青森で建築巡り!建築好きがおススメする名建築8選【青森県青森市】

こんにちは。建築好きのやま菜です。
今日は青森県の青森駅周辺の建築巡りをしてきましたので、そこで出会った名建築について紹介したいと思います。

青森市といえば2006年にオープンした青森県立美術館をはじめ、青木淳氏、安藤忠雄氏といった世界的建築家の作品から三内丸山遺跡など太古の建築まで幅広く巡ることのできる建築パワースポットでもあるのです。

【こんな人におすすめ!】
・青森県青森市にある名建築について知りたい
・青森駅周辺で建築巡りをする際のガイドにしたい
・建築に興味があって、いろいろな建築について知りたい

では早速見ていきましょう!

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1.青森県観光物産館 アスパム(日建設計)

青森駅を降りてまずはじめに訪れたのが、海岸沿いに建つ物産プラザ・観光プラザ・展望台などの複合施設アスパムです。
何といってもその特徴はAOMORIのAをモチーフにした三角形の外観で、建設当時は賛否両論だったそうですが、今では青森駅前のランドマークとして欠かせないものになっています。
青森県で最も高いビルだけあって、上部の展望台からの眺めは別格です。物販も充実しているので青森を訪れた際はぜひ立ち寄ってみることをおススメします。

設計:日建設計
所在地:青森県青森市安方1-1-40
アクセス:青森駅徒歩約7分
竣工:1986年

アスパムで青森のお出迎えをされた後は、バスに乗り今回の建築巡り旅のメインでもある三内丸山遺跡を目指します。
三内丸山遺跡は約5000年前の縄文時代の集落跡で、もともとは野球場が建設されるはずだった場所だったのですが、事前の発掘調査により大規模な集落跡があることがわかり本格的な調査がなされました。

1990年代からの発掘調査で竪穴建物跡、掘立柱建物跡、道路跡、貯蔵穴、粘土採掘坑、大小のお墓などこれほど大来な集落跡は全国でも珍しい貴重な発見となりました。
下の写真の復元された六本柱建物は、これまでの縄文人のイメージを覆す高度な技術によって建てられたことが分かるなど、歴史認識を変える大発見となりました。

建築好きならずとも見どころ満載のスポットでしたが、現代建築も魅力的なので、ここからは丸山遺跡と合わせて注目したい現代建築をみていきたいと思います。

2.三内丸山遺跡 時遊館(梓設計)

三内丸山遺跡の入口にもなっている縄文時遊館は出土品の展示や復元・貯蔵を行うビジターセンターです。
巨大な正型のフレームは遥か昔の遺構へタイムトリップする門のようであり、見学の前後には安心して余韻に浸れるシェルターのようでもあります。
遺跡側は景観に配慮して土に覆われるようにデザインされていて、遺跡と一体になったベースキャンプとして面白いです。

設計:梓設計
所在地:青森県青森市三内丸山305
アクセス:青森駅からバス約10分
竣工:2002年

3.青森県立美術館(青木淳建築計画事務所)

続いて三内丸山遺跡に隣接して建てられた青森県立美術館は、まさに遺跡をモチーフにした美術館です。
地上に見える白く美しい外観はこの美術館の上半分で、この白い上部部分と地下に彫り込まれた空間に挟まれた部分が展示空間となっています。
かの有名な奈良美智氏によるあおもり犬をはじめ、建築と一体になった壮大で迫力のある展示は必見です。

設計:青木淳建築計画事務所
所在地:青森県青森市安田字近野185
アクセス:青森駅からバス約10分
竣工:2006年


↑2006年7月に開館した青木淳氏設計の青森県立美術館の魅力を凝縮 した一冊!おススメです(Amazonで見る)

4.青森公立大学(I.N.A新建築研究所)

続いて訪れたのは青森県立美術館からさらにバスで20分ほどのところにある青森公立大学です。
ここを訪れるほとんどの人はこの後紹介する国際芸術センター青森が目当てだと思いますが、こちらの大学校舎もよく見てみると面白いです。
青森の自然に調和するようにカラーリングされた後者の外観大自然の開くように計画された建物際のピロティや大屋根など、青森らしい特徴を見て取ることができます。

設計:I.N.A新建築研究所
所在地:青森県青森市合子沢山崎153-4
アクセス:青森駅からバス約40分
竣工:1992年

5.国際芸術センター青森(安藤忠雄建築研究所)

続いて紹介する国際芸術センター青森は青森公立大学の敷地内に建つアートの創作・発信拠点で、建築の設計は安藤忠雄氏によるものです。
大自然の中に現れるコンクリートの建築は、究極の人工物でありながら自然に寄り添い、自然の魅力を最大限に取り込むように計画されています。
また、コンクリートの構造物と水を組み合わせることで自然との調和を試みているのも注目ポイントで、安藤氏らしい手法が垣間見れて興味深かったです。
メインの円形の建物の他にも直線型の創作棟・宿泊棟や屋外の四季のアーケードなど見どころが満載でした。

設計:安藤忠雄建築研究所
所在地:青森県青森市合子沢字山崎152-6
アクセス:青森駅からバス約40分
竣工:2001年
備考:第44回BCS賞

6.朝日新聞青森支局(宇野享+伊藤恭行/C+A)

安藤建築を堪能した後は青森駅方面に戻り、朝日新聞青森支局を見学しました。
設計は建築好きにとっては有名なシーラカンス アンド アソシエイツによるもので、メタリックな外装とガラスの開口部が特徴的な建物です。
朝日新聞は私が見た限りでも岡山支局や山形支局など有名建築家による作品が多いですね。
どの作品も地域性をあまり感じさせないデザインが特徴で、特にこの青森支局の薄いメタリックな感じは建築それ自体がスクリーンというかメディアのようにも見えて面白です。

設計:宇野享+伊藤恭行/C+A
所在地:青森県青森市古川2-19-17
アクセス:青森駅徒歩約10分
竣工:2000年

7.フェスティバルシティー・アウガ(久米設計)

ここからさらに駅に向かって歩くと見えてくるのがフェスティバルシティ アウガです。
地下に海鮮市場、1階から4階が商業施設、5階から6階が青森市男女共同参画プラザ、6階から9階が市民図書館が入る複合施設で、2001年に駅前再開発の一環として建てられました。
鮮やかな色彩とガラスのカーテンウォールはまるで建物が青森のねぶたのようにも感じられるデザインでした。
近年事業性の問題から存続が危ぶまれているようですが、なんとかうまく活用されることを願うばかりです。

設計:久米設計
所在地:青森県青森市新町1-3-7
アクセス:青森駅徒歩約2分
竣工:2001年

8.青森駅ビル ラビナ(交建設計)

今回の建築巡りの最後は駅ビル ラビナでお土産を見つつの建築見学です。
電車で青森駅を訪れるなら必ず見かけるビルですが、駅ビルの設計で名高い交建設計による1986年の作品です。
外観はかなり古いですが、滑らかな曲線の外観と海に面した北東側に開けたガラスのカーテンウォールが特徴的な建物です。
北東のカーテンウォールからは夜になると港のほのかな灯や穏やかな海が見え、青森らしい景観が楽しめます。

また、道路を挟んで北側には水辺に面した物産・飲食施設であるA-FACTORYが見えます。こちらは今回訪れられなかったのですが、デザイナーである片山正通氏による設計で、青森を訪れた際は是非合わせて訪れたい建築です。

設計:交建設計
所在地:青森県青森市柳川1-2-3
アクセス:青森駅徒歩約1分
竣工:1986年


↑青森を訪れる際は是非こちらも見ておきたいですね!(Amazonで見る)

いかがでしたでしょうか。
こうしてみる青森市は見どころ満載の建築ばかりが集まる建築パワースポットであることがよく分かりました。
どの建築も見応え抜群なので、気になった建築があればぜひ一度訪れてみてくださいね。


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