
駐日ローマ法王庁大使館は、元々は味の素の社長であった鈴木忠治氏の邸宅として建てられた建物です。
宮内省出身の建築家である木子幸三郎の晩年の作品としても貴重な建築なのですが、木子幸三郎もこの建築がまさかローマ法王庁大使館になるとは思ってもみなかったでしょう。
写真からは少し見えずらいですが、煉瓦の貼り分けによって1階部分の階高を高く見せているのは、他ではあまり見ない面白いデザインです。

残念ながら2025年に解体されてしまいました。
設計:木子幸三郎
所在地:東京都千代田区三番町9-2
アクセス:半蔵門駅より徒歩約6分、九段下駅より徒歩約12分
竣工:1934年
備考:現存せず



