
築地本願寺は、インド風の外観と和風の内観が合わさった珍しいデザインのお寺で、伊東忠太氏の代表作ともいわれる建築です。
なぜ唐突にインド?とも思う方もいるかもしれませんが、伊東氏はこの築地本願寺の設計に当たって、仏教の源流をはるかインドまで遡り結晶化させました。
恐らく当時日本一と言っていいほど建築史に精通した伊東忠太氏が全霊をかけてデザインした建築は、正に唯一無二の建築。
そんな歴史的にも建築的にも価値のある築地本願寺には、伊東忠太氏の定番となった数々の生き物が随所に配置されているのも注目ポイント。
入口を守るのは狛犬ではなく、2体の獅子だったり、階段の手すりや梁の下に鎮座する生き物など、伊東イズムをたっぷりと堪能できます。


設計:伊東忠太
改修設計:三菱地所設定
所在地:東京都中央区新富2-7-8
アクセス:築地駅より徒歩約1分
竣工:1934年(2017年改修)
備考:国重要文化財




