中目黒駅周辺で建築巡り!おススメの名建築12選を紹介

当サイトは、アフィリエイト・アドセンス広告を利用しています

こんにちは。建築好きのやま菜です。
今日は中目黒駅周辺の建築巡りをしてきましたので、私が建築巡りで出会った建築について紹介したいと思います。

中目黒は昔から代官山と並んで文化の発信地として人気のスポットではありますが、駅からスグの地域に貴重な建築が密集している建築パワースポットでもあります。

建築巡りをしていると、1本裏の通りを歩いていれば面白い建築に出会えたのにといったことや、知らないとつい見過ごしてしまう名建築があった、という経験も少なくありません。

そんな有名建築家の作品や注目の建築が溢れる中目黒から、今回は12作品をピックアップしていますので建築巡りや建築鑑賞のガイドにしてもらえればと思います。

【こんな人におすすめ!】
・中目黒駅周辺にある名建築について知りたい
・中目黒駅周辺で建築巡りをする際のガイドにしたい
・建築に興味があって、いろいろな建築について知りたい

スポンサーリンク

1.目黒区庁舎(村野藤吾)

目黒区庁舎は日生劇場や有楽町の旧読売会館を設計し、日本の戦後を代表する建築家・村野藤吾の代表作ともいえる建築です。
元々は千代田生命保険の本社ビルでしたが、千代田生命の経営破たん後、目黒市庁舎として改修されて今に至ります
アールがかかった外装のフレームや水面に建物を美しく反射する池、細かい意匠が施された天井や階段など見どころが満載です。
建築に興味があれば一度は見ておきたい名建築です。

関連記事
・目黒区総合庁舎がスゴイ!村野藤吾の傑作建築を徹底レポート【東京中目黒】

設計:村野藤吾(改修:安井建築設計事務所)
所在地:東京都目黒区上目黒2-19-15
アクセス:中目黒駅より徒歩約5分
竣工:1966年(改修:2003年)
備考:第10回BCS賞

2.富士銀行中目黒センター(松田平田設計)

富士銀行中目黒センターは今から50年近く前に建てられた全国でも初期の全国銀行オンラインシステムのコンピュータセンターで、その為閉じた壁面が極端に多いのが特徴のビルです。
赤茶色のタイルとガラスによって、変形した敷地に無駄なく建ちながら外部の自然環境や光をふんだんに取り入れる開口部の配置が巧みな建築です。
半世紀近く建つ建物とは思えないくらい上質な佇まいをしているのに驚きです。

※2022年追記:残念ながら解体されてしまいました。

設計:松田平田設計
所在地:東京都目黒区
アクセス:中目黒駅より徒歩約3分
竣工:1974年
備考:第17回BCS賞
現存せず

3.日本生命中目黒ビル(槇文彦)

日本生命中目黒ビルは目黒駅のすぐ近くに建つ地上8階のオフィスビルです。
限られた資料によってですが、恐らく槇文彦の設計によるものと思われます。前面の正方形に綺麗に処理されたガラスのファサードや幾何学の図形の組み合わせは同時期に建てられた表参道のスパイラル等の建築にも共通するものがあり興味深いです。

※2022年追記:残念ながら解体されてしまいました。

設計:槇文彦
所在地:東京都目黒区上目黒2-9-3
アクセス:中目黒駅より徒歩約2分
竣工:1985年
備考:現存せず

4.中目黒Tビル(伊東豊雄)

続いてご紹介するのは伊東豊雄氏の設計中目黒Tビルです。
当時としては珍しかったガラススクリーンと吹抜けを建物前面に使った構成は、その後の日本の現代建築に多用されることに建築の流れになる「透明性」や「明確な階数を分らなくする建築」のエッセンスを先取りしているかのようです。
ちょっとマニアックな建築ですが、伊東氏の初期~中期の重要な作品です。

設計:伊東豊雄
所在地:東京都目黒区東山1-17-16
アクセス:中目黒駅より徒歩約10分
竣工:1990年

【おススメ建築推薦書】

名建築で過ごす時間はなぜ格別なのか?など様々な問いかけのヒントが満載!

観賞・設計・社会という三つのアプローチから建築を堪能できる格好の入門書です。
建築巡り・街歩きが好きな人に是非読んでみてほしい一冊です。
>>Amazonから詳細が見れます

5.ローリス(板井宝一郎+セクションRアーキテクツ)

ローリスはもともとはアパレルの本社ビルとして計画されたようですが、現在はギャラリーとなりアート拠点として活用されています。
奥には傾いた壁が開口が見え、90年代前半の空気が伝わってきます。
道路に面する開口部分の内部には繊細で軽やかな階段が見え、中で行われている活動が街に発信されています。

設計:板井宝一郎+セクションRアーキテクツ
所在地:東京都目黒区青葉台1-14-18
アクセス:中目黒駅より徒歩約10分
竣工:1993年

6.TOWAオフィス(大江匡/プランテック)

TOWAオフィス

TOWAオフィスは目黒駅から少し歩いたところにある冷凍・空調機器の専門商社の本社ビルです。
高くそびえる壁と全面のルーバーが特徴的ですが、上品な外装色から不思議と圧迫感は感じません。
各面にスリットやガラスブロックによる開口があり、内部に降り注ぐ光を想像すると面白いです。前面ルーバーの向こうはサンクンガーデンになっていて吹き抜けから大量の光が注がれオフィス空間に光と自然を届けていて気持ちが良さそうでした。

設計:大江匡/プランテック
所在地:東京都目黒区上目黒1-7-15
アクセス:中目黒駅より徒歩約7分
竣工:1999年

7.郷さくら美術館(石井健/ブルースタジオ)

郷さくら美術館は中目黒駅からすぐ近くにある小さな美術館で、既存の店舗・事務所をコンバージョン(用途変更)して建てられました。
桜のトンネルでも知られる目黒川のすぐ近くの小さな住宅や店舗の中にあって、程よく小さなスケール感とインパクトを両立させた建築となっています。
桜を抽象化した外観一面の装飾が小さなスケールに分割されていて、親しみと愛着が持てます。夜には内部から漏れる光が美しく、昼夜共に、まさに街の小さなランドスケープといった趣になっています。

設計:石井健/ブルースタジオ
所在地:東京都目黒区上目黒1-7-13
アクセス:中目黒駅より徒歩約5分
竣工:2004年

【スマホでさらにいい写真が撮りたい人必見

スマホで街や建築を撮る時は、外付けのレンズがおススメです。
おススメはクリップ式タイプで、スマホのカメラレンズに合わせて挟むだけで、簡単に超広角撮影ができます。

色んな種類がありますが、イチオシはこちらのレンズ。
コンパクトで持ち運びしやすくて、クリップ式なので必要な時にサッと取り付けて、反射や映り込みを防止する加工も施されていて、コスパもいいイチオシ製品です。
Amazonから詳細をみる

+αでリモコンシャッターがあればさらに快適です。
こちらのドロップスタイルのシャッターはスタイリッシュで機能的。

カラビナもついてくるので、バッグやベルトに掛けられます。
約10mの距離からも動作するイチオシアイテムです。
Amazonから詳細をみる

後半は噂の高架下建築から隈研吾、日本のガウディまで…

タイトルとURLをコピーしました