
TOD’s表参道は、建築家の伊東豊雄氏が設計を手掛けた地上7階地下1階建ての商業ビルです。
この建築が建てられた2000年代初期は近代建築が打ち出した水平垂直に繰り返される階構成や、壁や窓といったそれまでの建築の常識をいかに乗り越えるかといったことが大きなテーマでした。
TOD’s表参道ではケヤキ並木をモチーフとしたコンクリートの構造体が樹木のように立ち上がっていて、その隙間がガラスの開口部となっている独特のデザインが特徴。
けやき並木のシルエットが柱であり壁であり入口の開口であり窓でもあり、それがブランドイメージを特徴づける広告にもなっていて、新たな時代の到来を予感させた記念碑な建築です。

設計:伊東豊雄/伊東豊雄建築設計事務所
所在地:東京都渋谷区神宮前5-1-15
アクセス:表参道駅より徒歩約3分
竣工:2004年



