今回は浅草にある浅草花やしきを訪れてきましたので、その模様をレポートしたいと思います。
【自己紹介】
・建築好きのやま菜と申します。
・今までに約5000件の建築を巡った建築トリッパー
・今日も素敵建築を求めて東奔西走
【この記事で分かること】
・浅草花やしきを実際に訪れたレポートを写真と文字で解説
・浅草花やしきの基本情報やアクセス方法、訪れる際のポイント
・浅草花やしきの見どころや注目ポイント
1.日本最古!レトロな魅力の詰まった遊園地を訪問
今回訪れたのは日本で一番古い遊園地といわれる浅草の花やしきです。
浅草花やしきは、存在は知っていたものの今まで訪れる機会がなかったのですが歴史ある遊園地は楽しめるうちに体験しておこう!ということで今回訪れるに至りました。
浅草花やしきがあるのは、浅草駅からだと4分ほど歩いた浅草寺の北西側のエリアです。
花やしきは、昭和の雰囲気を色濃く残す遊園地で、現在の花やしきは約6000㎡ほどの小さな敷地にお化け屋敷やジェットコースター、劇場などのアトラクションが詰め込まれています。
6000㎡といってもピンとこないかもしれませんが、よく広さの例えで使われる東京ドームの広さが約46000㎡なので、東京ドーム0.1〜0.2個分の広さといえば浅草花やしきの敷地がいかにコンパクトかが分かると思います。
浅草花やしきは、江戸時代の末期にオープンした「花屋敷」をルーツにした170年の歴史を持つ遊園地です。
元々の花屋敷はその名の通り花を鑑賞するための庭園で、最初のアトラクションはブランコのみだったそうです。
その後時代の経過と共に徐々に変化し、太平洋戦争後に大整備されたことで、現在の花やしきの形が完成しました。
花やしきは少し前まで入園料はありませんでしたが、現在は入園券が必要となっていて、事前にWebにて購入するか当日窓口での購入が必要です。
こちらの浅草門が入場ゲートになっていて、入園券とアトラクションを楽しむためののりものチケットを購入して中に入ります。(この時は1000円でしたが現在は値上がりして大人1200円になっています)
【入園料】
大人(中学生~64歳) 1200円
小人(5歳~小学生) 600円
シニア(65歳以上) 600円
幼児(5歳未満) 無料
※フリーパスもあり(大人2800円)
ちなみにのりものチケットは園内でも購入できる(1枚100円11枚綴り1000円)ので、入口では最低限の入園チケットでも大丈夫です。
また、アトラクションはフリーパスもあるので、がっつり乗り物に乗りたい場合やチケットを気にせず利用したい人はフリーパスを購入するのがオススメです。
2.ローラーコースターからお化け屋敷まで!魅力的なアトラクションを体験
園内にはメリーゴーランドやローラーコースターなどの定番屋外アトラクションから、お化け屋敷や忍者やしきなど屋内の施設まで様々なあ徳ションがあります。
また、アトラクションの他にも時期ごとに呪術廻戦のコラボイベントやビアガーデンなどのイベントも企画されています。
この日まず乗ったのは浅草花やしき一番人気のローラーコースター。
花やしきはアトラクションごとにのりものチケットの必要枚数が異なっていて、ローラーコースターは7枚で乗れます。
こちらのコースターは1953年につくられたもので、現存する日本最古のローラーコースターです。
70歳のローラーコースターは最高時速42km/hで浅草の空中を駆け巡って、想像以上の迫力でした。
特にちょっとした高低差を上手く使ってスピード以上の迫力を演出していたりと、工夫が満載なのも面白かったです。
こちらのリトルスターは、見た目は可愛いけれど、ベルトできっちり固定した後に360°ぐるぐると廻るアトラクション。
真っ逆さまに回転するなんて日常では滅多に体験しませんが、皆ワーキャーいいながら楽しんでいました。こちらはものりものチケット7枚で乗れます。
他にも園内には滝があったり洞窟があったり、パンダの乗り物が歩いていたりと、ローテクですが楽しめる仕掛けが満載です。
こちらは屋内施設のお化け屋敷。
いかにも子供だまし、大人は楽しめないでしょ、と思いきや著名なお化け屋敷プロデューサーが演出を手掛けた本格的なお化け屋敷。
例えばこのお化け屋敷は、入口と出口が隣り合わせで隣接しているのですが、これは入口ではキャーと怖がりながら出てくる人を見せることで恐怖と期待感を演出する心理テクニックなのだとか。
それを入口の説明板に書いちゃダメでしょ!とツッコミたくなりますが、昭和の緩さを感じてこれはこれでいいですね 笑
屋内には他にも乗り物に乗るタイプのお化け屋敷があったり、懐かしのゲームコーナーがあったりと限られた面積の中にぎっしりとコンテンツが詰め込まれています。
3.グルメからちょっとディープな珍スポットまで花やしきを満喫
園内にはいくつかのレストランやフードコートがあって、各種のお食事が楽しめます。
今回頂いたこちらのモツラーメンは、にんにく効いて濃いめの味付け。
大きなモツとピリリと辛さのある味わいはとっても美味しかったですが、完全に大人をターゲットにしています 笑
食事は他にもカレーやおにぎり、ドムドムバーガーやクレープ屋さんなどいろいろあるので、メインの食事の他におやつにアイスやクレープを食べたりもできます。
歴史ある浅草花やしきには普通の遊園地にはないちょっとディープなスポットもあります。
例えば園の真ん中には、大きな鳥獣供養碑が鎮座しています。
戦前の花やしきは象や熊、ライオンといった獣も飼われていましたが、今から100年前に起こった関東大震災でその殆どが死んでしまったそうです。
この碑は、それらの動物の霊を慰めるために建てられたもので、今も花やしきの中心にひっそりと建っています。
花やしきの屋上にはブラボー神社という神社があり、ブラボー様が祀られています。
このブラ坊大権現には球根の形をした神様が鎮座していて、この像を撫でると球根(球根)だけに縁結び、それも玉の輿にのれるのだとか。
またこのブラボー様を撫でると、不思議なブラボー様のテーマソングが流れて頭から離れなくなります。
また、神社の手前にはボヨノ花という女性力士像もあって、こちらをみながらやさしく微笑んでいます。
こちらのブラ坊大権現はのりものチケットは不要で無料で入ることができるのですが、意外と知られていない隠れた珍スポットとなっています。
実際に地上は多くの人で賑わっているのに、この屋上庭園ではほとんど人を見かけず、この場所だけ時空が切り離されたような不思議な雰囲気を醸し出していました。
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見どころたくさんの浅草花やしきをたっぷりと堪能して、この日の初花やしき体験は大満足のものとなりました。
とってもオススメのスポットですので、皆さんも機会があれば是非訪れてみてくださいね。
ちなみに浅草周辺の素敵な建築についてはこちらの記事で紹介していますので、興味のある方は是非合わせてご覧ください。
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浅草花やしき
所在地:東京都台東区浅草2-28-1
アクセス:浅草駅より徒歩約4分
開園年:1853年
営業時間:10:00~18:00
公式HP:https://www.hanayashiki.net/
※記載している営業時間や金額は記事執筆時点のものです。変更となっている場合もありますので、訪れる際は公式HP等をご確認ください。
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