江古田周辺で建築巡り!おススメの名建築8選を紹介

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今回は江古周辺で建築巡りをしてきましたので、そこで出会った名建築をレポートしたいと思います。

【自己紹介】
・建築好きのやま菜と申します。
・今日も素敵建築を求めて東奔西走

【この記事で分かること】
・入谷・鶯谷周辺エリアでの建築巡りを写真と文字でレポート
・入谷・鶯谷周辺エリアの著名な建築家がデザインした建築や歴史のある近代建築をまとめ

1.プライムメゾン江古田の杜・グランドメゾン江古田

プライムメゾン江古田の杜

プライムメゾン江古田の杜グランドメゾン江古田は、江古田の公務員宿舎跡地に建てられた賃貸住宅、老人ホーム、認可保育所、店舗等で構成される建物群です。
宿舎跡地の開発に際しては、街区全体で180本に及ぶ樹木を保存して緑道や道路と一体的な街づくりが行われました。

対象敷地の東側エリアであるプライムメゾン江古田の杜は賃貸住宅を中心に単身者向け住宅、子育て世代向け住宅、サービス付き高齢者住宅など様々な世帯が横断的に暮らす場として計画されているのが大きな特徴。
それぞれの棟が共通のデザインコードを持ちつつランドスケープと一体となりながら高さを変え、広場や裏道などで繋がりながらも変化に富んだシークエンスをつくりだしているのが魅力的です。

プライムメゾン江古田の杜

また、リブインラボと名付けられた棟にはいるレストラン・カフェスペースは地域の人も含めた一般にも解放されていて、訪れた週末の午後には様々な人たちで賑わっていたのも印象的でした。

プライムメゾン江古田の杜

こちらのグランドメゾン江古田は、プライムメゾン江古田の杜の道路を挟んで西側に建つ集合住宅です。

グランドメゾン江古田の杜

街区全体に広がる樹木を各所で取り入れながら地上14階地下1階建ての分譲住宅が広がっているのが特徴で、大きな街のスケールから個々の住宅のスケールへと緩やかに空間が連なっているのが面白いところ。
都心へのアクセスもしやすくも豊かな自然が残る江古田の風景を周辺環境と一体的に整備をすることでより際立たせ魅力的な風景へと再整備しているのが素敵な建築です。

グランドメゾン江古田の杜

設計:坂倉建築研究所+広建設計(プライムメゾン江古田の杜)
設計:長谷工コーポレーション(グランドメゾン江古田)
所在地:東京都中野区江古田3-14
アクセス:新江古田駅より徒歩約10分
竣工:2018年

2.総合東京病院

総合東京病院

総合東京病院は、プライムメゾン江古田の杜・グランドメゾン江古田に隣接した敷地に建つ総合病院です。
2014年と2017年に段階的に増築し、江古田の杜の整備とあわせてエリア全体の利便性の向上や緑道や自然環境の共有がなされているのが特徴。
落ち着いたデザインの建物ですが、注意してみると素材の使い分けやカラーリングでボリュームがさりげなく分節化されていたりと街に馴染む工夫が見てとれるのも面白い建物です。

総合東京病院
総合東京病院

設計:伊藤喜三郎建築研究所(A棟・B棟)
所在地:東京都中野区江古田3
アクセス:新江古田駅より徒歩約12分
竣工:2014年(A棟)、2017年(B棟)

3.江古田氷川神社

江古田氷川神社

江古田氷川神社は、室町時代の1460年に創建された由緒ある神社です。
小さな神社ですが、境内には江戸時代の1847年に建てられ現在の社殿が建つまでは社殿として使われていた神楽殿の他、昭和初期に建てられた現社殿が残されているのが注目ポイント。
また、毎年10月に行われ、三匹の獅子が踊りながら街を練り歩く江古田獅子舞は、東京都の指定無形民俗文化財にもなっています。

江古田氷川神社
江古田氷川神社

所在地:東京都中野区江古田3-13-6
アクセス:新江古田駅より徒歩約15分
竣工:1847年(神楽殿)、1932年(社殿)

4.LA TORRETTA

LA TORRETTA

LA TORRETTAは、新青梅街道沿いに建つ地上6階建ての集合住宅です。
街道から鋭角に伸びる脇道との交差点に建つ建物は杉板型枠のコンクリートの外壁が立ち上がり一般的な集合住宅にはない端正な表情が特徴となっています。
内部のプランもユニークで、外周部には庭に見立てた屋内空間と水廻りが中央の居室を取り囲む構成となっていて、暮らし手の使い方によって内部空間の使い方と街との距離感が変化するのが面白い建築となっています。

LA TORRETTA
LA TORRETTA

設計:SUPPOSE DESIGN OFFICE
所在地:東京都中野区沼袋2-37-1
アクセス:沼袋駅より徒歩約9分
竣工:2012年

5.山﨑記念中野区立歴史民俗資料館

山﨑記念中野区立歴史民俗資料館

山﨑記念中野区立歴史民俗資料館は、政治家であり名誉都民でもあった山﨑喜作氏から寄贈された土地に建てられた資料館です。
中でも注目なのが資料館に隣接して建つ山﨑邸の旧建物で、江戸時代後期の1841年に建てられた茶室・書院が現存し、年に数回ある公開日には間近で見学することができます。
歴史民俗資料館の展示も充実していて、古代から近現代までの歴史を俯瞰しながら立体絵巻物のようにみる展示や野外展示、時期ごとに変わる企画展など、様々な角度から中野エリアの歴史や文化に触れることができます。

山﨑記念中野区立歴史民俗資料館
山﨑記念中野区立歴史民俗資料館

所在地:東京都中野区江古田4-3-4
アクセス:沼袋駅より徒歩約10分
竣工:1841年(山﨑家茶室・書院) 、1989年(資料館)
備考:茶室・書院は年に数回一般公開あり

6.egota house A・B

egota house B

egota house A・Bは江古田の住宅街にオーナー住戸と3つの賃貸住宅として計画された住宅の1期・2期工事て建てられた集合住宅です。
南西角地に建つA棟とその東に建つB棟は共に半地下+3階建て、10m弱のキューブ状の建物の中に5戸の住宅が立体的に配置されているのが特徴。
各住戸は縦横上下に連なるメゾネットタイプを基本としながら独立した入口が4面に設けられていて、建物の4面を使い切りながら外部との良好な関係が形つくられているのがユニークな建築です。

egota house A
egota house B

設計:アトリエ・アンド・アイ+坂本一成研究室
所在地:東京都中野区江古田4
アクセス:沼袋駅より徒歩約10分
竣工:2004年(A)、2013年(B)

7.野方配水塔

野方配水塔

野方配水塔は、江古田の新青梅街道から1本入ったところに建つ配水塔です。
高さ約34メートルの円筒形の塔は昭和初期の1929年に建てられたもの。約2000トンの水を貯水しつつ重力によって配水を行う巨大なインフラ装置は昭和中期の1966年まで使われ、その後は災害用給水槽として使われてきました。
優雅な曲線と頂部に聳えるドームは少し離れたところからも視認できるくらい目立っていて、地域のランドマークとなっています。

野方配水塔
野方配水塔

所在地:東京都中野区江古田1-3
アクセス:落合南長崎駅より徒歩約12分
竣工:1929年
備考:国登録有形文化財

8.哲学堂公園

最後に紹介する哲学堂公園は、明治の哲学者であり東洋大学の創立者でもある井上円了氏によってつくられた公園です。

公園内には精神修養と学問の場として創られた建築や彫刻群が点在しているのが特徴で、明治〜大正時代に建てられた10棟の建物は中野区有形文化財にもなっています。

哲学堂公園のルーツは、1903年に現在の東洋大学の前身である私立哲学館大学が創立したことを記念して建設された「四聖堂」が始まりです。
そんな歴史のある哲学堂公園は、2020年には国の名勝にも指定されていて、公園内には宇宙館や絶対城など独特の名前のつけられた建物が点在しています。

関連記事
・中野「哲学堂公園」個性的な建築とランドスケープが集まる哲学の公園をレポート

所在地:東京都中野区松が丘1-34-28
アクセス:新井薬師前駅より徒歩約12分、落合南長崎駅より徒歩約13分
竣工:1904年(四聖堂)、1909年(哲理門、六賢台)、明治後期(無尽蔵)、1913年(宇宙館)、1915年(絶対城)
備考:国指定名勝
中野区指定有形文化財

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