
すみだ北斎美術館は、墨田区生まれであった葛飾北斎を中心とした美術品の保存・展示を行う美術館です。
公園に面した1250㎡程の小さな敷地に建てられた建物は、すみだの風景を反射する鏡面のアルミパネルの外装と、地上レベルにあけられたスリット状の通路が特徴の建物となっていて、浮世絵をはじめとした江戸の美術を堪能することができます。
足元のスリットの中に入っていくと外の鏡面パネルからは一転して、ガラス張りの通路空間が広がっているのもユニークで、平面的な世界から立体的な世界に入りこむかのような体験ができるのも面白いところ。近くに建つ江戸東京博物館もそうですが、巨大な異物も受け入れて街の風景の一部としてしまうという点で、いかにも両国らしい大胆さと粋感をもつ建築です。


設計:妹島和世/妹島和世建築設計事務所
所在地:東京都墨田区亀沢2-7-2
アクセス:JR総武線両国駅より徒歩約8分、大江戸線両国駅より徒歩約3分
竣工:2016年
休館日:月曜
備考:第59回BCS賞
公式HP:https://hokusai-museum.jp/



