酒蔵からグルメまで!佐原のおススメスポットを紹介【千葉県佐原】

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この記事では前回に続いて佐原のおススメ観光スポットである2つの酒蔵やグルメスポット、土蔵や山車会館などについて紹介したいと思います。

前回の記事を読んでいない方は是非こちらの記事からお読みください。
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・水郷の町佐原を満喫!建築から観光まで魅力あふれる街を徹底紹介
では早速見ていきたいと思います。

5.隣接する2つの酒蔵で日本酒を満喫!

後半でまず初めに紹介したいのが佐原の酒蔵見学です。
佐原はかつては「関東の灘」と言われるほど酒造りが盛んであり、かつては30以上もの醸造家がありました。
現在も存在する酒蔵はわずか2つともなっていますが、2つの酒蔵は近代建築が立ち並ぶ佐原の中心地からすぐのところにあり、酒蔵見学や試飲を行うことができます。

□馬場本店酒造

まず初めに紹介する馬場本店酒造は江戸時代の天和年間(1681~83年)に創業した酒蔵です。

奥に見える煙突はイギリスから輸入した煉瓦を使って1898年(明治31年)に造られました。高さは実に13mにも及び遠くからでもよく目立ちます。

2012年には大規模な改修工事が行われて、老朽化の激しかった部分が新しい形に生まれ変わりました。
この時内部も整備されたので、見学用の資料や実物の展示などを見ることができます。

所在地:香取市佐原イ614
開館時間:9時~17時

□東燻酒蔵

続いて紹介する東燻酒蔵は1825年に創業された酒蔵です。伊能家より酒造りを伝承したことによって酒造りを始めたそうで以来200年に渡って酒造りを続けてきたそうです。
酒蔵見学についてもかなりオープンで、10時~17時30分の間の30分毎に見学会を行っています。

こちらは建築もそうですが、酒まんじゅうや酒ゼリー、酒化粧水などの物販が充実しているので、気になった方は是非購入してみてください。

所在地:香取市佐原イ627
開館時間:10時~16時

6.お腹がすいたら食事処も近代建築で!

続いて紹介したいのは、ちょっとお腹がすいた時に入りたい食事・喫茶処です。
食事・喫茶処も近代建築を改修した味のある店舗が多いのですが、その内のいくつかを紹介したいと思います。

□夢時庵(1901年/明治34年)
夢時庵(ムージャン)は1901年に建てられた建物を改装してつくられたフランス料理のお店です。
店内は和室と洋室の2つのお部屋があり、厳選した食材を使いながらも値段もリーズナブルな人気店です。

所在地:千葉県香取市佐原イ-3403-2
営業時間:
 ランチ  11:30~14:00
 ディナー 17:30~20:30
定休日:火曜日

□板前割烹 真亜房
続いて紹介する真亜房(まあぼう)は地元の素材を使った和食料理のお店です。
地鶏を使った親子丼や、佐原の「恋する豚」を使った他人丼など絶品料理が味わえます。

所在地:千葉県香取市佐原イ-3412-1
営業時間:
 ランチ  11:30~15:00
 ディナー 18:00~21:30
定休日:木曜日

□遅歩庵 いのう
遅歩庵(ちぶあん)いのうは、伊能忠敬記念館へ入る道のすぐ隣に建つ喫茶店です。

実際に伊能家の17代目が店主をやっているお店で、日本テレビで放送していたドラマ「東京バンドワゴン」のロケ地でもありました。
店の側面には大きな看板がそのまま残されているので、ドラマを見ていた人は絶対訪れたい喫茶店です。
所在地:千葉県香取市佐原イ-1721-12
定休日:水曜日

□甘味処「いなえ」
最後にイチオシの甘味処「いなえ」を紹介したいと思います。
いなえは約10年近い年月をかけて、古建築をリノベーションして再生した建築です。

元々は文具屋だった道路沿いの店舗をはじめ、奥に入ると洋館や蔵を改装したギャラリーもあり、時たま展示会や音楽会などのイベントも行えるようになっています。
隣接するショップでは佐原の老舗の醤油やごま油をはじめ、品質だけでなくデザインにもこだわった商品がセレクトされています。

設計を行ったのはスタジオ宙で、この建築は「千葉県香取市佐原 町並み再生プロジェクト」として建築学会日本建築学会賞 業績賞を受賞しています。
フワフワのかき氷や、あんみつなど絶品の甘味を味わいながら建築も堪能できる佐原のイチオシスポットです。

設計:スタジオ宙
所在地:千葉県香取市佐原イ-511
竣工:2007年~2012年
営業時間:10:30~17:00
定休日:水曜日
HP:https://sawara-inae.com/

7.近代建築に泊れる!宿にも注目!

□木の下旅館

木の下旅館は私が最初に佐原に訪れた時は旅館として運営をしていましたが、一昨年訪れた際に旅館業は閉館していました。

代わりに現在は「お食事処 木の下」としてとんかつ屋さんになっています。
店内は改装されつつも、長きにわたって使われてきた旅館の面影も残っているようですので、食事をとりながらかつて旅館だったころの建築に思いを馳せるのもいいかもしれません。

□佐原商家町ホテル NIPPONIA
木の下旅館の代わりに発見したのが「佐原商家町ホテル NIPPONIA」です。
このホテルは佐原の街に点在する複数の古建築を改修して「街全体を1つのホテルに見立てる」という取り組みをしています。

内装デザインもかなりこだわっていて、古いものと新しいデザインを共存させていたり、周辺のお店と連携した観光コースの提案など新しい時代の佐原を見据えた取り組みをしているのには注目です。


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8.その他のおススメ観光スポット

ここまで小野川と香取街道沿いを中心におススメスポットを紹介してきましたが、最後にその他のスポットについても触れたいと思います。

□与倉屋大土蔵
小野川を南に下った古建築群の終着地にある与倉屋大土蔵は、約500畳分の広さを持つ土蔵です。
基本的には外部の見学のみとなるのですが、明治期に建てられた土蔵の独特な雰囲気が私はすごく好きです。

かつての佐原で大きな繁栄をした醤油醸造用の土蔵はのっぺりとした外観ながらどこか温かくて懐かしいです。

タイミングによっては蔵の中を開放してコンサートなどの催しを行うこともあるので、イベントがある時には内部も見学・体験することができます。

所在地:千葉県香取市佐原イ-1730
竣工:1889年(明治22年)

□八坂神社&山車会館
小野川から歩いて数分のところにある佐原の祇園祭でも知られる八坂神社です。

この神社の面白いところは正門が2か所存在していることです。
明治期の改修でもともとあった浜宿口に加えて八日市場口が造られ、この2つの正門が1年置きに交代するという変わった方式をとっています。

また境内にある山車会館では、関東3大山車祭りのひとつにも数えられる山車や祭りに関わる展示を見ることができます。

2層の吹き抜けに迫力の山車が並ぶ姿は圧巻です。
3階建ての建物には実物展示を中心に、ビデオなどの映像も流されていて分りやすかったです。

人形の大きさも間近でみると怖いですね 笑

所在地:千葉県香取市佐原イ-3368 八坂神社境内
営業期間:9:00~16:30
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始

□香取神宮

最後に紹介する香取神宮は関東地方を中心として全国に広がる香取神社の総本社であり関東屈指のパワースポットともいわれています。
小野川から少し離れたところになりますが、香取市に来た際はやっぱり訪れておきたいスポットです。

楼門も国の重要文化財に指定されているものですが、まさに威風堂々といった感じですね。

楼門とは大き変わって本殿、拝殿は色を抑えた厳粛な雰囲気を感じます。
この色によるコントラストが面白く、私的な香取神宮の注目ポイントです。
香取神宮についても別記事で詳しく書きたいと思いますので少々お待ち下さい。

所在地:千葉県香取市香取1697-1
アクセス:佐原駅から車・バスで15分

9.街の細かいアイテムにも注目!

最後に街の細かいアイテムについて触れて終わりにしたいと思います。

例えばこちらの電話ボックスですが、さりげなく屋根が和風だったりします。

消火栓も木のボックスに入っていたりと景観にかなり気を使っていることが分ります。
こういったデザインはついつい過剰であったり、記号的になりがちなのですが、佐原のものはきちんと抑制が効いててよいなぁと思いました。

照明も行灯のような優しい光で、段々と日が暮れてくるにつれて昼間とは違った川沿いの風景を見ることができました。


↑佐原を訪れるならこちらもおススメ!

いかがでしたでしょうか。
都内からは近場ということと、街自体は半日あれば堪能できてしまうので今回は日帰りでしたが、次回はゆっくり1泊して夜の佐原も楽しんでみたいなと思いました。



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