田町駅・芝浦周辺で建築巡り!おススメの名建築15選を紹介

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今日は東京の田町駅東口・芝浦エリアで建築巡りをしてきましたので、そこで出会った建築をレポートしたいと思います。

尚、田町駅の西口の三田エリアでの建築巡りは、以前こちらの記事でも紹介していますので興味がある方は是非併せてご覧下さい。
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【自己紹介】
・建築好きのやま菜と申します。
・今までに約5000件の建築を巡った建築トリッパー
・今日も素敵建築を求めて東奔西走

【この記事で分かること】
・田町駅・芝浦周辺エリアでの建築巡りを写真と文字でレポート
・田町駅・芝浦周辺エリアの著名な建築家がデザインした建築や歴史のある近代建築をまとめ
・田町駅・芝浦周辺エリアの建築の見どころや注目ポイントを解説

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1.msb Tamachi

msb Tamachi

msb Tamachi(ムスブタマチ)は、田町駅の芝浦口(東口)駅前に建つ地上36階地下2階高さ約180mの田町ステーションタワーN、地上31階地下2階高さ約168mの田町ステーションタワーS、地上9階地下2階高さ約50mのブルマン東京田町の3つの建物で構成されるオフィス、商業、ホテル等の複合施設ビルです。
高機能高容積の次世代ビルを実現しつつ、駅と直結するデッキや各所に設けられた広場が建物を結び、ヒト・モノ・コトを吸い上げて成長する巨大な樹木のような建築となっています。

msb Tamachi
msb Tamachi

外装デザイン:Kohn Pedersen Fox Associates(KPF)
設計:三菱地所設計+日建設計
所在地:東京都港区芝浦3-1-21
アクセス:田町駅より徒歩約1分
竣工:2018年(田町ステーションタワーS)、2020年(田町ステーションタワーN)

2.みなとパーク芝浦

みなとパーク芝浦

みなとパーク芝浦は、msb Tamachiの東に建つ行政施設、スポーツ施設、店舗等の複合施設です。
「木と緑を纏う集合体のような建築」をコンセプトにデザインされた建築は、各所で木や緑の心地よさを実感できる仕掛けが施されているのが特徴。
壁一面のルーバーや巨大なアトリウムなど都市スケールの空間の中で、部材を丁寧に分割してヒューマンスケールの空間体験に引き寄せているのもとても好感が持てる建物です。

みなとパーク芝浦
みなとパーク芝浦

設計:NTTファシリティーズ
所在地:東京都港区芝浦1-16-1
アクセス:田町駅より徒歩約3分
竣工:2014年
備考:第17回公共建築賞 公共建築賞・優秀賞

3.愛育病院

愛育病院

愛育病院は、元々南麻布にあった病院を移転し、周産期・小児医療施設として再整備された病院です。
病院に要求される諸機能を合理的に配置しつつ伝統や格式を感じさせる低層部と、病室内外のプライバシーや眺望を確保しつつ柔らかな未来に飛翔するような軽やかさを持つ上層部がマッチするデザインが素敵な建築です。

愛育病院

設計:日建設計
所在地:東京都港区芝浦1-16-10
アクセス:田町駅より徒歩約3分
竣工:2014年
備考:2015年日本サインデザイン協会 SDA賞入選

4.森永芝浦ビル

森永芝浦ビル

森永芝浦ビルは、みなとパーク芝浦の東側に建つ地上7階地下1階建てのオフィスビルです。
カクハンノモリをコンセプトにデザインされた建物は、周辺の風景を映し出す正面の鏡面グリッドフレームをはじめ、様々な仕掛けで多様な要素が混ざり合い共生する姿を体現しています。
ゆらめく風景が投影された建物に近づくと、木の素材感を感じるエントランスがお出迎えしてくれるのも魅力的で、現代の技術を詰め込んだ魅力的な森の一端を垣間見れます。

森永芝浦ビル
森永芝浦ビル

設計:竹中工務店
所在地:東京都港区芝浦1-13-16
アクセス:田町駅より徒歩約5分
竣工:2024年
備考:2024年度グッドデザイン賞

5.港区立伝統文化交流館(旧協働会館)

港区立伝統文化交流館

港区立伝統文化交流館(旧協働会館)は、昭和初期に建てられ、港区指定有形文化財にもなっていた都内に現存する唯一の木造の見番であった旧協働会館を、伝統文化の交流施設に生まれ変わられた建物です。
特徴的な唐破風を持つ正面の外観などを保存しながら、曳家によって新たな機能の増築スペースを生み出したり、部位によって様々な耐震補強を行うなど現代の技術と知恵を結集した保存・改修工事が行われました。

また、内部は古い部材と新しい部材を敢えてわかるように素材を使い分けるデザインとなっていて、お互いの部材をより引き立たせるデザインになっていたのも面白いです。

改修設計:青木茂建築工房
所在地:東京都港区芝浦1-11-15
アクセス:田町駅より徒歩約10分
竣工:1936年(2019年改修)
備考:港区指定有形文化財
2020年度グッドデザイン賞

6.髙松コンストラクショングループ 東京本社ビル

髙松コンストラクショングループ 東京本社ビル

髙松コンストラクショングループ 東京本社ビルは、髙松建設をはじめとする髙松コンストラクショングループの東京本社ビルとして建てられた地上18階地下1階建てのオフィスビルです。
線路と大通りに挟まれた交差点に建つ建物は、地上部分に高さ約8mのピロティを有し水平スラブが軽やかに積み重なるデザインが特徴となっています。
交差点に面した丸みを帯びた流線型の外観は、見る角度によって全く違った印象を受けるのも面白い建物です。

髙松コンストラクショングループ 東京本社ビル
髙松コンストラクショングループ 東京本社ビル

設計:髙松建設・青木あすなろ建設・プランテック設計共同企業体
所在地:東京都港区芝4-8-2
アクセス:田町駅より徒歩約7分
竣工:2023年

7.田町タワー

田町タワー

田町タワーは、第一京浜沿いに建つ地上29階地下2階建てのオフィス、商業、診療所等の複合施設です。
ウインターガーデンと名付けられた半屋外空間によりワーカーのコミュニケーションを創誘発するオフィス環境をつくりつつ、複数の外装がクロスするような特徴的な外観となっているのが特徴です。
足元のオープンスペースも魅力的で、ヒューマンスケールと都市スケールが重なり合った気持ちのいい空間が広がっています。

田町タワー

設計:三菱地所設計
所在地:東京都港区芝5-33-11
アクセス:田町駅より徒歩約3分
竣工:2023年
備考:2024年度グッドデザイン賞

8.カナルフロント芝浦

カナルフロント芝浦

カナルフロント芝浦は、芝浦運河に面して建てられた地上12階建て総戸数96戸の賃貸集合住宅です。
梁を千鳥状に抜く特殊な構造を採用することで、運河方向への広がりやロフトやメゾネット住戸の設置を行い、実際の床面積以上の豊かさや暮らし方を可能としています。
運河という水平に広がる環境要素に対して、垂直方向に広がる住戸の相乗効果がとても面白い建築です。

カナルフロント芝浦
カナルフロント芝浦

設計:坂倉建築研究所
所在地:東京都港区海岸2-2-9
アクセス:田町駅より徒歩約12分
竣工:2018年
備考:2018年度グッドデザイン賞
令和2年度港区景観街づくり賞

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