
三鷹天命反転住宅は、三鷹の閑静な住宅街に建つ全9戸からなる集合住宅です。
建物の設計を手掛けたのはアーティストの荒川修作とマドリン・ギンズ。荒川修作氏は1961年に渡米し、以降ニューヨークを拠点に活動した芸術家で、この建物は夫人であるマドリン・ギンズ氏と共にはじめた「天命反転プロジェクト」の1作目です。
様々な色に塗り分けられた外内観は全部で14色が使われていて、どこから見ても6色以上となるように計算されているのも面白いポイント。
内部には球体の部屋があったり、床が平行でなかったり、家具がない代わりに天井にあるフックに懸けたものが間仕切りや収納になったりしていて、建築を通じて身体感覚を呼び覚ますことで人間の生の可能性を広げることを試みている実験的な建物です。


設計:荒川修作+マドリン・ギンズ+安井建築設計事務所
所在地:東京都三鷹市大沢2-2-8
アクセス:武蔵境駅よりバス+徒歩で約20分
竣工:2005年



