
教文館・聖書館ビルは、元々はキリスト教宣教師らによって1885年つくられた書店をルーツにする歴史ある建物です。
現在の教文館ビルは1933年に建てられたものですが、この建物のデザインを手掛けたのは日本近代建築の父とも呼ばれるアントニン・レーモンド。当時はモダニズムや、アメリカでは直線や幾何学を取り入れたアールデコと呼ばれる建築が隆盛を極めていましたが、教文館・聖書館ビルも当初のデザインもこれらを反映した最先端のデザインでした。
しかし、長い歴史の中で大きく改修され、特に外観は上空に伸びるような塔屋や垂直強調の装飾がなくなってかなりシンプルになっているのは少し残念なところ。
また、4階にはCafe きょうぶんかんというカフェがあり、クラシカルな雰囲気の中で、銀座の街を眺めながらケーキやコーヒーを頂くことができるのも嬉しいポイントです。


設計:アントニン・レーモンド
所在地:東京都中央区銀座4-5-1
アクセス:銀座駅より徒歩約2分
竣工:1933年




