名古屋「ランプライトブックスホテル」本の世界を旅するホテルをレポート

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今回は愛知県名古屋市にあるLAMP LIGHT BOOKS HOTEL nagoya(ランプライトブックスホテル名古屋)を訪れてきましたので、その模様をレポートしたいと思います。

【自己紹介】
・建築好きのやま菜と申します。
・今までに約5000件の建築を巡った建築トリッパー
・今日も素敵建築を求めて東奔西走

【この記事で分かること】
・ランプライトブックスホテルを実際に訪れたレポートを写真と文字で解説
・ランプライトブックスホテルの基本情報やアクセス方法、訪れる際のポイント
・ランプライトブックスホテルの建築的な見どころや注目ポイント

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1.名古屋の伏見駅からすぐの場所に建つブックホテルを訪問

今回訪れたLAMP LIGHT BOOKS HOTEL nagoyaは名古屋の中心地、伏見駅から程なく歩いたところに建つ地上13階建て客室数70室のホテルです。

2018年にオープンしたホテルは、「本の世界を旅するホテル」をコンセプトにデザインされていて、本の世界に浸れる宿泊体験ができるホテルとして注目されています。

地下鉄の伏見駅をでて、駅を出て3分ほど歩くとホテルの外観が見えてきます。
約200㎡ほどのコンパクトな敷地に建つホテルは、1階がラウンジ兼ブックカフェとなっていて、上階が全70室の客室となっています。

1階はホテルの受付に加え、壁一面に本が並ぶラウンジ&カフェとなっていて、宿泊者以外もカフェとして利用できるのも注目ポイント。
本好きにはたまらないスポットとなっています。

2.読書に特化したブックホテルを堪能

今回は宿泊利用もしたのでまずは1階のカウンターで受付。
エントランスの本棚にはその時々によって変わる大型本がディスプレイされていて、迫力の本の空間が広がります。

宿泊受付を済ませた後は受付スペース裏やエレベーター横に置かれたアメニティを受け取ってエレベーターをあがります。

客室の廊下は照度を落とした落ち着いたなイメージでデザインされていて落ち着きます。
階の表示や客室の室番号のサインもさりげなく本をモチーフとしたデザインとなっているのが素敵です。

客室はシングルルーム(約13㎡)からモデレートツイン(約18㎡)まで4種類あり、どれもコンパクトな客室となっています。

室内はホテルに必要な機能をコンパクトに納めていて、バスルームもシャワーブースのみとなっています。

グレードはかなり抑えめで、コストを抑えてデザインされていますが、必要なものがコンパクトに納まっていいました。
シンプルな室内ですが、ブラックのフレームにテレビや本がはめ込まれるようにデザインされていておさめられていて室内には統一感がありました。

私が宿泊したモデレートダブルも広さは約16㎡でしたが、清潔で合理的にデザインされた客室で快適に過ごせました。

客室のベッドの脇には部屋ごとにセレクトされた数冊の本が置かれています。

特に左のスケッチトラベルという本は、かつて私自身も購入していたことのある個人的に思い入れのある本でテンションがあがりました。
このスケッチトラベルは、世界を代表する様々なクリエイターが数珠つなぎのようにスケッチブックに絵を描いていった記録の本で、旅するホテルにピッタリの選書でした。

世界のクリエイターのスケッチがおさめられていますが、日本からは松本大洋さんや宮崎駿さんも参加しています。
ちょうどこのホテルに宿泊する前日にジブリパークを訪れていたので、改めて興味深く読めました。

また客室には読書用のチェアが置かれていたり、枕の横には読書灯があちどたりと本好きのための様々なアイテムが揃えられています。
ちなみに本は受付に申請すれば1階の本棚から客室にも持ち込むことができるのも嬉しいポイントです。

3.本の世界を堪能できるカフェラウンジが素敵すぎる

ホテルのもう一つの目玉は1階にあるカフェラウンジです。

ホテル併設ということもあり24時間利用できるラウンジは、夜ふかし読書にもってこいです。
(私が訪れた時は宿泊者以外カフェ利用とフードメニューの提供は7:00〜19:00となっていたので、利用の際には最新情報は要確認)

壁一面に並べられた本は、旅に関わるものからキャンプ、アート、ミステリーなど様々で、選書のセンスが光る本ばかりでした。

座席は奥の本棚に囲まれたスペースの他、入り口付近にはカフェ利用用の簡易席もありました。

奥の本棚スペースは南側と西側が壁一面の本棚となっていて、道路に面した北面と東面は開放的なガラスの開口部となっています。
シックなブラックの内装と木調の家具や仕上げ材のコントラストが効いた店内は、スタイリッシュなデザインながら落ち着いた雰囲気となっていてとても寛げます。

1階には2台のランドリースペースもあるので、洗濯をしながら本棚空間で待時間を過ごすこともできます。

カフェのメニューは、珈琲や紅茶といったドリンクメニューからジュースやビールまで様々なラインナップ。
ホテルは伏見駅からすぐの場所にありますが、そこまで混雑している感じはないのでドリンク片手にゆったりとした時間を過ごせる穴場スポットとなっています。

朝はカフェの看板メニューであるミニバーガーでモーニングを頂きました。

バーガーはハンバーグ&目玉焼き、あんこ&クリームチーズ、コロッケ&たまごサラダなど様々な種類があります。スモールサイズのバーガーなので、色々な味のラインナップを楽しんだり、名古屋の他のお店で食事の予定がある場合にも楽しめるのも嬉しいポイントです。

素敵な建築と本の世界をたっぷりと堪能して、この日の建築巡りも大満足のものとなりました。
とてもオススメのホテルなので、機会があれば皆さんも是非訪れてみてくださいね。

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ランプライトブックスホテル名古屋
設計: アルファワークス+橋本夕紀夫デザインスタジオ
所在地:愛知県名古屋市中区錦1-13-18
アクセス:伏見駅より徒歩約3分
竣工:2017年
公式HP:https://www.lamplightbookshotel.com/nagoya/


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