
成田山東京別院深川不動堂は、古くから「深川のお不動様」として知られてきた由緒ある寺院です。
正面に見える旧本堂は、戦後に千葉県印旛沼の龍腹寺にあった地蔵堂を移築したもので、江東区で最古の木造建築といわれます。

深川不動堂で注目な建物といえば、旧本堂の左手に建てられた新本堂で、梵字で埋め尽くされた外観は一度見たら忘れられないインパクトがあります。
2017年には手前に翼殿が建設され、片持によって支えられた大屋根によって大きな軒下空間が誕生しました。
梵字のインパクトも現地では不思議と境内の雰囲気に馴染んでいて、立体文字がつくり出す陰影と複雑な表情が深淵な宗教空間を演出していました。

設計:玉置順/玉置アトリエ(新本堂、翼殿)
所在地:東京都江東区富岡1-17-13
アクセス:門前仲町駅より徒歩約5分
竣工:江戸時代末期(旧本堂/1951年移築)、2011年(新本堂)、2017年(翼殿)
備考:江東区指定登録文化財(旧本堂)



