
湯島聖堂は、江戸時代の5代目将軍徳川綱吉によって建てられた孔子廟をルーツとする建物です。
孔子廟とはその名の通り儒教の創始者である孔子を祀ったもので、学問の神様と言えば湯島というイメージはここからきています。現在の建物は1923年に起こった関東大震災で焼失してしまったものを鉄筋コンクリートで再建したもので、設計は伊東忠太によるもの。
伊東忠太といえば日本建築史の創始者ともいわれ、築地本願寺や東京都復興記念館など数々の宗教建築を手掛けたことでも知られる大建築家です。
湯島聖堂では再建ということもありデザインはだいぶ大人しめですが、屋根の上にはしっかりと彼のトレードマークである魑魅魍魎が鎮座しているのも注目ポイント。
ちなみに1704年に建てられた入徳門は震災で燃えずに残った貴重な歴史遺産で、訪れた際には是非合わせて見ておきたいですね。

設計:伊東忠太
所在地:東京都文京区湯島1-4-25
アクセス:御茶ノ水駅より徒歩約3分
竣工:1934年




