
梅窓院(ばいそういん)は、正式名称を長青山宝樹寺梅窓院といい、青山という地名の語源にもなった由緒ある寺院です。
2003年には建築家隈研吾氏を中心に大規模な再生プロジェクトが行われ、新たな都市のコミュニティ施設をコンセプトにホールや事務所、集合住宅が建築されました。
まず注目なのは寺院へのアクセスする竹林。青山通りの喧騒から宗教空間へとワープするトンネルの役割を担っています。

こちらの寺院棟では現代的な素材を使いながらも、彫の深い素材やルーバーを使って陰影を生み出したり、屋根が延長して建物全体をまとめ上げる隈研吾氏のデザイン手法を随所にみることができます。
その他にも、境内の一部に一般定期借地権を設定して事務所や共同住宅をつくるなど、都心の寺院の再生手法としても面白い取り組みをしています。

設計:隈研吾/隈研吾建築都市設計事務所+長谷工コーポレーション(寺院・住居棟)、松田平田設計(事務所棟)
所在地:東京都港区南青山2-26-38
アクセス:外苑前駅より徒歩約3分
竣工:2003年
公式HP:https://www.baisouin.or.jp/



