
岩波神保町ビルは神田神保町交差点の一角に建つ地上11階地下2階のオフィスビル兼ホールです。
外壁には当時としては珍しかった彫の深いPCカーテンウォールを採用し、シンプルながら普遍的且つ陰影によって表情を変える外装デザインとなっています。

10階に入る岩波ホールは元々は多目的ホールとして計画されていましたが、1970年代から主に映画館として利用されるようになった歴史あるホールです。
欧米以外の国々の名作映画を数多く取り上げたり日本で初めて各回完全入れ替え制を実施するなど、約半世紀にわたって映画文化の発展を支えてきました。
今でも多目的ホールとしての名残を随所に感じることができ、コンサートホールのホワイエのように上品な装いは必見です。

設計:芦原義信/芦原義信建築設計研究所
所在地:東京都千代田区神田神保町2-1
アクセス:神保町駅より徒歩約1分
竣工:1968年



