
ホテルパシフィック東京は、品川駅の目の前の敷地に建てられた地上30階建てのホテルです。現在は品川グースの名称で呼ばれる建物は今年で築50年となりました。
旧宮家の跡地の自然を最大限残しつつ活用するよう綿密に計画された建物は高層部は「く」の字に折れ曲がったほうな外観に、低層部は緑地や斜面の特性を最大限考慮した立体的な構成になっています。
低層部は隣接して設けられた日本庭園や今も残る豊かな自然を存分に取り込むように計画されていて、建築家坂倉準三の遺作にして集大成ともいえる作品となっています。
個人的にも思い出の多い建物なのですが、2021年の3月をもって閉館となってしまいました。

設計:坂倉建築研究所
所在地:東京都港区高輪3-13-3
アクセス:高輪ゲートウェイ駅より徒歩約15分、品川駅より徒歩約3分
竣工:1971年
備考:現存せず



