三鷹「ハモニカ横丁ミタカ」隈研吾デザインの隠れ名建築をレポート

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今日は吉祥寺駅にあるハモニカ横丁ミタカを訪れてきましたので、その模様をレポートしたいと思います。

【自己紹介】
・建築好きのやま菜と申します。
・今までに約5000件の建築を巡った建築トリッパー
・今日も素敵建築を求めて東奔西走

【この記事で分かること】
・ハモニカ横丁ミタカを実際に訪れたレポートを写真と文字で解説
・ハモニカ横丁ミタカの基本情報やアクセス方法、訪れる際のポイント
・ハモニカ横丁ミタカの建築的な見どころや注目ポイント

今日訪れた「ハモニカ横丁ミタカ」、戦後の吉祥寺駅前にできた闇市が発祥のハーモニカ横丁を受け継ぐ飲食店舗です。

「ハモニカ横丁ミタカ」のデザインは、国立競技場をはじめ今や日本を代表する建築家といっていい隈研吾さんが手掛けています。
もともとは原田真宏さん率いるMOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOと原田さんが教授を務める芝浦工業大学建築学科原田真宏研究室が2013年に改修したプロジェクトだったようですが、2017年のタイミングで隈研吾さんによって再度リニューアルしています。
早速建物を見ていって見ましょう。
まずはこの建物では横丁といっても1つの建物の中に複数の店舗を凝縮しています。
一つの建物ながら古くからある路地感と戦後の闇市のような雑多でエネルギッシュなイメージを感じるような設計となっています。
まずはどうしても目に入ってくる車輪、車輪、車輪。
自転車の車輪の廃材を使ったデザインが特徴的です。
これは施主が廃材が好きということと、予算を抑えるということからこのようなデザインとなったそうです。
店内の雰囲気はとてもよく、建物の中のお店とお店の間に壁があるわけではないので、十分な広さを感じて居心地がよいです。
それでいて視線は抜けて、他の店舗のにぎわいも伝わってくる、まさに路地裏で肩を寄せ合い様々な人が集うハーモニカ横丁の雰囲気を継承しています。
映画「ブレードランナー」のように古いのだけれど、近未来的でスタイリッシュで、エネルギーに満ちた空間です。
この辺りがハモニカ横丁の戦後の闇市感と上手く繋がっていますね。
一人で行くもよし、グループで行くもよし、デートにもすごくおススメなスポットとなっています。
隈研吾さんといえば例えば馬頭広重美術館や根津美術館をはじめ竹による線の繊細な演出が得意なイメージがあります。
これがここではなんと自転車のスポークによって隈研吾さん得意のその美しさや雰囲気が生かされていることにも注目です。

色々なお店が入っているので何度行っても新しい発見がありますし、複数のお店のメニューを頼むことも可能なスペースもあるそうです。

私は三鷹のジブリ美術館に行った帰りにたまたま寄ったことで出会った建築でしたが、三鷹に行った際には是非とも訪れたいスポットとなりました。オススメです。

ちなみに隈研吾氏の東京都内のおススメ建築についてはこちらの記事にまとめていますので、隈氏の建築を訪れる際は是非参考にしてみて下さい。
関連記事
・建築家 隈研吾がデザインした東京都内のおススメ作品30選

ハモニカ横丁ミタカ
改修設計:隈研吾/隈研吾建築都市設計事務所
所在地:東京都武蔵野市中町1-5-8
アクセス:三鷹駅より徒歩約2分
竣工:2017年(リノベーション)


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