現存のみ

杉並区

荻外荘

荻外荘(てきがいそう)は、東京帝国大学医科大学教授であった入澤達吉が、1927年に自らの別邸として建てた邸宅です。その後1937年には内閣総理大臣となった近衞文麿が入澤から譲受け、近衛の住まいとして政治的な会談や親交の舞台にもなりました。戦後は増改築が行われたり、邸宅の半分が移築されたりしていました...
東京都(23区)

大倉集古館

虎ノ門ヒルズ駅からほどなく歩いたところに建つ大倉集古館は、明治~大正期に活躍した実業家大倉喜八郎氏が創設した日本で最初の私設美術館です。初代の建物が関東大震災で倒壊てしまいましたが、二代目の建物の設計を手掛けたのが建築史家の伊東忠太氏。当時の本格的な海外建築といえば西洋建築を引用した建物が大勢だった...
中央区

第2井上ビル

茅場町駅前の亀島川沿いに建つ第2井上ビルは、昭和初期の1927年に建てられた鉄筋コンクリート造の建物。少し前には阿部寛氏が建築家の役で主演した「まだ結婚できない男」のロケ地として使われたこともあるので、見たことがあるという人もいるのではないでしょうか。以前私が見学したときは外装の工事中で囲いで覆われ...
国立市

一橋大学国立キャンパス

一橋大学(当時は前身の東京商科大学)は、注目の近代建築がいくつも立ち並ぶキャンパスでもあります。こちらの兼松講堂は、伊東忠太が設計を手掛けた講堂です。国立の田園風景によくマッチした優美なロマネスク様式の建物は、一橋大学のランドマークにもなっています。伊東忠太のトレードマークでも様々な生き物や魑魅魍魎...
中央区

カトリック築地教会

カトリック築地教会は、1927年に建てられた教会です。特徴は何と言っても古代ギリシアの神殿を思わせる外観ですが、実はこの建物は木造2階建てというのも面白いところ。モルタル塗りでつくられた外装や堂々と聳えるドーリア式の列柱も見応えがありますが、入口にあるイオニア式の門柱にも注目です。設計:ジロジアス神...
東京都(23区)

旧王電ビルヂング

都電荒川線の三ノ輪駅前の昭和レトロな駅前広場を降りてすぐ先に見えてくるのが旧王電ビルヂング(梅沢写真会館)です。王電とは都電荒川線の前身である王子電気軌道のことで、昭和2年に建てられたこのビルは王子電鉄時代に建てられたビルの中でも現存する数少ない建物の1つです。当時流行したアールデコ調の建物の1階は...
墨田区

フクシマ質店

フクシマ質店は江戸時代に創業した、現存する都内最古の質屋さんです。関東大震災の後に建てられた蔵は、当時はまだ珍しかった鉄筋コンクリート造3階建てでつくられました。これは当時は蔵があることが質屋の営業条件の一つとだったことを物語っていて、100年近い年月が経った現在でも堅牢で堂々とした姿で両国の地に鎮...
中央区

旧酒蔵 秩父錦

旧酒蔵 秩父錦は、銀座の現代的なビルの狭間に建つ1927年築の町家建築です。銀座エリアに残る貴重な出桁造りの町家建築は、現在はKobiki galleryというギャラリー兼ショップとして現役で使われています。建物両脇に配置されたショーウィンドーをはじめシンメトリーにまとめられた外観は、両脇に聳えるビ...
千代田区

九段ハウス

九段ハウスは元々は新潟出身の資産家である山口萬吉氏の邸宅として建てられ、現在は九段ハウスとして会員制クラブ・イベントスペースとして使われる建築です。この建物が建てられたのは関東大震災の記憶がまだ色濃く残る1927年で、当時住宅としてはかなり珍しい鉄筋コンクリート造で建てられました。建物の設計は木子七...
大田区

古民家カフェ蓮月

池上本門寺の足元に建つ蓮月(れんげつ)は、昭和初期に建てられた2階建ての建物を改修してできた古民家カフェです。元々は蕎麦屋さんの「蓮月庵」だったそうですが、2014年に閉店後2015年に改修が行われて再オープンとなりました。昭和の空気がいっぱいに詰まった店内では、まるで建物の外時間の流れが違うかのよ...
新宿区

小笠原伯爵邸

小笠原伯爵邸は、小笠原流礼法で知られる小笠原家の第30代当主であった小笠原長幹伯爵の邸宅として建てられ、現在は結婚式場やレストラン・カフェとして使われている建物です。若松河田駅を降りてすぐの場所に建つ邸宅は慶応大の旧図書館などを手がけた曾根中條建築事務所が設計を手掛け1927年に竣工しました。当時流...
中央区

日本信託銀行本店

日本信託銀行本店は地上8階地下1階のオフィスビルで、1927年に竣工した旧川崎銀行本店の一部を保存した立面デザインが特徴の建物です。ルネサンス様式の旧ファサードと対比するようなガラスとファサードが新旧のコントラストを際立たせている他、陰影深い開口部のデザインがシンプルながら美しい建築です。ちなみに建...
台東区

東京メトロ浅草駅4番出口

浅草を訪れたら見逃せないのが東京メトロ浅草駅4番出口です。一見してややキッチュにも見えるアイコニックな出入り口は、何と今から100年近く前の1927年に建てられたもの。この建築を手掛けた今井兼次はこの出入り口だけでなく上野から浅草に続く4つの駅のデザインを手掛けていますが、現存する建築はだいぶ少なく...
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