国立天文台は明治時代に旧東京帝国大学によってつくられ、大正時代にここ三鷹に移転された研究機関です。

国立天文台の拠点がここ三鷹の地に移ってきたのは大正時代のことで、1914年に工事を開始してから1924年に移転するまでの間に建てられた建物をはじめ10の登録有形文化財と1つの三鷹市登録有形文化財がキャンパス内に点在しています。
門衛所は1924年に建てられた洋風建築で、小さいながらもハーフティンバー風のデザインになっているのが特徴。

こちらの第一赤道儀室は、三鷹キャンパス内に観測施設で現存する最も古い建物。

大赤道儀室は1926年に建てられたもので、鉄筋コンクリート造2階建ての建物に木製のドームが架けられ、内部は資料館になっています。

太陽分光写真儀室(アインシュタイン塔)は、地上5階地下1階建て高さ約20mの建物自体が望遠鏡となりドームから入った光を地下室で観測する施設となっています。

こちらの旧図書庫は、スクラッチタイル貼りの昭和初期の特徴がよく現れた建物。

レプソルド子午儀室はその名の通り子午線上を通過する天体を観測する施設。

ゴーチェ子午環室は1924年に建てられた半円形の観測施設です。

天文機器資料館は1982年に建てられ、現在は資料館となっています。

三鷹市星と森と絵本の家は、1915年築の旧1号官舎を2009年に復元・改修したです。

設計:東京帝国大学営繕課(第一赤道儀室、大赤道儀室、太陽分光写真儀室他)
所在地:東京都三鷹市大沢2-21-1
アクセス:武蔵境駅よりバスで約18分
竣工:1915年(旧1号官舎/2009年復元・改修) 、1921年(第一赤道儀室) 、1924年(門衛所、ゴーチェ子午環室) 、1925年(表門、レプソルド子午儀室)、1926年(大赤道儀室)、1930年(太陽分光写真儀室/アインシュタイン塔、旧図書庫)、1982年(天文機器資料館)
備考:国登録有形文化財(第一赤道儀室、門衛所、ゴーチェ子午環室、表門、レプソルド子午儀室、大赤道儀室、太陽分光写真儀室/アインシュタイン塔、旧図書庫)
三鷹市登録有形文化財(旧1号官舎)



