下北沢駅周辺で建築巡り!建築・アート好き必見の名建築10選を紹介【東京下北沢】

今回はサブカルチャーの聖地ともいわれる下北沢で建築巡りをしてきたので、そこで見つけたおススメの名建築をレポートしたいと思います。
文化の交差点・発信拠点として注目される下北沢ですが、実は有名建築家による作品や、注目の建築プロジェクトも多い建築パワースポットでもある下北沢。

建築巡りをしていると、1本裏の通りを歩いていれば面白い建築に出会えたといったことや、知らないとつい見過ごしてしまう名建築があった、という経験も少なくありません。
今回の記事では下北沢駅周辺の注目建築を10作品に厳選して紹介しますので、建築巡りや建築鑑賞のガイドにしてもらえればと思います。

【こんな人におすすめ!】
・下北沢にある名建築について知りたい
・下北沢で建築巡りをする際のガイドにしたい
・建築に興味があって、いろいろな建築について知りたい

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1.ヤキトリてっちゃん talking GORILLA(隈研吾建築都市設計事務所+丹青社)

まず初めに紹介するヤキトリてっちゃん talking GORILLA下北沢駅直結の商業施設シモキタエキウエの一角にできた飲食店です。
カラフルなアルファベットの文字が散りばめられた空間は、まるで昔からあったような雰囲気を醸し出していて様々なインスピレーションを喚起させてくれます。
隈研吾氏というと和の建築家のイメージも強いですが、実は廃材や古材を活かしたデザインも数多く手掛けています。
ちなみに駅からは少し離れますが、同じ下北沢にある焼き鳥てっちゃんも2階建ての古民家を隈研吾氏が改修した店舗となっています。

設計:隈研吾建築都市設計事務所+丹青社
所在地:東京都世田谷区北沢2-24-2 シモキタエキウエ 2F
アクセス:下北沢駅徒歩約1分
竣工:2019年

2.LEGALAND下北沢(安藤忠雄建築研究所)

LEGALAND下北沢は、地上4階地下1階建て総戸数28戸の賃貸マンションです。
この建物を手掛けたのは世界的にも著名な建築家安藤忠雄氏が率いる安藤忠雄建築研究所で、安藤建築のトレードマークともいえるコンクリート打ちっぱなしと逆L字の大開口部が印象的な建物となっています。
建物の持つポテンシャルを最大限に引き出して収益性を確保しつつ、内部には光が降り注ぐ4層の吹抜や外部とのつながりを感じられる大開口などこの物件ならではの個性が光る住宅となっています。

設計:安藤忠雄建築研究所
所在地:東京都世田谷区代田5-23-3 
アクセス:下北沢駅徒歩約5分
竣工:2020年

3.下北沢病院(安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所)

続いて紹介する下北沢病院はLEGALANDと同じく安藤忠雄氏設計の病院で、全面道路に合わせてカーブするコンクリートの外装が美しい建築です。
もともとは福原病院の名で親しまれてきた病院で、現在は改称して下北沢病院と名称が変わっているのですが、安藤忠雄氏の初期~中期の作品として貴重な建物でもあります。
外装はあっさりして簡素に見える建築ですが、内部は吹き抜けやガラスによって上下左右に空間が繋がっていて、豊かな内部空間が広がっているのも特徴です。

設計:安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所
所在地:東京都世田谷区北沢2
最寄駅:下北沢駅徒歩約4分
竣工:1985年

4.北沢タウンホール(坂倉建築研究所)

次に見学する北沢タウンホールは下北沢病院に隣接した土地に建つ区民施設です。
下北沢のスケールに合わせてボリュームを分節して、複数の建物の集合体のように配置しています。武骨な外観からは一変して内部は吹き抜けや細かい意匠のデザインが満載で見ごたえがあります。
バルブ期に計画されたこともあり、現在では実現できないようなデザインがふんだんに見られる貴重なポストモダン建築でもあります。
また、小田急バスのバスストップも一体となって計画されているのも珍しいので合わせて注目したい建築です。

設計:坂倉建築研究所
所在地:東京都世田谷区北沢2-8-18
最寄駅:下北沢駅徒歩約3分
竣工:1990年

5.下北沢Sビル(飯田善彦建築工房)

下北沢Sビルは下北沢駅の駅前に建つ店舗、事務所、住宅で構成される複合施設です。
様々な文化が交錯する下北沢において、店舗、事務所、住宅といったことなる機能が高密度で積層されています。
構造も鉄筋コンクリート造と鉄骨造の混構造になっていて、道路側と線路側では全く違った印象を受けます。
裏手側は電車内からもよく見えるので建築好きとしてはシモキタにつく少し前には車窓から外観をチェックしておきたい建築です。

設計:飯田善彦建築工房
所在地:東京都世田谷区北沢2-11-2
アクセス:下北沢駅徒歩2分
竣工:1995年

6.小田急電鉄下北沢駅(パシフィックコンサルタンツ)

下北沢駅は2019年に新たに生まれ変わった下北沢の玄関口です。改札を出たすぐ後に広がる巨大なく吹き吹けがとても気持ちの良い空間になっています。
外装のカーテンウォールは時期やイベントごとに色彩が変化します。昼間は爽やかな印象ですが、夜になるとその表情を変えるのも面白いです。
駅の改札を出てすぐの空間は待合い空間として様々な人が行きかいますが、駅と街のバッファーゾーンとしてこの吹き抜けの半屋外空間が魅力的な空間として機能しています。
井の頭線のベージュの外壁とのコントラストも素敵ですね。

設計:パシフィックコンサルタンツ
所在地:東京都世田谷区北沢2-14-2
竣工:2019年


↑下北沢のタウンガイドの決定版としては「世田谷ライフ」の下北沢編がおススメです!(Amazonで見る)

7.SHIMOKITA FRONT(SPEAC)

シモキタフロントは下北沢の駅前にできた複合施設で、駅前の新たなランドマークとして注目されている建築です。
地上5階、地下1階のビルの外壁には銅板が使われて、古さと新しさが混在するような鈍い光を放っています。
駅側のファサードでは店舗に訪れる人々の動きが映し出されるスクリーンのようになっていて下北沢の活気がそのまま建物の外装として楽しめます。

ちなみに1階に入る猿田彦珈琲の内装デザインは今最も勢いのある建築家集団SUPPOSE DESIGN OFFICEが手掛けているので、建築巡りの合間にはこちらのカフェで休憩するのもおススメですよ。

設計:SPEAC
所在地:東京都世田谷区北沢2-24-5
アクセス:下北沢駅徒歩1分
竣工:2019年

8.下北線路街 空き地(UDS+パーク+ツバメアーキテクツ)

下北線路街 空き地は下北沢駅から程なくの場所につくられた広場と仮設のコンテナ店舗からなる公共的空間です。
土管やステージコンテナやなどを注意深く配置して、広場と地域と一体となりながらイベントや市民の憩いの場となるような公共空間が目指されています。
閉じ過ぎず、開き過ぎす、「遊び」や「余剰」の部分を残しつつつくられた広場空間は必見で、次に紹介する新商店街「BONUS TRACK」にも繋がる設計者の手腕が垣間見れます。

設計・企画:UDS+パーク
デザイン監修:ツバメアーキテクツ
所在地:東京都世田谷区北沢2-33-12
アクセス:下北沢駅徒歩約3分
竣工:2019年

9.BONUS TRACK(ツバメアーキテクツ)

BONUS TRACKは約1.7kmにも及ぶ線路跡地の一角に計画された、全5棟の建築に14店舗が入る新しい「商店街」です。
建物は全部で5棟なのですが、それぞれの建物が少しずつずれながら配置されつつも1つの棟の中でもテナントごとにボリュームが分節されているので、棟数以上に小さなボリュームの集まりに感じられるのが面白い建築です。
入居する店舗も本屋B&Bをはじめ個性的で面白い店舗ばかりなので、是非足を運んでみてほしい建築です。

詳しいレポートは以下の記事でも取り上げているので、気になった人は是非チェックしてみて下さい。
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・下北沢の新商店街!BONUS TRACKが魅力的過ぎた

設計:ツバメアーキテクツ
所在地:東京都世田谷区代田2-36-15
最寄駅:下北沢駅徒歩約5分
竣工:2020年

10.世田谷代田 仁慈保幼園(日比野設計)

最後に紹介する仁慈保幼園(じんじほようえん)はBONUS TRACKに隣接して建てられた保育園です。
地域に開かれた保育園をコンセプトに設計され、BONUS TRACKの商店街と連続するように計画されています。
高低差を上手く利用しながら限られた敷地の中で「地域に開きながら、閉じるべきものはしっかり閉じる」という難題を上手く解決していて、都市型の保育園建築として注目の建築です。

設計:日比野設計
所在地:東京都世田谷区代田2-32
アクセス:下北沢駅徒歩約8分
竣工:2020年


↑下北沢のタウンガイドとしてはこちらの「下北沢謎解き本」が面白くて参考になります。
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いかがでしたでしょうか。
近年新たなプロジェクトが次々と実現して、バージョンアップし続ける下北沢。皆さんも機会があれば是非トリップしてみて下さいね!

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