川崎で建築巡り!建築好きがおススメする名建築12選

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こんにちは。建築好きのやま菜です。
今日は神奈川県の川崎駅周辺で建築巡りをしてきましたので、そこで出会った名建築について紹介したいと思います。
川崎と言えばかつては工業地帯のイメージが強くありましたが、近年では大規模再開発や新施設の企画によって大きく待ちのイメージが変わりつつある今最も注目の街の1つでもあります。
著名な建築家とコラボレーションした大規模開発から新進気鋭の建築家による実験的なプロジェクト、一部でカルト的人気を誇る伝説の建築まで様々な名建築が見られる川崎をたっぷり紹介していきたいと思います。

【自己紹介】
・建築好きのやま菜と申します。
・今までに約5000件の建築を巡った建築トリッパー
・今日も素敵建築を求めて東奔西走

【この記事で分かること】
・川崎エリアでの建築巡りを写真と文字でレポート
・川崎エリアの著名な建築家がデザインした建築や歴史のある近代建築をまとめ
・川崎エリアの建築の見どころや注目ポイントを解説

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1.川崎駅東口広場

川崎駅東口広場

まず初めに訪れたのはリニューアルされたJR川崎駅東口広場です。
駅を出ると目に入るガラスのクリアで軽やかな「門」は近年急速にアップデートされている川崎を象徴しているかのような建築です。
高さの違う屋根が交差しながら様々な方向に伸びていて、地下街やバスターミナルに誘導しつつ駅前空間をまとめています。
川崎駅の東口は地下街が発展していますが、この屋根が外部環境から切り離されがちな地下街に光や天気といった地上の環境を映し出すスクリーンのような役割も果たしています。

川崎駅東口広場

デザイン・アーキテクト:安田アトリエ
設計:川崎市まちづくり局+日建設計シビル
所在地:神奈川県川崎市川崎区駅前本町26
竣工:2011年

2.川崎ゼロゲート

川崎ゼロゲート

川崎ゼロゲートは、1956年のオープン以来永きにわたって親しまれてきた老舗百貨店「さいか屋川崎店」の跡地に建てられた商業施設です。
川崎駅前の角地という絶好の敷地に建てられ、まさに「顔」となる交差点側のファサードが大きなゲートのようなデザインで人々を建物内に呼び込みます。
このゲートのモチーフは建物側面のサブエントランスにも用いられていて、建物内の通路と街を繋ぎつつも回遊する人々を演出しています。
「ゲートはくぐった先に何があるのか」が重要ですが、この建物が今後川崎の中でどのような役割を果たしていくのか注目です。

川崎ゼロゲート

設計:大林組
所在地:神奈川県川崎市川崎区小川町1-1
アクセス:川崎駅より徒歩約3分
竣工:2019年

3.LA CITTADELLA

LA CITTADELLA

川崎ゼロゲートの少し先にあるLA CITTADELLAは、イタリアのトスカーナ地方のヒルタウンをモチーフにした複合商業施設で、数々の商業施設プロジェクトを成功に導いたジョン・ジャーディ氏がデザインを行った建築です。
ジョン・ジャーディ氏と言えばなんばパークスや六本木ヒルズ、キャナルシティ博多などの設計を手掛けたことでも知られる建築家で、独特の感性と造形力によって生み出される建築は他のどこでも体験できないハレの空間となっています。
大型ライブハウスの草分けであるクラブチッタや首都圏最大級の映画館チネチッタなど様々な文化施設を内包し、ランドスケープと一体になりながら立体的に展開されるエンターテインメント都市は必見です。

LA CITTADELLA

設計:ジョンジャーディ+石本建築事務所
所在地:神奈川県川崎市川崎区小川町4-1
アクセス:川崎駅より徒歩約5分
竣工:2003年

4.縁道

縁道

縁道(えんみち)は、川崎駅を東にほどなく歩いた旧川崎市役所前にオープンしたホテル兼食堂です。
かつて宿場町として栄えた川崎の文化や歴史をテーマに、かつてあった宿場町川崎の日常がデザインされています。
1階の食堂は宿泊者だけでなく地域の人や一般の観光客にも利用でき、旅行者と地域の人が交差して様々な「縁」が生まれることが意図されています。
先ほど紹介したLA CITTADELLAは非日常をテーマにした建築でしたが、すぐ近くに建つこちらの建物が日常をテーマにしているという対比もとても興味深いです。
現在新しい川崎市庁舎の建設計画が進んでいていますが、人々が食を通じて交わる交差点として地域を盛り上げる拠点となりそうな建築です。

縁道

建築設計:多摩設計
設計監修・インテリアデザイン:coto
クリエイティブディレクション:ブルースタジオ
所在地:神奈川県川崎市川崎区宮本町2-25
アクセス:川崎駅より徒歩約7分
竣工:2020年

5.川崎デルタ

川崎デルタ

川崎デルタは、JR川崎駅に隣接する三角地帯に計画されたホテル・オフィス・商業からなる複合施設です。
地上29階建てのJR川崎タワー(商業棟・オフィス棟)は2021年春のオープン予定、約300室のホテルメトロポリタン川崎は2020年5月に先行オープンしました。
ホテルメトロポリタン川崎のインテリアは谷尻誠と吉田愛が主宰するいま日本で最注目の建築設計事務所SUPPOSE DESIGN OFFICEが手掛けていて、「出会いと物語の始まる場所」をテーマにハイセンスで上質な空間がデザインされています。
池袋のBOOK AND BED TOKYOや渋谷のHotel KOEなど様々な宿泊施設を手掛けたSUPPOSE DESIGN OFFICEの最新のホテルとして今川崎で一番ホットなスポットです。

川崎デルタ

設計:JR東日本建築設計事務所
ホテルインテリアデザイン監修:SUPPOSE DESIGN OFFICE
所在地:神奈川県川崎市幸区大宮町1-5
アクセス:川崎駅より徒歩約2分
竣工:2020年

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6.ミューザ川崎

ミューザ川崎

ミューザ川崎は、川崎デルタに隣接する土地に建つ商業・オフィス・シンフォニーフォールなどの複合施設です。
川崎駅周辺の大規模再開発の先陣を切ったプロジェクトであり、工業地帯としての川崎のイメージから「音楽のまち・かわさき」へ変化するシンボルとなることが目指されました。
建物内外に散りばめられたパブリックアートも注目
で、かつて川崎駅西口あった赤レンガ倉庫をモチーフにした土屋公雄氏の「記憶の風景」や音楽の街川崎をモチーフにした鴻池朋子氏の「コンチェルト エンジェル」「マザーフォレスト」、ムンバイ出身の著名芸術家アニッシュ・カプーア氏による「ダブル・インバーション」など点在するアート作品を巡ってみるのもおススメです。

ミューザ川崎

設計:都市基盤整備公団+松田平田設計+ACT環境計画+ヘルムース・オバタ・カッサバウム・インク+大成建設
所在地:神奈川県川崎市幸区大宮町1310
アクセス:川崎駅より徒歩約2分
竣工:2003年

7.ラゾーナ川崎プラザ

ラゾーナ川崎プラザ

ラゾーナ川崎プラザは、東芝川崎堀川町工場跡地の再開発プロジェクトで、スペインの建築家リカルド・ボフィル氏山下設計によって設計された複合商業施設です。
「屋根に覆われた町」をコンセプトに、長さ170mに渡る大屋根が軽やかに建物全体を繋げています。中央のルーファ広場は時期毎に様々なイベントが行われる「舞台」であり、屋根の下の回廊が観客席のようでもあります。
劇場と違うのはここを訪れた観客もまた舞台の登場人物であることで、建物を巡り、ショッピングやイベントを体験しながら自らが主人公となることを楽めます。
風が抜け光が降り注ぐ明るい商業施設はいつ行っても活気と賑わいに満ちていて、大規模ショッピングモールの成功例としても興味深いです。

ラゾーナ川崎プラザ

設計:山下設計+リカルド・ボフィル
所在地:神奈川県川崎市幸区堀川町72-1
アクセス:川崎駅より徒歩約2分
竣工:2006年

後半も注目の川崎建築が盛り沢山です

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