築地で建築巡り!おススメの名建築15選を紹介

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9.東劇ビル

ADK松竹スクエアの向かいに建つ東劇ビルは、築地エリアと銀座エリアの間に架かる萬年橋の向かいに建つ地上20階地下3階建ての建物です。
赤いセンターラインが印象的な建物は、1975年に旧東京劇場に変わって建設されたもので、映画館「東劇」をはじめ長きに渡って日本の映画文化を支えてきました。
松竹は本社として使われていて、シブい魅力をもった建物として築地の入口のランドマークになっています。

設計:シグマ建築設計事務所
所在地:東京都中央区築地4-1-1
アクセス:築地駅より徒歩約3分、東銀座駅より徒歩約3分
竣工:1975年

10.中央区立明石小学校

中央区立明石小学校は、2012年に立替えた区立小学校の新校舎です。
元々の建物は関東大震災後の1926年に復興小学校として建てられたもので、この旧校舎の取り壊しに際しては保存運動なども行われましたが、安全上や利便性の観点から建て替えられることになりました。
新しい校舎は、旧校舎の特徴であったアーチや大きな曲線を帯びた表現主義のデザインを取り入れつつ、採光や通気、太陽光の利用システムなどは最新の技術が取り入れられているのが特徴。
また、旧校舎の取り壊しにあたっては一部の部材を保存し、ベンチや外構などに再利用しています。

設計:松田平田設計
所在地:東京都中央区明石町1-15
アクセス:築地駅より徒歩約4分、新富町駅より徒歩約4分
竣工:2012年
備考:2014年 JIA優秀建築100選

11.カトリック築地教会

カトリック築地教会

カトリック築地教会は、中央区立明石小学校の向かいに建つ教会で、旧明石小学校とほぼ同時期の1927年に建てられた建物です。
その特徴は、何と言っても古代ギリシアの神殿を思わせる外観ですが、実はこの建物は木造2階建てというのも面白いところ。
モルタル塗りでつくられた外装や堂々と聳えるドーリア式の列柱も見応えがありますが、入口にあるイオニア式の門柱にも注目です。

カトリック築地教会
カトリック築地教会

設計:ジロジアス神父+石川音次郎
所在地:東京都中央区明石町5-26
アクセス:築地駅より徒歩約4分、新富町駅より徒歩約4分
竣工:1927年
備考:東京都選定歴史的建造物

12.聖路加国際病院旧館

聖路加国際病院は、明治時代にアメリカ人宣教師トイスラーが外国人居留地であった築地明石町に創立した病院で、こちらの聖路加国際病院旧館は関東大震災で倒壊した旧病院に代わって1933年に建てられました。
様々な経緯から設計者が変わった影響からか、アールデコ調の端正なデザインの正面から、1936年に増築されたゴシック風の礼拝堂など様々なスタイルが同居しているのも面白い建物です。
一時期は解体の計画もありましたが、中央部やチャペルなど一部の建物を保存する形で改修が行われ、現在もその姿を残すに至りました。

設計:アントニン・レーモンド+ベドジフ・フォイエルシュタイン+J・V・W・バーガミニィ
所在地:東京都中央区明石町10-1
アクセス:築地駅より徒歩約3分、新富町駅より徒歩約5分
竣工:1933年(旧館)、1936年(礼拝堂)
備考:東京都選定歴史的建造物

13.聖路加国際病院トイスラー記念館

聖路加国際病院トイスラー記念館は、聖路加国際病院の宣教師館として1933年に現在の聖路加ガーデン近辺に建てられた建物で、1998年に旧館と同じ敷地の斜向かいに移築・復元されました。
当時住宅としては殆ど用いられていなかった鉄筋コンクリート造りの建物は、関東大震災の記憶が新しい時期において万一の時の拠点となる建物を目指したようにも思えます。
ヨーロッパの山荘のようなどこか親しみの持てる建物は、堅牢でありながら気品が感じられるデザインとなっています。

設計:J・V・W・バーガミニィ
所在地:東京都中央区明石町10
アクセス:築地駅より徒歩約3分、新富町駅より徒歩約5分
竣工:1933年

14.聖路加国際病院

聖路加国際病院は、聖路加国際病院旧館の向いに建てられた聖路加国際病院の新病棟です。
地上11階地下2階建ての建物は、平面形状を大きな2つの3角形とすることでほぼ全病室を個室とする画期的なデザインとなっています。
廊下に向かって斜めに配置されたベッドと開口部はプライバシーと眺望と確保しつつ、彫りの深い陰翳豊かな外観をつくりだしているのが流石です。

設計:日建設計
所在地:東京都中央区明石町9-1
アクセス:築地駅より徒歩約6分、新富町駅より徒歩約6分
竣工:1992年

15.聖路加ガーデン

聖路加ガーデンは、オフィスや店舗がはいる地上48階地下4階建ての聖路加タワーホテルや集合住宅がはいる地上38階地下3階建ての聖路加レジデンスの2つの超高層ビルからなる複合建築です。
それぞれの機能によって表情の異なる2つのタワーが寄り添い、空中歩廊と足元のアトリウムで繋がることによって生まれた建物は、隅田川沿いのランドマークとして、知的で優雅に佇んでいます。

設計:日建設計+東急設計コンサルタント
所在地:東京都中央区明石町8-1
アクセス:築地駅より徒歩約8分、新富町駅より徒歩約8分
竣工:1994年
備考:第37回BCS賞

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