
東雲キャナルコートCODANは、UR都市機構によって江東区の東雲(しののめ)の工場跡地につくられた集合住宅で、6街区からなる各棟を日本を代表する建築画である山本理顕氏、伊東豊雄氏、 隈研吾氏などが手掛けています。
例えば2街区は整形のグリッドが碁盤目状に繰り返されたデザインが特徴で、4つのグリッドを合わせたコモンテラスと呼ばれる大きな吹抜けテラスがリズミカルに繰り返されています。

整形のグリッドか繰り返される中でも、それぞれ違ったコミニュケーションや使われ方が生まれえる余白・ゆとりがデザインされているのがとても面白い建築です。
こちらの3街区は隈研吾建築都市設計事務所とRIAにもるもの。軒が連続しながら伸びるようなデザインはシャープで近未来的でありながら、屋根や軒下空間といった日本的なキーワードを追求してきた隈研吾氏のテーマとも繋がっているのが注目ポイント。

特徴的な軒下空間だけでなく「離れ」がある住戸タイプや屋上菜園を持つ住戸タイプなど、多様な住まい方を許容する住宅が試みられていることも興味深いです。

どの住棟も建築家の個性が光るデザインとなっていて、さまに建築テーマパークのような建物群です。
基本計画:都市基盤整備公団
設計:山本理顕/山本理顕設計工場(1街区)、伊東豊雄/伊東豊雄建築設計事務所(2街区)、 隈研吾/隈研吾建築都市設計事務所+RIA(3街区)、山設計工房(4街区)、設計組織ADH+WORKSTATION(5街区)、スタジオ建築計画+山本・堀アーキテクツ他(6街区)
所在地:東京都江東区東雲1
アクセス:辰巳駅より徒歩約5分
竣工:2003年~2005年
備考:第47回BCS賞
2005年度グッドデザイン金賞


