌屋根の邸宅です。
このエリアで唯一国の指定重要文化財に指定されている建築で、水路沿いに見る外観は特におススメです。
メインとなる主屋だけでなく土蔵や便所を含めて文化財に指定されいて、1階の一部と2階が一般公開されています。
営業時間:9:00~17:00
定休日:不定休
入館料:
 大人:300円
 小人:150円

もう一つのおススメが私が今回内部も見学した明善寺です。
こちらも江戸時代の末期に建築されたもので、なんとも珍しい合掌造り・茅葺き屋根のお寺です。

郷土の民具などの資料が展示され、県の重要文化財にも指定されている明善寺庫裡郷土館は何と5階建て。白川郷の合掌造りの建物の中で一番の大きさを誇っています。
茅葺屋根の鐘楼門、明善寺本堂も明善寺庫裡郷土館と同じく江戸時代に建てられた貴重な建築です。
こちらの写真の本堂の内部は明善寺庫裡郷土館と合わせて見学することができる激推しスポットとなっています。
営業時間:
 4月~11月 8:30~17:00
 12月~3月 9:00~16:00
定休日:不定休
入館料:
 大人:300円
 小人:100円

※明善寺内部についてはこちらの記事で詳しくレポートしていますので、是非合わせてご覧ください。
詳細記事
・合掌造りのお寺!?内部も見学できる白川郷明善寺を徹底レポート【岐阜県白川村】

いかがでしたでしょうか。
世界遺産としてその名を聞いたことがない人はいないくらい有名な白川郷ですが、実際に訪れてみると想像以上に見どころ満載で、知らなかったことや発見が満載の建築旅となりました。
想像以上にアクセスもしやすいので、気になった方は是非一度トリップしてみてくださいね。

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