慶應義塾大学三田キャンパスは、まさに名建築の宝庫と言えるほど各年代の貴重な建築が集まっている建築必見スポットです。

慶応大学と言えば明治初期に福沢諭吉が創設したことでも知られますが、まず注目したいのは福澤諭吉が自ら資金によって建てた日本最初の演説講堂 三田演説館です。
日本古来から用いられてきたなまこ壁の外壁を用いた擬洋風建築は今年でなんと築149年。現役で内部も見られる近代建築(常時公開ではないので注意)としてはかなり貴重な建築でもあります。


その他にも本格的なゴシックデザインが堪能できる図書館旧館や、大正時代に建てられた塾監局をはじめ各年代の建物が点在する様はまさに建築歴史博物館のようです。

近代建築だけでなく1980年代以降には建築家の槇文彦氏が手掛けた図書館新館や大学院棟、谷口吉郎氏が手掛けた建物を隈研吾氏が改修した第二研究室談話室・萬來舎などみどころ満載の建築を一挙に見ることが出来ます。
設計:
曾禰中條建築事務所(図書館旧館、塾監局、第一校舎)
第二研究室談話室・萬來舎(谷口吉郎)※改修:隈研吾
槇文彦(図書館新館、大学院棟)
所在地:東京都港区三田2-15-45
アクセス:田町駅より徒歩約6分、三田駅より徒歩約6分
竣工:
1875年(三田演説館)
1912年(図書館旧館)
1926年(塾監局)
1937年(第一校舎)
1951年(第二研究室談話室・萬來舎)
1981年(図書館新館)
1985年(大学院棟)
備考:国重要文化財(三田演説館、図書館旧館)




