建築も楽しい!東京都内の老舗のグルメ名建築10選

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今回は、建築も楽しい!をコンセプトに私が訪れた東京都内のおススメの老舗飲食店を紹介したいと思います。

【自己紹介】
・建築好きのやま菜と申します。
・今日も素敵建築を求めて東奔西走

【この記事で分かること】
・老舗のグルメ建築巡りを写真と文字でレポート
・老舗のグルメ建築の見どころや注目ポイントを解説

1.銀座ライオン 銀座七丁目店

銀座ライオン

まず初めに紹介する銀座ライオン 銀座七丁目店は銀座中央通りに建ち、現存する日本最古のビアホールとも呼ばれる老舗のビアホールです。
銀座の街から一歩中に入ると様々な装飾が散りばめられた天井や柱、大迫力のガラスモザイクの大壁画、豊穣と収穫をイメージした照明など、どこをみても惚れ惚れとしてしまう素敵な空間が広がります。

お酒にピッタリのちょっと濃い目の味付けの料理、活気溢れるホール空間、キビキビとしたスタッフさんの動きなどと共に昼間からビールを頂く至高の時間が楽しめる銀座の老舗グルメスポットです。

銀座ライオン
銀座ライオン

詳細記事
・老舗ビアホール「銀座ライオン」 素敵すぎる建築で絶品ランチ

設計:菅原栄蔵
所在地:東京都中央区銀座7-9-20
アクセス:新橋駅より徒歩約6分、銀座駅より徒歩約5分、有楽町駅より徒歩約8分
竣工:1934年
備考:登録有形文化財

2.資生堂パーラー

資生堂パーラー

資生堂パーラーは、1902年に創業されたソーダファウンテン(当時は珍しかったソーダやアイスクリームを提供する店舗)にルーツをもつ老舗の洋食店です。
現在の東京銀座資生堂ビルは2000年にバロセロナ出身の建築家リカルド・ボフィル氏らチームのデザインにより建て替えられたものですが、資生堂パーラーは昔の味を受け継ぎつつ、現代の人にも受け入れられ愛される極上の味とサービスを提供し続けています。

リカルド・ボフィル氏といえば古典建築を引用した格式高いデザインと、集客を意識した商業空間を両立させる建築デザインに定評のある建築家。こちらのビルでも流行に左右されない普遍性と商業施設としてのキャッチーさの両方が見事に融合し、伝統を受け継ぎつつ時代の先端をいくような、洗練された空間と料理を味わえます。

資生堂パーラー
資生堂パーラー

設計:リカルド・ボフィル+文化科学高等研究院研究事業+清水建設
所在地:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル4・5F
アクセス:新橋駅より徒歩約5分、銀座駅より徒歩約6分、有楽町駅より徒歩約9分
竣工:2000年
営業時間:11:30~21:30
定休日:月曜
備考:2002年度グッドデザイン賞
第28回東京建築賞優秀賞

3.神谷バー

神谷バー

神谷バーは、浅草駅前のランドマークともいえる老舗のバー・レストランです。
神谷バーと言えば創業者神谷傳兵衛氏が生み出したカクテルである電気ブランが有名ですが、1921年に建てられた建築自体も大正ロマンの雰囲気と遊び心が随所にみられます。
垂直方向の伸びやかな雰囲気を柔らかくまとめている丸窓や、細かく色を使い分けたタイル端正だけれどしっかりデザインされた手すりなど、実は見どころが満載の建物となっています。
受け継がれた喫茶・レストランメニューも魅力的で、歴史ある建築と食事を一挙に楽しめる浅草のイチオシスポットです。

神谷バー
神谷バー

詳細記事
・浅草「神谷バー」古き良き建築と料理を味わえるレストランバーをレポート

設計:清水組
所在地:東京都台東区浅草1-1-1
アクセス:浅草駅より徒歩約1分
竣工:1921年
営業時間:11:00~20:00
定休日:第二月曜、火曜
備考:国登録有形文化財
公式HP:http://www.kamiya-bar.com/

4.進開屋

進開屋

進開屋は、千石駅前を通る不忍通りから1本路地にはいったところに建つ老舗のお蕎麦屋さんです。
老舗の蕎麦屋建築は以前このブログでも大正時代に建てられた神田まつやを紹介しましたが、進開屋も当時の雰囲気を色濃く残す店舗となっています。
前面の土間に客室を配し、奥には一段上がった板間のある店舗は、時の流れが止まったような懐かしい雰囲気で現在も営業を続けています。
素朴だけれど美味しい蕎麦をリーズナブルなお値段で頂ける、千石の隠れた名スポットです。

進開屋
進開屋

所在地:東京都文京区千石2-30-6
アクセス:千石駅より徒歩約7分
竣工:昭和初期
備考:国登録有形文化財

5.鳥すきやき ぼたん

鳥すきやき ぼたん

淡路町駅・小川町駅から程なく歩いたところにある神田須田町には、大正時代~昭和初期に建てられた老舗の料亭や割烹料理店が今も残されています。
こちらの鳥すきやき ぼたんは、創業以来鳥すきやき一本にこだわってきた鳥専門店です。
3階部分は一部増築されたものですが、1・2階部分は建築当時の面影を色濃く残していて、淡いクリーム色の木造2階建ての建物は老舗の風格が漂います。
ぼたんは先ほど触れた池波正太郎氏をはじめ多くの作家や文化人も足繁く通ったお店としても知られていて、エントランスを入った正面の中庭、風合いを感じる内装などみどころも満載です。
未だにガスを一切使わないこだわりの炭火鳥すきは絶品で、伝統の空間と味を心ゆくまで堪能できます。

鳥すきやき ぼたん

詳細記事
・神田「ぼたん」歴史ある近代建築で絶品鳥すき焼きを堪能

所在地:東京都千代田区神田須田町1-15
アクセス:淡路町駅・小川町駅より徒歩約2分、神田駅より徒歩約5分
竣工:昭和初期(1930年頃)
営業時間:11:30~21:00
定休日:日曜、祝日
備考:東京都選定歴史的建造物
公式HP:https://www.sukiyaki-botan.co.jp/

6.竹むら

竹むら

神田須田街に建つ竹むらは、1930年創業の老舗の甘味処です。
名物揚げまんじゅうの他、あんみつや白玉などの人気メニューを求めて週末は行列ができる人気店となっています。
角地に建つことを意識したL字部分の外観も味わい深く、木造ならではの様々な要素が重なりある意匠を堪能できます。
素敵な空間で、揚げたてのお饅頭や絶品のお汁粉をリーズナブルなお値段で堪能できるおススメの甘味処です。

詳細記事
・神田「竹むら」須田町に残る老舗の甘味処をレポート

所在地:東京都千代田区神田須田町1-15
アクセス:神田駅より徒歩約9分
竣工:1930年
営業時間:11:00~20:00

7.神田まつや 本店

神田まつや 本店

神田まつや 本店は、1884年に創業した老舗のお蕎麦屋さんです。このまつやは食通でも知られている池波正太郎が贔屓にしていたことでも知られていて、お昼時にはいつも大行列となる人気店です。
松を形どった正面左右の欄間や、2階屋根に吊り下げられたちょうちんの看板など風格と親しみやすさを併せ持ったデザインがとても素敵。
そば粉から薬味に至るまでこだわり抜いた絶品のお蕎麦が頂けるオススメのグルメ建築です。

神田まつや 本店の蕎麦

所在地:東京都千代田区神田須田町1-13
アクセス:淡路町駅・小川町駅より徒歩約2分、神田駅より徒歩約5分
竣工:1925年
営業時間:
 平日 11:00~20:00
 土曜、祝日 11:00~19:00
定休日:日曜
備考:東京都選定歴史的建造物
公式HP:http://www.kanda-matsuya.jp/

8.天麩羅はちまき

続いて紹介する天麩羅はちまきは、古本の街神保町に建つ老舗の天ぷら屋さんです。
この天麩羅(てんぷら)はちまきは、神保町に残る数少ない昭和初期の建物のうちのひとつで、かの文豪江戸川乱歩も足繁く通ったことでも知られています。
木造の建屋にスクラッチタイルの外装は、いかにも老舗といった雰囲気を醸し出していますが、ランチには江戸川乱歩も愛した穴子海老天丼がリーズナブルなお値段で頂けるとっておきのランチスポットとなっています。

ごま油の香りと天ぷらが上がる音を聞きながら味わう穴子海老天丼は想像以上にダイナミックで、さくさくした歯ごたえの中にしっとりした優しさのある絶品の味を楽しめます。

詳細記事
・神保町「天麩羅はちまき」文豪も通い詰めた老舗の天ぷら屋&建築をレポート

所在地:東京都千代田区神田神保町1-19
アクセス:神保町駅より徒歩約3分
竣工:昭和初期
創業:1931年
営業時間: 11:00~21:00
定休日:火曜
公式HP:https://gfyg100.gorp.jp/

9.ラドリオ

ラドリオは、古書店の街としても知られ、今も古き良き喫茶店が今も多数残る神保町にある喫茶店です。
ラドリオとはスペイン語でレンガという意味で、その名の通り木造の建物に煉瓦を積んだ内外装が特徴です。
店内では、創業時から歴史を積み重ねて鈍く光る柱やカウンターなどの木材、床や腰壁まで続くレンガの内装煌々と光るランプなど、どこをみてもワクワクします。
また、今や喫茶店の代名詞ともいえるウインナーコーヒーですが、ウインナーコーヒーはここラドリオが発祥とのこと。
ラドリオのクリームは想像以上に甘い味わいで、午後の贅沢なひと時を過ごすのにピッタリの味わいです。

詳細記事
・神保町「ラドリオ」で老舗喫茶の建築と味を堪能

所在地:東京都千代田区神田神保町1-3
アクセス:神保町駅より徒歩約3分
創業:1949年
営業時間:
 月曜~金曜 11:30~22:30
 土曜、日曜 12:00~19:00
定休日:祝日

10.山の上ホテル コーヒーパーラーヒルトップ

山の上ホテル

山の上ホテルは、元々は欧米の生活様式やマナーを啓蒙するための研修施設 佐藤新興生活館として1937年に建設され、戦後ホテルに改修されてからは川端康成や三島由起夫をはじめする様々な作家や文化人に愛されたことでも知られるホテルです。
当時流行していたアール・デコ様式を見事に取り入れたホテルは、坂を上がった先に現れる優雅にして堂々とした姿は、見るものを虜にする気品を纏っています。
山の上ホテルには和洋中と様々なレストランが入っていますが、中でもイチオシなのが地下1階の北側に入るコーヒーパーラーヒルトップです。

白鳥を形どったシュークリームがトレードマークのプリンアラモードや、長い時間をかけて抽出した水出しコーヒーゼリーのアイスクリーム添えなど、長い歴史の中で受け継がれた絶品メニューを味わえるおススメのカフェです。

コーヒーパーラーヒルトップ

詳細記事
・御茶ノ水「山の上ホテル」コーヒーパーラーヒルトップで至高のランチを

建物原設計:ウィリアム・メレル・ヴォーリズ
建物改修設計:アトリエアイ(1980年)、一粒社ヴォーリズ建築事務所(2019年)
所在地:東京都千代田区神田駿河台1-1
アクセス:御茶ノ水駅より徒歩約5分、神保町駅より徒歩約6分
竣工:1937年
備考:2024年の2月13日より建物の老朽化への対応のため長期休館

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