有明ガーデンを見学!建築好きが注目の臨海都市をレポート【東京有明】

東京建築巡り

こんにちは。建築好きのやま菜です。
今日は有明にオープンした新スポット有明ガーデンを見学してきましたので、建築好きの視点からその魅力やポイントをレポートしたいと思います。

有明ガーデンは臨海副都心にできた大型複合施設で、巨大ショッピングモールやシアター、露天風呂付きの温浴施設やホテルなど様々な施設が集まる複合建築です。
2020年の夏、東京で最も注目される新スポットの1つである有明ガーデンについて、その具体的な建築内容や実際に訪れてみて感じたことを中心に書いていきたいと思いますので、この施設について知りたい!という方は是非ご覧になって参考にしてもらえればと思います。

【こんな人におすすめ!】
・新スポットである有明ガーデンを実際に訪れた人の感想を聞きたい
・有明ガーデンの建築や建築デザインの見どころや、注目ポイントについて知りたい
・建築に興味があって、具体的に建築のどこに注目して見ると面白いのか知りたい

1.有明ガーデンとは?

有明ガーデンは東京湾岸の有明地域において国家戦略特区事業として整備された大規模複合施設です。
敷地面積約107000㎡の広大な敷地に店舗数200店を超える大規模商業施設、8000人規模の劇場、総戸数1500戸超のタワーマンション、温浴施設、ホテル、劇団四季の劇場といった施設が整備され、、臨海副都心・湾岸エリアの新しい拠点として大きく注目されています。

2.アクセスや施設構成は?

有明ガーデンへのアクセスはゆりかもめ有明駅からは徒歩2分、りんかい線国際展示場駅からは徒歩5分となっています。
私は行きは国際展示場駅から、帰りはゆりかもめの有明駅からアクセスしましたが、どちらの駅からも有明ガーデンの超高層タワーマンション「シティタワーズ東京ベイ」が見えるので、迷うことなくアクセスできると思います。
詳しいアクセス方法は公式HPにも写真付きで紹介されているので、そちらを確認するのがおススメです。

りんかい線もゆりかもめも駅から歩いてスグなので、自宅や待合わせ場所に合わせて選ぶのがよいでしょう。
尚、商業棟に隣接して1400台収容の立体駐車場も設けられているので車でのアクセスも可能です。

施設構成は以下のようになっていて、まさに1つの街といった規模です。
住まいからショッピングや文化まで、日常と非日常の両方を内包した臨海都市といった内容ですね。

・商業施設:ショッピングシティ 有明ガーデン
→地上5階・地下1階、総店舗200店舗を超えるショッピングセンター
・多目的ホール:東京ガーデンシアター
→地上6階・地下1階、約8000名収容の劇場
・タワーマンション:シティタワーズ東京ベイ
→最大地上33階、総戸数1539戸のトリプルタワーマンション
・温浴施設:泉天空の湯 有明ガーデン
→地上6階、地下1階のスーパー銭湯
・宿泊施設:ホテルヴィラフォンテーヌ グランド 東京有明
→地上16階・地下1階、749室の客室をもつ宿泊施設
・専用劇場:・有明四季劇場(2021年オープン予定)
→地上4階、約1200名収容の劇団四季専用劇場
・公園/広場:有明ガーデンパーク、スポーツエンターテイメント広場
→6800㎡からなる広場と8780㎡のイベント会場・広場
・認定こども園:武蔵野大学附属有明こども園
→地上3階、280名収容の認定こども園

3.早速見学!何もかも巨大なスケールは圧巻

有明ガーデンはりんかい線の国際展示場駅を出て北に5分ほど歩いたところにあります。途中ゆりかもめのあり有明駅を横目に通過しますがこの辺りからな南側の街区に配置されるタワーマンション「シティタワーズ東京ベイ」の巨大な姿に目を奪われます。

シティタワーズ東京ベイは総戸数1500戸を超え約110mのタワーが3棟連なっています。
白い外装材にブルーのガラスが臨海地区らしいタワーマンションですね。

マンションの足元に広がるベデストリアンデッキを進むと、まずは敷地の西側にあるホテルとシアターが見えてきます。
ホテルは有明ガーデンの西側、臨海部と反対方向の端に建っていて、水平方向を強調した外装が特徴的な建築です。

先日紹介したウォーターズ竹芝もそうですが、臨海部に建つ巨大建築は水平方向を強調するデザインになる傾向がここでも見られますね。
大きなボリュームを水平ラインで分散しつつ、臨海部の水平ラインに合わせるようなデザインとなっています。
関連記事
・ウォーターズ竹芝に潜入!話題の新スポットに訪れてその秘密をレポート

ホテルを右に曲がると左に多目的ホール「東京ガーデンシアター」その先には商業施設「ショッピングシティ 有明ガーデン」が見えてきます。
有明ガーデンの建物は基本的には水平方向を意識したデザインがなされているのですが、水平方向のラインを基調としつつ、空間としてはひらけている広場スペースには平面的なベンチ、高層タワーは垂直ラインを強調するなど建物の空間や大きさに合わせた素直なデザインを追加しているのが面白いです。

「東京ガーデンシアター」と「ショッピングシティ 有明ガーデン」の間のスペースは巨大なアトリウム空間にっていてイベント広場としても利用されます。
東京ガーデンシアターは総ごとに建物ボリュームがズレるようにせり出しているのですが、上を見上げると軒天部分がミラーになっていて下にいる人々を映し出しています。

空間的な巨大さにも圧倒されますが、ミラーの効果で更に奥行きを増して非日常的な浮足立つような広場になっています。

東京ガーデンシアターは8000人収容の大規模ホール温浴施設「泉天空の湯」の他、2020年秋には都内最大規模の無印良品などの商業施設がオープン予定です。
私が訪れたグランドオープン当初はエスカレータも閉鎖されていましたが、これから徐々に新規店舗がオープンして広場も賑わっていくのでしょう。
今からオープンが楽しみです。


↑有明ガーデンを設計した竹中工務店のこの10年の作品集もおススメです。
「新建築2020年4月別冊/TAKENAKA DESIGN WORKS 2011-2020」

4.内部に潜入!大きな箱に200の店舗が並ぶショッピング空間に注目

続いてショッピングシティ 有明ガーデン内部に入ります。
ショッピングシティは中央のエスカレータを中心に200を超える店舗が入ります。
1階は、クリニックやスーパー、ダイソーなどの地域の人々の為の店舗+バスターミナル、2階は来街者の為にアパレル・食物販・雑貨など3階はアクティブスポーツなどのスポーツやアウトドアを中心とした店舗、4階は子供服やおもちゃをはじめキッズ系の専門店、5階は飲食を中心としたフードコートと各層色付けがなされています。

特に注目なのが2階のセンタースクエアで、この建物の中心にある大きな吹き抜けとエスカレータの空間を起点にX型の通路が建物全体に広がります。
まさに巨大なおもちゃ箱におもちゃを詰め込んだような建物です。
四角い箱にたくさんの店舗が入る商業エリアですが、各エレベータホールが素材とカラーで色分けされていて自分が今どこにいるのか把握しやすくなっているのは隠れた注目ポイントです。

ショッピングシティに入る店舗は旗艦店や有明ガーデンならではの形態をとっているものも多く、例えば4階のキッズゾーンにある書店の丸善では靴を脱いで裸足で楽しめるキッズゾーンがあるなどここでしか味わえない商業体験が面白かったです。

ちなみに東京ガーデンシアターの上部に入る温浴施設「泉天空の湯」はショッピングモールから空中の渡り廊下を通ってアクセスもできます。
ショッピングや広場スペースで歩き疲れたら、こちらの温浴スペースで体を癒すなんて、想像しただけで楽しそうですね。

5.ガーデンを堪能!段々状に臨海に開く有明の庭に注目

次に注目したいのは有明ガーデンの名の通り臨海部に対して段々畑のように開かれたガーデンです。
1階の広場から段々と連続するガーデンは、それぞれ広さや隣接する機能に合わせて特色があります。

有明ガーデンパークとスポーツエンターテイメント広場

まずは1階に広がる有明ガーデンパークスポーツエンターテイメント広場
有明ガーデンパークは広大な芝生エリアを中心とした広場スペースで、四季折々の植樹がされた公園はピクニックやお散歩にピッタリです。
隣接するスポーツエンターテイメント広場はスポーツに特化された広場で様々なイベントにも対応しているとのことです。

みんなの広場

3階にあるみんなのテラスはショッピングゾーンに隣接する約1000m²のガーデンで、私が訪れた時は夏祭りと称する縁日イベントが開催されていました。
このガーデンにはステージも設置されていて、1階の広場や海岸を背景にした催しものも出来るようになっています。

水のテラス

5階の水のテラスはフードコートに隣接したガーデンで、音楽、噴水、照明と大型サイネージが一体となったイベントスペースとしても使用されます。

この5階の水のテラスはフードコートでテイクアウトした飲食物をそのまま持ち込むことも出来ます。
また池や噴水など各所に水にまつわるアイテムが設置されていて、私が訪れた時は水鉄砲を持ち込む子供たちの姿も見られました(いいのかどうかわからないですが 笑)

雲のテラス

最後にフードコートの螺旋階段を上がったところにある雲のテラスは最上階の屋上レベルにあるテラスです。
ここからは段々状に広がる有明ガーデンと臨海部を一望することができます。5階に比べて人も少ないので実は穴場スポットかもしれません。
この臨海部や広場に向けて開いたガーデン空間はまさに有明ガーデンの特色ともいえるスペースなので、訪れた際には是非その空間を堪能しましょう。

最後に劇団四季の劇場が入る有明四季劇場をちらりと見て今回の有明ガーデン見学を終えました。有明四季劇場は2021年開業なのでオープンまでもう少し待ちたいと思います。


↑劇団四季はDVDもおススメですので是非一度チェックしてみて下さい!
こちらは「人間になりたがった猫」

いかがでしたでしょうか。
今回は有明の臨海部の注目スポットである有明ガーデンをいち早く訪れて建築好きの視点からレポートしました。まだまだ紹介したいことろはたくさんあって、想像以上に楽しめた建築でした。
皆さんも気になった方は是非訪れてその空間を体験してみて下さい。



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設計:竹中工務店+前田建設工業
所在地:東京都江東区有明2-1
アクセス:ゆりかもめ有明駅徒歩2分、りんかい線国際展示場駅徒歩5分
竣工:2020年

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