三峯神社で建築巡り!関東屈指の神社建築をレポート

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今回は約1900年の歴史を持つ埼玉県秩父の三峰神社を巡ってきましたのでその模様をレポートしたいと思います。
関東屈指のパワースポットともいわれる霊山 三峰神社で、いったいどんな建築と出会えたのか、早速紹介していきたいと思います。

【自己紹介】
・建築好きのやま菜と申します。
・今までに約5000件の建築を巡った建築トリッパー
・今日も素敵建築を求めて東奔西走

【この記事で分かること】
・三峯神社を実際に訪れたレポートを写真と文字で解説
・三峯神社の基本情報やアクセス方法、訪れる際のポイント
・三峯神社の建築的な見どころや注目ポイント

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1.関東屈指のパワースポットで建築巡りの旅!

今回やってきた三峯神社は東京から車で4時間半(電車の場合は西武秩父駅から車で約1時間30分)の奥秩父にある神社です。

この三峯神社は標高約1100mの山奥に鎮座していて、その歴史は遡ること約1900年前、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が伊弉諾尊(イザナギノミコト)・伊弉册尊(いざなみのみこと)をお祀りしたことから始まったとされています。まさに神話の世界の名残を感じることのできる神社です。
そんな歴史ある神社では、珍しい名建築が拝めるという情報を聞きつけ遥々奥秩父までやってきました。

駐車場を降りて3分ほど歩くと見えてくるのは三峯神社の玄関口ともいえる三ツ鳥居が見えてきます。
あまり見たことのない1つの明神鳥居の脇に小さな2つの鳥居が取りつくこの形は、全国で20数社しか見られない珍しい鳥居です。
鳥居の前には2体の狛犬、ならぬオオカミが鎮座しています。

そう、この三峯神社ではオオカミが神の使いとされていて、古くから信仰を集めているのです。
このオオカミは境内のいたるところに点在していて、可愛らしいオオカミから筋骨隆々なオオカミまで様々なオオカミ像を見ることが出来るのも三峰神社の楽しみの1つです。

三ツ鳥居からさらに5分ほど歩くと、いい感じに古びた詰所のようなものが見えてきます。
現在も使われているかは不明ですが、かなり古くからある様子。
この小さな建築から右手に進むと絶景の眺めが望める遥拝殿左に曲がると隋身門となります。
まずは左に曲がって隋身門を通って本殿に向かいます。

2.まさに三峰ワールド!深淵な空気の中にある豪華絢爛な建築を巡る

交差点の角を曲がると、早速見えてくる隋身門の堂々としたいで立ちに目を奪われます。
三峯神社は標高1100mを超えた山奥ということもあり、空気は澄み切って、その独特の雰囲気にテンションと共に緊張感も高まります。
隋身門は元々江戸時代初期に建立され、現在の門は1792年再建されたもの。1965年に一度大きな改修をされたのち2004年に塗替えもされているのでかなり輝いて見えます。

ここから本殿まで怒涛の文化財・古建築が乱立しています。
まず見えてくる青銅鳥居は1845年の建立。
この青銅鳥居の両脇には青銅鳥居とほぼ同時代に建てられたという八棟木灯台と水舎が迫ります。

右手に見える八棟木灯台は高さ約6m(2階建ての建物くらいあります)の灯台で、各所が細かい金物と装飾で覆われています。この八棟木灯台の装飾の細かさは三峯神社の中でも一番で、間近で見るとクラクラするほどの精巧さです。

左手に見える水舎は、八棟木灯台とは別の意味で見応え抜群で、色とりどりの装飾と共に掘込まれた彫刻は一見の価値ありです。
こちらは1853年に建てられたものですが、現役の水舎として参拝客に使われています。

3.本堂を参拝!豪華絢爛な建築群を存分に味わう

水舎でお清めを終えたら早速拝殿を見学。
1800年に建てられたという拝殿は隋身門よりさらにパワーアップした極彩色の彫刻が大迫力の社殿です。
拝殿の両脇には樹齢約800年と言われるご神木が樹立していて、神社を左右から挟み込みながら遥か上空まで伸びています。

実は訪れる前に写真で見ていた時には極彩色のカラーにちょっと違和感を覚えていたのですが、実際に大きな自然の中で自然とセットで見た時には、圧倒的な自然と極彩色の建築がどちらが勝つでも負けるでもなく共存しているように感じられるから面白いです。(それでもこの色彩に目がチカチカしますが 笑)

彫刻1つ1つにはそれぞれ意味が込められているそうで、それらを想像するのもこういった建築の面白いところです。

今度はは横から拝殿と本殿を見ます。
横から見てわかりやすい装飾でいうと、軒下の青く水平にひかれた波のような装飾は水を表していて、これによって火災によって社殿が燃えるのを防ぐ意図があったりします。

本殿1661年(寛文元年)の建立で、一間社春日造の建物。
埼玉県指定文化財建造物にも指定されていて、説明してくれた神社の方の話では関係者でもほぼ中を見たことのある人はいないものだとのことです。
説明してくれた神主さんも見たことがないというから驚きです。

4.境内の古建築を巡る

境内には本堂の他にも様々な社が建てられていています。
例えば本殿の2つ隣にある國常立神社も拝殿に負けず劣らずの豪華な装飾を纏っています。
こちらはクニノトコタチノミコトという日本神話の中でも最初期にでてくる神様を祀っている神社でもあります。

その他にも三峯神社と縁の深かった御霊を祭る祖霊社や、全国各地の神社が分社のように祀られている摂末社、三峯神社の中では質素な木の色合いが逆に目立つ神楽殿などさまざまな建築を見ることができます。

こちらの斎館はもともと社務所として使われていた建物で1923年の竣工。入り口の屋根が見事です。

裏手にまわったところにある小教院は1739年に建てられた建物の再建で1991年の竣工。
ちなみにこちらのすぐ隣にある興雲閣では宿泊ができる他日帰り温泉もあります。
境内は結構な広さがあるので、奥宮まで回る場合はこちらで一泊して周りきるのもアリですね。

5.最後に最パワースポット御仮屋と絶景スポット遥拝殿をウォッチ

三峯神社を訪れたら是非とも訪れたい最パワースポットが小教院の裏をさらに5分~10分ほど進んだところにある御仮屋(おかりや)神社です。
神話の中で日本武尊の道案内をしたとされるオオカミであるオオグチノマガミを祀った神社は、神社のさらに奥の高台ということもあってか不思議な空気が漂っています。
まさにここがパワースポットであることを実感できる三峯必須スポットです。

最後にもう1つのマストスポット遥拝殿に向かいます。
ちなみに遥拝殿は隋身門を出てまっぐのところにある階段を登った先にある建物です。

遥拝殿からは三峯神社の奥宮のある妙法ケ岳を望むことが出来て、まさに三峯神社巡りの最後を飾るのにふさわしい絶景でした。

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いかがでしたでしょうか。
建築と自然が互いにコントラストをつけながら共存する三峯神社は、都心では味わえない建築体験ができるまさに建築パワースポットでした。
皆さんも機会があれば是非訪れてみて、その空間を体験してみて下さいね。

三峰神社
所在地:埼玉県秩父市三峰298-1
アクセス:西武秩父駅から車で約1時間30分
竣工:1661年(本殿)、1792年(隋身門)、1800年(拝殿)、1845年(青銅鳥居)、1853年(水舎)、1857年(八棟木灯台)、1923年(斎館)、1976年(三峰山博物館)、1991年再建(小教院)
備考:埼玉県指定有形文化財(本殿)
公式HP:https://www.mitsuminejinja.or.jp/


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